Footnote NZ Dance x 山崎広太 協働ダンスプロジェクト『薄い紙、自律のシナプス、遊牧民、トーキョー(する)』関連企画
「フットノート・ニュージーランド・ダンス コンテンポラリーダンス・ワークショップ」の情報を公開しました

若い才能の発掘と育成のために2008年より始まった「シアタートラム・ネクストジェネレーション」。 公募により選出された団体・個人に世田谷パブリックシアターによるバックアップのもとシアタートラムでの上演機会を提供します。 2022年度からは「演劇」と「フィジカル」にジャンルを分け、隔年で募集しています。 この度、vol.17-フィジカル-のアーティストが決定いたしましたのでお知らせいたします。

シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.17-フィジカル- MWMWモウィモウィ

写真は過去公演より ©Kazuyuki Matsumoto

      世田谷パブリックシアター芸術監督・白井晃:選出コメント 25年度に上演を行う「シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.17-フィジカルー」に、高橋萌登さんが主宰するMWMWを選出した。 MWMWは、これからの身体表現の道筋を探しているように思える。ダンスの系譜の中で、クラシック、コンテンポラリー、ヒップホップの先にあるオルタナティブな表現を、自分たちの身体の中から掘り起こそうとしている。探り出そうとしているのは、身体の可能性ではなく、表現を求める心の可能性と言っても良いのかもしれない。だからこそ、実体がそこにあるのに、私たちが見ているのは、あたかも魂の動きのように思えてくるのだ。魂の揺れは劇場という閉じた空間の中に限定することなく、さまざまな場所を彷徨する。その浮遊感に私たちの心は導かれ、いつしか共に漂う感触を覚える。 振付、空間構成のみならず、音楽、映像まで手がける高橋萌登さんが、シアタートラムという空間の中で、MWMWの表現をどのように浮かび上がらせるか楽しみでならない。   MWMWモウィモウィプロフィール

振付家・ダンサーの高橋萌登が、2017年に立ち上げたダンスカンパニー。読み方はモウィモウィ。高橋がこれまでに培ってきた表現やテクニックを凝縮したオルタナティブダンスをモットーにしており、登場人物のキャラクター性や関係性を重視して、現実と架空の世界を融合させ、新しい世界観を創り出している。また、映像作品の制作にも力を入れており、ライブパフォーマンスとは異なる表現手法を研究し、より多様な表現を生み出している。2024年、カンパニー初の海外ツアーをアメリカ2都市(NY/Chatham)で行った。   高橋萌登(たかはし もと) 振付家・ダンサー・ビデオグラファー。長野県出身。 幼少よりクラシックバレエを学び、2011年から東京ELECTROCK STAIRSのメンバーとして国内外の公演に出演。2013年より創作活動を本格化し、ソロ作品でRencontres Choregraphiques Internationales de Seine-Saint-Denis、Festival Fabbrica Europaなど海外フェスティバルに多数招聘。 2017年、ダンスカンパニーMWMWを設立。振付のみならず映像・音楽・ビジュアルデザインまで手掛け、独自の世界観を演出している。 またオーガナイザーとして、オムニバス企画『MWMWは死なない』を過去2回開催し、若手の育成やコミュニティの拡大にも力を注いでいる。 2021年、横浜ダンスコレクション2021 [コンペティションI] で審査員賞と城崎国際アートセンター賞をW受賞。ダンスグループMWnoズで、かながわ短編演劇アワード2022グランプリ受賞。   上演は2025年12月を予定しております。 公演詳細は劇場HPにて発表します。ご期待ください。 MWMW公式ページはこちら『饗宴/SYMPOSION』に出演を予定しておりましたモーリー・ロバートソンさんは一身上の都合により降板いたします。ご出演を楽しみにされていた皆様には、深くお詫び申し上げます。 なお、本変更に伴う払い戻し等の対応はございません。何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。   『饗宴/SYMPOSION』HPはこちら
このページの先頭へ