概要

 

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生と死
宗教と政治
気高さと恥辱、そして秘められた想い。
その美貌と誇りは救いか?破滅か?
二人の女王、メアリとエリザベス。

 

16世紀末。
イングランド北部にたたずむフォザリンゲイ城に幽閉されている、
スコットランド女王メアリ・スチュアート(長谷川京子)。
ロンドン・テムズ河畔のウエストミンスター宮殿の玉座を支配する、
イングランド女王エリザベス一世(シルビア・グラブ)。
二人の女王を巡って交錯する人々の思惑と共に、最終章へ向けて、運命の歯車が回りはじめる。

 

最近ではメアリとエリザベスの二人の女王だけが登場する『メアリ・スチュアート』が上演の機会も多く有名ですが、本作の『メアリ・スチュアート』は登場人物が20数名に及ぶ群像劇です。(上演台本は20世紀のイギリスの詩人スティーブン・スペンダー)

演出の森新太郎と世田谷パブリックシアターとのタッグはこれが5作目となります。その最新作は森が得意とする歴史劇のジャンル。史実を元にしたイギリスのお話ではありますが、権力を手にする者の孤独、また権力者の間を奔走しながら自分の生きる道を見出そうとする人々の生きざまが、繊細な心理描写によって鮮やかに描きだされ、現代に生きる私たちにもリアルな説得力をもって迫ってくる、まるで同時代に呼吸しているかのようなパワーに満ち溢れた作品です。
2020年初頭を飾るに相応しい、華やかにして哀感に満ちたステージの誕生にぜひご期待ください。

 

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ストーリー

16世紀末、政変により国を追われ、遠縁(父の従妹)にあたるイングランド女王エリザベスのもとに身を寄せたスコットランド女王メアリだったが、エリザベスはイングランドの正当な 王位継承権を持つ メアリの存在を恐れ、彼女を 19 年の長きにわたり幽閉し続けていた。その間、二人の女王は決して顔を合わせることはなかった。そして時は今、エリザベスの暗殺計画にかかわったのではないかという嫌疑がメアリにかけられ、裁判の結果、彼女には死刑判決が下されたのである。
スコットランド女王メアリと、イングランド女王エリザベス一世の対立を縦軸に、二人の間を奔走する、 メアリに恋心を抱く 青年 モーティマーや 、二人の女王から寵愛を受ける 策略家のレスターをはじめとした数多の男たちの駆け引きを横軸に、 刻一刻と迫る処刑の前で裁判を不当なものとして己の正 当性を訴えるメアリと、 その処刑を決行するか否かと心乱れるエリザベスの苦悩が描かれていく。
その姿を一目見、その声を一度聴けば、誰もが心を許したくなるといわれる女王メアリ。メアリを救いたいと願う男たちは、メアリをエリザベスに一目逢わせれば、エリザベスの頑なな思いも氷解するのではないかとその機会をさぐる。 果たして二人の女王は初めての対面を果たすことができるのだろうか?

 


森新太郎 コメント

史実によれば、 エリザベスはメアリの死刑執行命令に署名したことを、生涯、 後悔し続けたそうです。何がかかる悲劇を招いたのか――。 シラーは彼女たちの心の内における“理性”と“感情” の葛藤を微細に活写するとともに、世論の脅威や宗教間の確執、 国家間の覇権争いが二人の運命を押し流していく様を巨視的なスケールで描き切りました。このスリリングで無情な人間ドラマを、 現代にも通じる政治劇として蘇らせたいと思います。

スタッフ/キャスト

【作】フリードリヒ・シラー
【上演台本】スティーブン・スペンダー
【翻訳】安西徹雄
【演出】森新太郎

【美術】堀尾幸男  
【照明】佐藤 啓
【音響】藤田赤目
【衣裳】西原梨恵
【ヘアメイク】鎌田直樹
【演出助手】平井由紀
【舞台監督】瀬﨑将孝

【出演】
長谷川京子 シルビア・グラブ 三浦涼介 吉田栄作/
山本 亨 青山達三 青山伊津美 黒田大輔 星 智也
池下重大 冨永 竜 玲央バルトナー 鈴木崇乃 金松彩夏/
鷲尾真知子 山崎 一 藤木 孝

 

 

 

 

『メアリ・スチュアート』出演者全員(白)_3列目_600

 

 

 配役表

 

 

初日コメント

『メアリ・スチュアート』 開幕!

