館長・高萩宏

館長・高萩宏

 世田谷パブリックシアターは、1997年4月に三軒茶屋のキャロットタワーの中の世田谷文化生活情報センター内に開場しました。約600席の角度可変型の客席とプロセニアム・アーチを持つ世田谷パブリックシアター、空間を自由に変えられる約225席のブラックボックス型のシアタートラムを中心とした創造型の芸術施設です。生活工房のワークショップルーム・セミナールーム・ギャラリー、せたがや国際交流センター(クロッシングせたがや)など、世田谷文化生活情報センター内の各施設との有機的な関係を保ちつつ、文化・芸術・国際交流に貢献してまいりました。
 新型コロナウイルス感染症も5月よりは2類から5類へと対応が変わります。感染症への対策は続けますが、その中で演劇・舞踊の活動が社会に与える様々な良い可能性を、公共劇場として追及して参りたいと思っております。
 世田谷パブリックシアターの活動に、今後ともみなさまのご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 
 世田谷パブリックシアター(世田谷文化生活情報センター)館長 高萩宏

世田谷パブリックシアター(世田谷文化生活情報センター)館長

高萩 宏(たかはぎ ひろし)

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。
コロンビア大学大学院アーツ・アドミニストレーション学科中退。
劇団夢の遊眠社創立メンバー。
1989年の退団後は、英国でのジャパン・フェスティバル1991はじめ、東京演劇フェア、東京国際芸術祭などの運営に携わる。
パナソニック・グローブ座支配人、世田谷パブリックシアター制作部長、2008年4月より東京芸術劇場副館長を経て、世田谷パブリックシアター館長に就任。
2000年より2002年まで東京大学大学院文化資源学 客員教授、2008年より日本大学芸術学部演劇学科 非常勤講師、2021年より公益社団法人 全国公立文化施設協会 常務理事。
著書「僕と演劇と夢の遊眠社」日本経済新聞出版社2009年。
共著「企業メセナの理論と実践」水曜社2010年。共著「劇場空間への誘い」鹿島出版社2010年。

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