概要

c Chris Parkes Stopgap Dance - Enormous Room-4_yoko600

©Chris Parkes

イギリス発!障害の有無を超えた身体表現と詩的でユーモラスなステージ
リビングルームを舞台に亡き妻の記憶と現実がめくるめく交差する 
カンパニー最新作『エノーマスルーム』本邦初演!

「“人と違うこと―それは私たちの存在理由であり、私たちの生き方そのものだから”」を旗印に、障害の有無にかかわらず、それぞれのダンサーが自身の可能性、個性を生かしたユニークで芸術性の高いステージを魅せてきたストップギャップ。
パフォーミングアーツの新たな可能性を感じさせ国内外で高い評価を得てきた彼らが、この度ついに日本初の公演として、カンパニー最新作『エノーマスルーム』を世田谷パブリックシアターで上演いたします。

『エノーマスルーム』=「果てしのない部屋」。
リビングルームを舞台に、大切な人の死への悲しみと喪失感が生み出す空想と現実が交差し観客を迷宮へと誘います。心揺さぶるダンスはもちろんのこと、演劇的なシーンやどこか温かみのある印象的な美術、幻想的な曲調からロックまで様々な音楽が舞台を彩る本作。パフォーミングアーツの無限の可能性を、ぜひ劇場で体験してください。

<シノプシス>
妻ジャッキーの突然の訃報に悲しみに暮れるデイヴ。娘のサムもまた、亡くなった母との日々を回想します。いつしか二人の思い出は幻となり、ついにそれぞれが思い描くジャッキー(たち)が目の前に同時に現れます。そこに、妄想と現実、二つの世界を結ぶ案内人チョックが登場、物語は思わぬ方向へと動きだします・・・


<海外メディアレビュー>

悲しみと忘却がみごとなまでに出会い溶け合う   ―Bachtrack(英)

安らぎと挑発がラストに向かってもたらす驚くべき衝撃 ―Exeunt(英)

ダンスを新しいジャンルへと導く舞台 ―Disability Arts Online(英)


<ストップギャップ ダンスカンパニー芸術監督 ルーシー・ベネット コメント>

最新作『エノーマスルーム』を2019年3月に日本で上演できることを、ストップギャップ ダンスカンパニーメンバー一同心待ちにしています。本公演を通じて、パフォーマーが互いの多様性を受け入れることによってオリジナリティー溢れる唯一無二の作品が生み出されている、ということを観客のみなさんにご紹介できましたら、それはこの上ない喜びです。

ストップギャップ ダンスカンパニー 芸術監督ルーシー・ベネット

スタッフ/キャスト

【アーティスティックディレクション】ルーシー・ベネット

【出演】デーヴィッド・トゥール ハンナ・サンプソン ナデン・ポアン ほか

当日券情報

1.電話予約
当日朝10:00~開演の2時間前まで世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話03-5432-1515 )にて承ります。

2.窓口販売
開演の60分前より、世田谷パブリックシアター入口の当日券受付にて販売します。

※前売券は残席がある限り、前日までご予約を承ります。
・世田谷パブリックシアターチケットセンター
公演日前日19:00まで、店頭&電話03-5432-1515にて受付
・世田谷パブリックシアターオンラインチケット
公演日前日23:30まで受付

詳細は各公演日当日の10:00以降に、世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)までお問い合わせください。

カンパニープロフィール

イングランドを拠点に、障害のある/なしを越え、参加するアーティストが一丸となって新しい舞台の創造に取り組むダンスカンパニー。芸術監督のルーシー・ベネットを中心とする多彩なクリエイティブスタッフとダンサーによって生まれる新しい発見の数々。人々の勇気やもろさ、さまざまな人間模様が巻き起こす詩的でエモーショナルな作品はイギリス全土で旋風を巻き起こしてきました。未来のアーティストたちの育成やアウトリーチ事業など、誰もがダンスを楽しめる環境づくりや人々の既成概念を取り除くことに努めてきた彼らのパイオニア精神は、社会教育の現場でも高く評価されています。

エクゼクティブプロデューサー柴田翔平さんインタビュー

sIMG_3531ストップギャップ ダンスカンパニーのエグゼクティブプロデューサーである柴田翔平さんのインタビューを公開しています。日本ではまだ聞きなれない「インクルーシヴダンス」や、障害を持つダンサーを取り巻く環境、そして『エノーマスルーム』の創作についてお話を伺いました。下記リンクよりぜひご覧ください。

柴田翔平さんインタビュー

関連企画 インクルーシヴダンス ワークショップ開催

ストップギャップ ダンスカンパニーは新たな舞台作品の可能性を追求するほか“誰もがダンスを楽しめる環境づくり”をミッションの一つとして掲げ、国内外で市民に向けたダンスワークショップを開催しています。その取り組みは中学校の教科書への掲載や、新聞などメディアで大きく取り上げられるなど社会的にも注目を集め教育現場からも高い評価を得ています。
公演の関連企画として”障害のあるダンサーとともに創作すること”に興味がある方向けのワークショップを行います。ぜひこの機会にご参加ください。

◆「ストップギャップダンスカンパニー インクルーシヴダンス ワークショップ」
日時:2019/3/11(月)14:00~20:00  会場:あうるすぽっと
対象:インクルーシヴダンスの作品を創ることに興味がある方、ダンサー、ダンス経験者
※インクルーシヴ(=わけ隔てのない)ダンス:障害の有無や年齢・性別・舞踊経験などに関わらず、身体の動きを通して交流する表現活動
詳細はこちら(あうるすぽっとのHPへ移動します)
主催:あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)/豊島区

このほかにもワークショップを開催予定。詳細は決定次第お知らせいたします。

メディア情報

▼インタビュー・公演紹介など
2/20(水) ぴあニュース 柴田翔平さんインタビュー
2/4(月) Numero TOKYO 公演紹介

ツアー情報

★神奈川公演 
会場:神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ) プラザホール 
日程:2019/3/3(日)
★北九州公演 
会場:北九州芸術劇場 小劇場
日程:2019/3/16(土)

動画

舞台写真

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公演日程表

◎=ポストトークあり

観劇サポート


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