『希望の家』

何を信じて、何が信じられないか——
akakilike新作ダンス公演を松本・東京の２都市で上演！

akakilikeとしては5年ぶりとなる劇場での新作ダンス公演を、松本での滞在制作を経て上演します。
倉田翠の作品は、徹底的にフィクションでありながら、常に現実の自分自身と社会の間にある問題とつながっています。
本作のテーマは「信仰」。人には信じる対象がさまざまにあります。人、動物、自然、宗教——人は何を拠り所として生きていくのか。そして、信仰をテーマにする上で倉田が今回注目したのは「結婚」。結婚式という構造を取り入れつつ、様々な背景を持つパフォーマーたちとダンスを立ち上げます。

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生まれ育った家に、新しい家がどんどん上書きされる。子供だった人がお母さんになったりおばあちゃんになったり別にならなかったりして、最後たった一人になった時に、私はあなたの中に存在しているのか。　

健やかなる時も 病める時も
富める時も 貧しい時も
これを愛し 敬い 慰め合い 共に助け合いその命ある限り真心を尽くすことを誓いますか？

信仰する、または愛することについて。

倉田 翠