舞台表現における、テクノロジーと身体の関係性は新たなステージを迎える！
舞台、音楽、映像、メディアデザインの最先端で活躍する１０人のアーティストが集結し生み出した、インタラクティブな舞台空間。その中に立つ２人のパフォーマー、白井剛（AbsT）と川口隆夫（ダムタイプ）。彼らの動きが瞬時に音や映像そしてLED照明と同期することで、あたかも舞台全体がひとつの生命体のように機能する。
2007年の初演から海外ツアーを経て、初の東京公演！

「true」ホームページ


●藤本隆行（ディレクション・照明）のロングインタビュー掲載中！
国際交流基金 舞台芸術ウェブサイト Performing Arts Network Japan


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★『true/本当のこと』関連企画ワークショップレポート★

7月19日、trueクリエーションメンバーの真鍋大度、石橋素による「親子で体験！デジタル×カラダ de ワークショップ」を、世田谷パブリックシアターで行いました。午前・午後の2回で、親子計10組が参加して下さいました。

ワークショップでは、作品『true/本当のこと』で実際にダンサーが装着している「筋電センサー」や、LEDの小さなライトを使って、いろいろな実験に挑戦。筋肉が動く時に発する微弱な電気を、腕に付けた「筋電センサー」で検知し、無線でコンピューターに送信、コンピューターを介して信号が音、光（LEDライト）、振動に変換される様子を体験しました。
未知なるデジタルワールドに、お子さんも、お父さんお母さんも興味津々でした。

真鍋大度のHPでも写真を掲載中

左：腕に「筋電センサー」を付けて、グッとちからを入れると、机の上の振動子（グレー・筒状のもの）がブルブルと動き出す。筋肉が発する電気信号を、コンピューターを介して、振動に換える実験。 中：子供たち２人が「筋電センサー」を腕に付け、力を入れると真鍋の顔がぴくぴくと動きだす。真鍋の顔の左と右で、２人別々の信号を受けているので、なんだかヘンな顔に・・。 右：最後に、口の中のLEDライトを光らせて、記念写真を撮りました。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

trueのシステムデザイン／プログラミング／サウンドを担当した、真鍋大度の実験映像「electricstimulus to face-test」は、YouTube上で既に130万ビュー超を達成。
ここに現れている彼の実験精神は、trueの中でも重要なファクターである。

真鍋大度が2004年に川口隆夫と制作した「Tablemind」の制作における実験映像。
筋電センサーの値を用いて、微細な動きから音を生成。ゲームと同じ要領で様々なコマンドを用意し、音のパターンを変化させる等、彼独自のアプローチで実験を行った。
「true/本当のこと」でも２人のダンサーが筋電センサーを装着。送られる信号を瞬時に解析し、音、映像、LED照明をリアルタイムで変化させている。