リーディング劇『アフターヒロシマ』 発表会＋トーク

戦後70年の2015年8月、広島で、子どもたちによる被爆者へのインタビューをもとにして創られた演劇作品『ヒロシマの孫たち』が上演されました。その後、『ヒロシマの孫たち』はロンドンのコミュニティシアターで映像上演され、映像を観た地域の人々を参加者に、ロンドンから広島への返歌ともいえるオーラル・ヒストリー演劇作品『アフターヒロシマ』がつくられました。

 『アフターヒロシマ』は、原爆投下後にイギリスで活発化した核兵器禁止運動、平和運動に携わった人々へのインタビューを出発点にした、原爆と平和・戦争を取り巻く人々の暮らしや思いを、市井の人々の目線から捉え直した作品です。

今回、その台本を「台本をめぐるワークショップ『アフターヒロシマ』を読む」の中で、共に考え、読みときながら「こえ」にする体験を重ね、最終日には、ワークショップ参加者たちがリーディング劇のスタイルで発表する場を設けます。広島の体験をロンドンの人々がどのように受け止めたのか、平和や戦争、原爆にまつわるさまざまな思いを、集ったみなさんと巡らせていく機会にしたいと思っています。

台本に興味のある方、いろいろな人々の意見を聞いてみたい方、どなたでも大歓迎です。気軽にふらっとご参加ください。

「台本をめぐるワークショップ『アフターヒロシマ』を読む」の詳細はこちらから