作者のマリウス・フォン・マイエンブルクは、ドイツ演劇界のホープとして最も期待される若手劇作家です。『醜男』は３年前に発表され、ヨーロッパで大ヒットし、再演を重ねています。
そしてこの戯曲に直球勝負で挑むのは、近年精力的に活動を続ける演出家・河原雅彦です。河原は古典から音楽劇まで幅広いジャンルの舞台作品を、柔軟で刺激的な発想で軽やかに描きます。初顔合わせとなる、マイエンブルク×河原雅彦が舞台でどのような火花を散らすか、非常に楽しみです。

主人公レッテを演じるのは、多彩な舞台作品でシリアスからコメディまで自在に演じ、世田谷パブリックシアター初主演となる山内圭哉。その妻をはじめ老婦人、外科医助手の３役を演じ分けるのが、今年明治座で初座長を務めた内山理名。内山はこれまで多かった、けなげに耐えるキャラクターから一転、クールな妻とセクシーな婦人に挑戦します。また、レッテの部下とマザコン息子を演じるのは、ＴＶ・映画をはじめ活躍めざましい若手実力派の斎藤工。本格的な舞台経験は浅いものの、持ち前のみずみずしい感性の伸びやかな演技に注目です。
最後に、演劇界に欠かせないバイプレーヤーとして活躍を続ける入江雅人が上司と外科医を演じます。

出演者４人が、役と場面をさまざまに変化させながら「アイデンティティーとは？」を現代的感性で描くブラックコメディ『醜男(ぶおとこ)』。
ぜひ劇場でお楽しみください。

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★開幕に向けて出演者のメッセージが届きました。★
●山内圭哉
　迷ってるくらいなら観に来れば良いと思う
●内山理名
　観劇して頂く度に感じる事の違うお芝居だと思います。
　本当は何度も足を運んで頂きたいですね・・・。
　毎日楽しんで頂ける様、頑張ります。
●斎藤　工
　「醜男」は言葉で表現出来ぬ面白さに溢れてます。
　LIVEで体感せねば損しますよ。マジで。
　アナタの新たなトビラが開かれます。　多分。
●入江雅人
　「楽にやる」が自分の意気込みです。
　いつもの芝居と違って、つい力が入ってしまうみたいです。
　楽にやるんで、楽しんで下さい。
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※7/6（火）19時の回終演後開催のポストトーク出演者が決定！
出演：河原雅彦／山内圭哉／内山理名／斎藤 工／入江雅人

[作]　マリウス・フォン・マイエンブルク
[翻訳]　内藤洋子
[演出]　河原雅彦

[出演]　山内圭哉／内山理名／斎藤 工／入江雅人

世田谷パブリックシアターチケットセンター　03-5432-1515