演出 森新太郎、出演者の長谷川京子、シルビア・グラブ、三浦涼介、吉田栄作より、本公演初日(1/27)を終えた心境について、コメントが届きました。

 

◆森新太郎 (演出)
劇場主催ということもあり、演出家としてはものすごく恵まれた環境の中、最後の最後まで丁寧に舞台稽古に取り組めました。役者はもちろん劇場を含めスタッフ全員が私の粘りに根気強く付き合ってくれて、実は今日、幕が開く2時間前にやっとラストシーンがつくれたんです。今回の舞台セットは伽藍洞なむき出しの劇場、役者の熱量がほんの少しでも落ちたりすると、もう一瞬にして観るものがなくなってしまうとまで言えるような、綱渡りの芝居。あれだけの緊張感を持続させながらつとめあげる座組の皆に拍手を送りたいと、本当にそう思います。

初日の客席からは笑いが起こり、ほっとしましたね。ああ、お客さんがこの話を理解して楽しんでくれているなっていうのが分かって。物音ひとつ立てずに耳を傾けてくださる瞬間もちゃんとお客さんから頂くことができましたし、非常にいい状態で客席と舞台が一体となった初日だったと思います。世田谷パブリックシアターの、この空間でしかできない表現をやっている上に、この長大で骨太な戯曲はこれだけのクオリティのある俳優陣がそろわないと上演不可能なんです。自分の演出作品のなかでも、ここまでそぎ落としてお客さんの想像力に委ねるような芝居もなかなかないので、ぜひ観てもらいたいなと心底思っています。

 

◆長谷川京子 (スコットランド女王メアリ・スチュアート)
1ヶ月半稽古してきたものの結果が今日だと思っていたけれど、「今日からだな」「ここからだな」と改めて思いました。そして本当に、舞台はお客さんが入って完成するものなんだなって、今日すごく実感しました。客席の場所によってはお客さんととても距離が近いところまで踏み込んでいくので、自分の息づかいとかちょっとした目の動きとかまでも大事にしなきゃいけない。今回は熱量がすごく大事な舞台なので、その熱量を味わって欲しいなと思います。ステージに特に何か装飾があるわけでもないスタイリッシュなこの世界観の中で、ライブで人間が体でぶつかり合う、エネルギーのぶつかり合いみたいなものを見てもらいたいです。

 

◆シルビア・グラブ (イングランド女王エリザベス一世)
まさか今日のこの日が来るとは思っていなかったですね(笑)辿り着けるとは思わなかった(笑)

本番では思っていなかったところで客席から笑いがおきたり意外な反応があって、いろんな発見がありました。これからお客さんと一緒にもっとこの作品を育てていきたいと思います。

古典劇で、200年前に書かれていて、「メアリ・スチュアート」という題材的にもちょっと難しいのかなって思っている人達は多いかもしれないけど、誰でも楽しめる作品だと思います。今日のお客さんのリアクションもわりと笑いが多かったので、気難しい気持ちじゃなく、フランクな気持ちで観に来てくれたらすごく嬉しい。もっといろんな人に観て欲しいです。

 

◆三浦涼介 (サー・エドワード・モーティマー)
稽古中はたくさんのことを吸収し、なかなか発散できないでいましたが、舞台稽古とゲネプロを重ねていくうちに心から楽しいと思い、早くお客様の前で思い切り表現できたらと楽しみにしていました。無事に初日を迎え、お客様の反応を感じながらステージに立てたことで、今は胸がいっぱいです。僕が演じるモーティマーは、ピュアである以上にすごい熱を秘めている人間で、恐ろしささえ感じる…。それを押し殺してでも、真っすぐな思いで大切なものを守り抜こうとします。そんなはかなさや切なさを抱えた彼が愛おしく感じます。お客様に楽しんでいただくのはもちろん、明日から生きていくパワーを受け取っていただけるように精一杯愛を持って演じますので、ぜひ劇場にお越しください。

 

◆吉田栄作 (レスター伯ロバート・ダドリー)
初日が開けるのはどの舞台でも感慨深いですが、まだ18分の1が終わっただけで、むしろこの後の一回一回のステージが大事だと思います。今日もらえた反応が、明日以降もあるとは限らないので、しっかりと熱量を落とさずに、千秋楽まで駆け抜けたい所存です。最後にはメアリの処刑が待っている悲しいお話ではありますが、思わず笑ってしまうシーンがあったり、決して難しい作品ではありません。森さんの演出によって、当初の僕のイメージとはかけ離れたとても人間らしいレスター像ができあがっているんですが、それは芝居と演出のセッションの賜物なので、最後まで深めていけたら、と思います。

 

当日券情報

1.電話予約
当日朝10:00~開演の2時間前まで世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話03-5432-1515 )にて承ります。

2.窓口販売
開演の60分前より、世田谷パブリックシアター劇場入口の当日券受付 にて販売します。電話予約をされた方が優先となります。

 

※前売券は残席がある限り、前日までご予約を承ります。
【世田谷パブリックシアターチケットセンター】
公演日前日19:00まで、店頭&電話03-5432-1515にて受付
【世田谷パブリックシアターオンラインチケット】
公演日前日23:30まで受付

詳細は、世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)までお問い合わせください。

補助席追加発売のご案内

このたび、一部日程での補助席の発売が決定いたしました。ぜひこの機会をご利用くださいませ。

■発売日:1/10(金) 10:00より受付を開始いたします。
■料金:
補助席 7,500円
高校生以下・U24 3,750円
■お取扱い公演日:
2/1(土)13:00、2/2(日)13:00、2/6(木)14:00、2/8(土)13:00、2/9(日)13:00、2/11(火・祝)14:00、2/12(水)14:00、2/15(土)13:00、2/16(日)13:00

