シンポジウム 教育×演劇×地域

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『未来を担う子どもたちを育てる~豊岡と世田谷の教育の新しい試み』

『未来を担う子どもたちを育てる~豊岡と世田谷の教育の新しい試み』
日程 2024年5月25日(土)15:00〜17:30
お申込み
登壇者 嶋公治(豊岡市教育長)
平田オリザ(劇作家・芸術文化観光専門職大学学長)
宇都宮聡(世田谷区立教育総合センター長)
白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)
<司会>高尾隆(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
会場 世田谷文化生活情報センター セミナールームA・B(キャロットタワー5階)
対象 どなたでも
定員 80名程度
※先着順に受付
参加費 1,500円
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸
03-5432-1526
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概要

全国の学校教育の現場で演劇的手法を活用したワークショップ等が行われるようになって20年以上が経ちました。その先陣をきってきた劇作家・演出家の平田オリザ氏は、「コミュニケーション教育」を切り口に、学校教育に演劇を取り入れる意義を訴え、全国の小中学校で演劇ワークショップを実践されてきました。現在は豊岡市に移住され、新設された芸術文化観光専門職大学の学長として、芸術を通じた新しい共同体を紡ぎ出す取り組みにご尽力されています。こうした中、豊岡市教育委員会は、2017年度から市内すべての小中学校で演劇的手法を取り入れた授業等によるコミュニケーション教育を始めています。

一方、世田谷パブリックシアター(世田谷区)も、2001年度という早い段階から区内小中学校での演劇ワークショップをスタートしました。2007年度には世田谷区は内閣府より「世田谷『日本語』教育特区」認定を受け、区立全小中学校で「教科日本語」を開始。その中で世田谷パブリックシアターの実践をモデルにした「表現」の単元が、小学1、2、5、6年生そして中学2年生において導入されています。

このたび、学校教育における演劇ワークショップの実践においてリーディング都市といえる豊岡市と世田谷区の事例を元に、学校教育における演劇ワークショップの意義について改めて振り返るシンポジウムを開催します。それぞれの都市の教育長、教育委員会関係者ならびに演劇人を招き、二つの地域における実践から、子どもたちが演劇によってどのような力を獲得していくのか、演劇教育を行うことが教育活動全般にどのような影響をあたえるのか、21世紀の新たな教育の可能性についてを考えます。また、そうした子どもたちがどのように地域社会を担っていく人材となっていくか、地域の観点からも考えていきます。

教育の在り方に関心のある方、教育の未来に興味のある方、是非ふるってご参加ください。

プログラム詳細

日程 2024年5月25日(土)15:00〜17:30
内容 シンポジウム 教育×演劇×地域『未来を担う子どもたちを育てる~豊岡と世田谷の教育の新しい試み』
登壇者 嶋公治(豊岡市教育長)
平田オリザ(劇作家・芸術文化観光専門職大学学長)
宇都宮聡(世田谷区立教育総合センター長)
白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)
<司会>高尾隆(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
会場 世田谷文化生活情報センター セミナールームA・B(キャロットタワー5階)
対象 どなたでも
定員 80名程度
※先着順に受付
参加費 1,500円

プロフィール

嶋公治

嶋公治

1956年、兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒。1998年~99年、兵庫教育大学大学院に在籍し、東井義雄教育について研究する。2007年度より豊岡市教育研修センター所長、2010年度より豊岡小学校校長、2017年5月より現職。教育長就任以来、小中一貫教育体制の確立と併せて市内共通カリキュラム「演劇的手法を用いたコミュニケーション教育」「ふるさと教育」「英語教育」を全市展開する。また、小学校低学年を対象とした非認知能力向上のための演劇ワークショップに取り組んで3年目となる。

平田オリザ

平田オリザ

劇作家・演出家。芸術文化観光専門職大学学長。青年団主宰。江原河畔劇場 芸術総監督。豊岡市文化政策担当参与。1962年東京生まれ。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2019年より兵庫県豊岡市在住。国語教科書にも採用された対話劇ワークショップの授業を但馬地域を中心とした全国各地で行っている。

宇都宮聡

宇都宮聡

世田谷区立教育総合センター長、都内小学校教諭を経て府中市、八王子市、昭島市の教育委員会で教育行政に携わった。その後、小学校の校長を10年経験し、最後は世田谷区立松沢小学校を務めた。教育総合センターでは、「世田谷のまちを学びの場に」をテーマに非認知能力の育成を中心に、乳幼児期からのキャリア・未来デザイン教育を推進している。

白井晃

白井晃

演出家、世田谷パブリックシアター芸術監督。京都府生まれ。 早稲田大学卒業後、1983~2002年、遊⦿機械/全自動シアター主宰。演出家として独立後は、ストレートプレイから音楽劇、ミュージカル、オペラまで幅広く手掛ける。第9・10回読売演劇大賞優秀演出家賞、2005年演出『偶然の音楽』にて湯浅芳子賞 (脚本部門)、2012年演出のまつもと市民オペラ『魔笛』にて佐川吉男音楽賞、2018年演出『バリーターク』(KAAT神奈川芸術劇場との共同制作)にて小田島雄志・翻訳戯曲賞などの受賞歴がある。

参加方法

受付開始と締切

先着順。定員に達し次第、受付終了します。


お申込み方法

下の2つのお願い事項を必ずご確認いただき、(1)〜(7)を明記の上、Webフォームよりお申込みください。

(1) 氏名(ふりがな) (2)メールアドレス (3)住所 (4)電話番号 (5)職業 (6)参加の動機 (7)ひとこと

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フォーム

2024年5月25日(土)15:00〜17:30

申込みフォーム

お願い事項

お申込みいただいた時点で、以下の項目にご同意くださったものといたします。必ずご確認ください。

【お願い事項①】
・体調が悪い場合は無理をせずにおやすみください。
・37.5度以上の熱がある場合はご参加いただけません。
・マスク着脱はご自身の判断でおこなってください。

【お願い事項②】
◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。
◆レクチャー中に取材が入る場合や広報物・出版物・講演・展示等で使用する写真や動画の撮影をする場合があります。
◆レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
◆レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償いたします。
◆他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。
※感染拡大予防に関する対策は変更する場合があります。
主催

公益財団法人せたがや文化財団

企画制作

世田谷パブリックシアター

後援

世田谷区

お問合わせ

世田谷パブリックシアター学芸

TEL. 03-5432-1526

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