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地域の物語2025ワークショップ「私たちは、他者とどう生きるのか?~だれでも編~」
「地域の物語」は、世田谷パブリックシアターが開館して以来継続しているプロジェクトです。演劇のプロでない参加者たちが、さまざまな物事や人と向き合い、従来の形にとらわれない演劇をつくり、シアタートラムでより多くの人々と対話する場を開いてきました。
今年のテーマは、「私たちは、他者とどう生きるのか?」。
劇場という広場で、集まった人々と考え、話すところからはじめてみませんか?
日程 |
2025年03月23日(日)13:00~17:00
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進行役 | 金谷奈緒(演出家/青山ねりもの協会)/すずきこーた(演劇デザインギルド) |
場所 | シアタートラム |
対象 | 「他者とどう生きるのか?」について多世代で考えたい方 ※性自認・国籍・年齢・障害の有無、演劇の経験は問いません。 |
定員 | 30名程度 |
参加費 | 1,000円 |
お問合せ |
世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 (年末年始を除く) |
ダウンロード |
概要
今年の「地域の物語」は、「私たちは、他者とどう生きるのか?」をテーマに、20代・30代の方を対象とした長期のワークショップ「20代・30代編」と、多世代を対象とした1日限りのワークショップ「だれでも編」を行います。
「20代・30代編」では、人生のさまざまな決断を迫られる20代・30代を対象に、この年代ならではの不安やモヤモヤを話して、劇にします。
「だれでも編」では、「20代・30代編」の劇を出発点に、多世代のその場に集まった人々で、世代間の共通点も違いも受け止めあう場を目指します。
「他者とどう生きるのか」と聞いて、どんな他者を思い浮かべますか?
家族、友達、恋人、職場の人、近所の人、すれ違っただれか……。
私たちは、日常で出会う身近な他者と、今までどうやって関わって、生きてきたのでしょうか。
そして、これからどうやって、一緒に生きていけばいいのでしょうか。
そんなことを、みんなで話すところからはじめたいと思います。
はっきりと答えの出ることばかりではないし、モヤモヤすることの中身はそれぞれ、違うかもしれません。
けれど、モヤモヤを分かち合ったその先に何か答えがあるとすれば、それは、世代を超えた人同士がお互いの考えを伝え、受け止め合った先なのかもしれません。
人と人とが出会い、互いの違いを認め合い、語り合う場として、劇場を開きたいと思います。
演劇経験がなくても、劇場に来たことがなくても、大歓迎です。
ぜひご参加ください。
プログラム詳細
日程 | 2025年03月23日(日)13:00~17:00 |
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内容 | 地域の物語2025ワークショップ「私たちは、他者とどう生きるのか?~だれでも編~」 |
進行役 | 金谷奈緒(演出家/青山ねりもの協会)/すずきこーた(演劇デザインギルド) |
場所 | シアタートラム |
対象 | 「他者とどう生きるのか?」について多世代で考えたい方 ※性自認・国籍・年齢・障害の有無、演劇の経験は問いません。 |
定員 | 30名程度 |
参加費 | 1,000円 |
持ち物 | 室内履き ※土足厳禁・ケガ防止のためご持参ください。 飲み物 ※蓋付きの容器に入っている物をご持参ください。 |
参加方法
受付開始と締切
締切:2025年3月9日(日)12:00必着
※申込締切日以降に抽選となります。
結果は応募者全員に郵送でご連絡いたします。
※定員に達しない場合は締め切り後も受け付けます。
お申込み方法
お願い事項①②を確認の上、ご了承いただけた方は以下をご記入の上、郵送、またはファックス(03-5432-1559)、または申込みフォームよりお申込みください。
(1)氏名(ふりがな)
(2)住所
(3)電話番号
(4)メールアドレス
(5)職業
(6)年齢
(7)「他者とどう生きるのか?」について、いま思っていること・多世代で話してみたいことを教えてください。(200字程度)
(8)ひとこと
※会場への経路に、階段があります。階段利用が難しい場合は、事前にひとこと欄にてお知らせください。
Web |
2025年03月23日(日)13:00~17:00
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郵送 or FAX |
郵送、FAXでお申込みの場合、(1) 〜(8)をご明記の上、下記へお送りください。 《郵送先》154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階 世田谷パブリックシアター「地域の物語2025」係 《FAX》 03-5432-1559 「世田谷パブリックシアター地域の物語2025ワークショップ 『私たちは、他者とどう生きるのか?~だれでも編~』」係 |