※劇場友の会会員割引・アーツカード会員割引はございません。
※⾼校⽣以下は世⽥⾕パブリックシアターチケットセンター電話予約&店頭のみ取扱い、購⼊時要証明書提⽰。
※補助席は、背もたれあり、肘掛なし、座⾯クッションは薄いものになります。
※補助席発売後に、追加席や当日券で指定席が販売される可能性があります。

■チケット取扱い:
<世田谷パブリックシアター オンラインチケット>
https://setagaya-pt.jp/
<世田谷パブリックシアターチケットセンター>
03-5432-1515(10:00~19:00)

<チケットぴあ>
0570-02-9999(Pコード497-659)
http://pia.jp/t/

<イープラス>
http://eplus.jp/

制作発表/コメント

2019年12月10日、『メアリ・スチュアート』の制作発表を行いました。
演出を務める森新太郎、出演の長谷川京子、シルビア・グラブ、三浦涼介、吉田栄作、鷲尾真知子、山崎 一、藤木孝によるコメントとお写真をニュースページにてご紹介しています。ぜひご覧ください。

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撮影:田中亜紀

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メディア情報

▼レビュー・劇評
2/6(木) 朝日新聞 夕刊 劇評
2/6(木) 毎日新聞 夕刊 劇評
1/26(日) アイデアニュース 公開ゲネプロ開幕レビュー
1/26(日) SANSPO.COM 公開ゲネプロ開幕レビュー
1/25(土) 東京中日スポーツ 公開ゲネプロ開幕レビュー
1/25(土) 日刊スポーツ 公開ゲネプロ開幕レビュー
1/25(土) デイリースポーツ 公開ゲネプロ開幕レビュー
1/25(土) スポーツ報知 公開ゲネプロ開幕レビュー

▼インタビュー
2/5(水) STEPPIN’ OUT! APRIL 2020 VOLUME 12 吉田栄作 インタビュー
1/30(木) act guide 2020 Season 5 森新太郎×長谷川京子×シルビア・グラブ インタビュー
1/30(木) act guide 2020 Season 5 吉田栄作×三浦涼介×山崎一×藤木孝 インタビュー
1/27(月) BEST STAGE 3月号 三浦涼介インタビュー
1/25(土) JIJI.COM 吉田栄作インタビュー
1/24(金) アイデアニュース 三浦涼介 インタビュー(下)
1/23(木) アイデアニュース 三浦涼介 インタビュー(上)
1/20(月) 男の隠れ家デジタル 吉田栄作 インタビュー
1/20(月) 家庭画報.com 三浦涼介 インタビュー
1/19(日) YAHOO! JAPANニュース 吉田栄作 インタビュー
1/18(土) SANSPO.COM 吉田栄作 インタビュー
1/14(火) 読売新聞夕刊 長谷川京子 インタビュー
1/7(火) ステージナタリー 森新太郎×長谷川京子×シルビア・グラブ 鼎談インタビュー
1/7(火) 大人のおしゃれ手帖2月号 森新太郎 インタビュー
1/6(月) 毎日新聞夕刊 森新太郎 インタビュー
1/6(月) 毎日キレイ 長谷川京子 インタビュー
12/26(木) AbemaTV 長谷川京子 インタビュー
11/15(金) omoshii mag vol.17 長谷川京子、シルビア・グラブ、三浦涼介 インタビュー
11/12(火) SPICE 吉田栄作、三浦涼介 インタビュー
11/11(月) SPICE 長谷川京子 インタビュー
11/7(木) awesome! Vol.32 三浦涼介 インタビュー
11/2(土) エンタメOVO 長谷川京子 インタビュー
11/1(金) ぴあニュース 長谷川京子、吉田栄作 インタビュー
10/26(土) STAGE SQUARE vol.41 三浦涼介 インタビュー

観劇サポート

<託児サービス>

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

■料金:2,200円(1名につき)
■対象:生後6ヶ月以上9歳未満
■申込:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
■委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

 

<車椅子スペース>

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

■料金:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
■申込:03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。

動画

舞台写真

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公演日程表

◎=終演後ポストトークあり
2/5(水) 登壇予定:森新太郎(演出) 山崎一 星智也 野村萬斎(芸術監督)
2/6(木) 登壇予定:森新太郎(演出) 長谷川京子 シルビア・グラブ 三浦涼介 吉田栄作
※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。

■=視覚障害者のための舞台説明会(劇場まで要申込み・無料、本公演のチケットをお持ちの方対象)詳細はこちら

聞こえにくい方のための音声サポート(要事前申込・無料)
音声が聞き取りにくい方に、当日劇場ロビーにてイヤホンをお貸出しいたします。ご観劇日の3日前までにお申込みください。
お問合せ・お申込み:(電話)03-5432-1526、(FAX)03-5432-1559、support@setagaya-pt.jp