お願い事項 |
お申込みいただいた時点で、以下の項目にご同意くださったものといたします。必ずご確認ください。 【お願い事項①】 ・体調が悪い場合は無理をせずにおやすみください。 ・37.5度以上の熱がある場合はご参加できません。 ・マスク着脱はご自身の判断でおこなってください。 【お願い事項②】 ◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。 ◆WS・レクチャー中に取材が入る場合や広報物・出版物・講演・展示等で使用する写真や動画の撮影をする場合があります。 ◆WS中のご見学はご遠慮いただいております。 ◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。 ◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償いたします。 ◆他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。 ※感染拡大予防に関する対策は変更する場合があります。 |
進行役プロフィール・コメント
金谷奈緒(演出家/青山ねりもの協会)
埼玉県出身。高校在学中に青山ねりもの協会を結成し、主に企画・劇作・演出を担当。
色々な人と演劇で遊んだり、演劇をやりながら国語の先生をやったりしています。
「20代・30代編」では、参加者のみなさんそれぞれが、それぞれの思いをかかえてきてくれました。同じ世代と一括りにしてみても、人はこんなにも違うのかと、改めて感じることがたくさんあります。でも、それはあたりまえで、だからこそ、こんなにも違う「他者」と出会うこと自体が、ものすごく勇気がいることだし、奇跡的なことなんだと感じています。
「だれでも編」でも、きっと、わかりあえないことがたくさんあると思います。でも、それがあたりまえです。だからこそ、一緒の場所に集まって、一緒に話したり、考えたり、身体を動かしたりするのは、やっぱり、ものすごく素敵なことなんだと思います。
多くの世代が共に生きる、こんなバラバラな世界を生きていくための、ちょっとした希望みたいなものが、それぞれの中に、ぞれぞれのかたちで生まれてくるといいなと思っています。演劇をやったことがなくても大丈夫です。ご都合よろしければ、ぜひいらしてくださいね。
すずきこーた
(俳優・ワークショップファシリテーター(進行役)・世田谷パブリックシアター契約進行役/目白大学非常勤講師、日本演劇教育連盟理事、演劇デザインギルド)
1998年、世田谷パブリックシアターで行われた「地域の物語ワークショップ」の進行アシスタントとして参加。翌年より進行役として活動を始める。 世田谷パブリックシアターでは「地域の物語ワークショップ」の他、「A Day in the Theatre」(1999年~)、「子どものためのワークショップ」(1999年~)、「先生のためのワークショップ」等多くのワークショップの進行を担当。 08年より世田谷パブリックシアターとワークショップ・ファシリテーターとして、通年での契約を結び、「かなりゴキゲンなワークショップ巡回団(世田谷区の小中学校における出張ワークショップ)」の進行役を担当。2014年より、穂の国とよはし芸術劇場PLATにて、ファシリテーター養成講座の講師を務める。養成講座と平行して、豊橋市内の小学校でのワークショップ(アウトリーチ活動)の進行役も務め、市内の小学校での評価は高い。
2010年から私立海城学園(中学2年生)でのワークショップ(現在も継続中)は、演劇を授業で活かす活動として高く評価されている。
昭和から令和へタイムスリップするドラマがありました。違う時代に飛び込むと見えることがあるようです。
私はよく小学校に行くのですが、演劇づくりの時、自分のやりたいことを主張しあうばかりでケンカになることが少なくありません。そんな時ふと「大人も同じだなぁ」と思ったりします。
「だれでも編」では、自分の価値観を話すことだけでなく、自分が「正しい」と思うことを主張するだけではなく、違う世代の人たちが、お互いを尊重しながら、他者とどうやって生きて行くのかを、身体を動かしながら考えられたら、と思っています。以前20代・30代だった人が今は違うように、現役で20代・30代の人も、これから変わります。これから20代・30代になる人もいます。自分以外の世代・時代のことは実感しにくいものです。でも多くの世代が共に生きて行くことはかわりません。過去のこと、現在のこと、未来のこと。演劇しながら考えてみませんか?
主催 | 公益財団法人せたがや文化財団 |
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企画制作 | 世田谷パブリックシアター |
後援 | 世田谷区 |
お問合わせ
世田谷パブリックシアター学芸
TEL. 03-5432-1526
(年末年始を除く)