『演劇ワークショップと学校教育〜20年を振り返る、そしてこれから〜』~SPTラボラトリーレクチャー

 

SPTラボラトリーは演劇と劇場の可能性について思考/実験する場です。今年度のSPTラボラトリーは、過年度に引き続き研究テーマを「演劇ワークショップを探る」こととして、「演劇WSラボ」を開講しています。「演劇WSラボ」では、演劇WSの実践者、あるいはこれから実践していきたいと思っている方たちが研究員となり、それぞれの現場、自分を取り巻く地域に向き合いながら、新たな価値やアイデアを生み出すためのプログラムを展開しています。その中で行う「レクチャー」「ゼミ」等のいくつかを、どなたでも参加いただけるよう公開しています。 

お申込み
➀2022年10月13日(木)18:30~21:00
『インプロ教育の始まりから理工系、医学系のコミュニケーション教育への広がり』
受付終了
②2022年10月27日(木)18:30~21:00
『「なってみる学び」を実現する授業づくり・学校づくり・教師教育』
受付終了
③2022年11月24日(木)18:30~21:00
『教育委員会から不登校児童生徒、特別支援学級を支援する』
受付終了
④2022年12月16日(金)18:30~21:00
『従来型の学校教育を超えて遊びと学びがつながる学校づくりへ』
受付終了
⑤2023年1月17日(火)18:30~21:00
『「ワークショップ」出版から、大学で学び合う場を創るまで』
受付終了
お申込み 『演劇ワークショップと学校教育〜20年を振り返る、そしてこれから〜』~SPTラボラトリーレクチャー
日程 ➀2022年10月13日(木)18:30~21:00
『インプロ教育の始まりから理工系、医学系のコミュニケーション教育への広がり』
講師:高尾隆×聞き手:渡辺貴裕

②2022年10月27日(木)18:30~21:00
『「なってみる学び」を実現する授業づくり・学校づくり・教師教育』
講師:渡辺貴裕×聞き手:高尾隆

③2022年11月24日(木)18:30~21:00
『教育委員会から不登校児童生徒、特別支援学級を支援する』
講師:土屋由紀子×聞き手:高尾隆

④2022年12月16日(金)18:30~21:00
『従来型の学校教育を超えて遊びと学びがつながる学校づくりへ』
講師:岩瀬直樹×聞き手:高尾隆

⑤2023年1月17日(火)18:30~21:00
『「ワークショップ」出版から、大学で学び合う場を創るまで』
講師:中野民夫×聞き手:高尾隆
内容 演劇ワークショップが学校教育の中で活用されるようになり、約20年が経とうとしています。世田谷パブリックシアターのように、文化施設が拠点となってファシリテーター(アーティスト)を派遣したり、劇団や個人の活動として学校に赴いたりと、学校への入口は様々ですが、先生と一緒に演劇を活用した授業作りの実践を積み重ねてきました。
 今回のレクチャーは、「演劇」「ワークショップ」「教育」という3つのキーワードを貫く実践、研究をされてきた高尾隆さんがコーディネーターとなり、学校の中で、あるいは学校と関わりながら、挑戦的な実践を重ね、模索してこられたゲスト講師の方々にこの20年を振り返ってもらいます。そして、高尾さんや参加者との対話の中で、演劇やワークショップが未来の学校教育に対して何ができるのかを考えます。
講師 高尾隆(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
1974年島根県松江市生まれ。東京大学文学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門はインプロ(即興演劇)、吹奏楽教育。学校、劇場、企業、地域などでインプロ・ワークショップをおこない、主宰するインプログループ「即興実験学校」では舞台にも立つ。著書に『インプロ教育―即興演劇は創造性を育てるか?』『インプロする組織―予定調和を超え、日常をゆさぶる』(共著)など。


渡辺貴裕(東京学芸大学教職大学院准教授)
専門は教育方法学、教師教育学。兵庫県出身。「学びの空間研究会」を主宰し、小中高の先生方と共に、身体と空間、想像力を活かした授業について実践的に追究してきている。日本演劇教育連盟より演劇教育賞、全国大学国語教育学会より優秀論文賞、日本教育方法学会より研究奨励賞を受賞。著書として『なってみる学び』(共著、時事通信出版局)、『授業づくりの考え方』(単著、くろしお出版)など。


土屋由紀子(広島県教育委員会 義務教育指導課 個別最適な学び推進担当 主査)
横浜市で臨時採用教員として横浜市立市ケ尾中学校,中川西中学校で「教室に戻ること」を目標としない,校内フリースクールの運営にあたる。令和2年4月より,広島県が推進している個別最適な学びの実現に向け,SSR(スペシャルサポートルーム),オンラインを活用した教育支援センター,SCHOOL‟S”の開設準備,特別支援学級支援に携わっている。


岩瀬直樹(軽井沢風越学園校長・軽井沢風越幼稚園園長)
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。埼玉県の公立小学校教諭として、学習者中心の授業・学級・学校づくりに取り組む。2015年に退職後、東京学芸大学大学院教育学研究科 教育実践創成講座 准教授として就任。学級経営、カリキュラムデザイン等の授業を通じて、教員養成、現職教員の再教育に取り組んだ。2016年、一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団の設立に参画し、副理事長就任。2019年学校法人軽井沢風越学園設立、理事就任。3児の父。


中野民夫(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
90年前後に博報堂を休職してカリフォルニアで組織開発を学ぶ。以後、ワークショップ企画プロデューサーとして、人と人・自然・自分自身・社会をつなぎ直すワークショップや、参加型の場作りの技法であるファシリテーションの講座を多数実践。2012年から同志社大学教授、2015年秋から現職。主著に『学び合う場のつくり方』『ワークショップ』『ファシリテーション革命』『みんなの楽しい修行』など。
場所 ①②③⑤世田谷文化生活情報センターセミナールームAB(キャロットタワー5階)
④世田谷パブリックシアター稽古場
受講料 各回1,000円
※受講当日にお支払いいただきます。
持ち物 マスク(室内履き※④の会場のみ土足厳禁です。必要な方はお持ちください)
定員 30名程度
※先着順。定員に達し次第、受付終了。
対象 どなたでも
申込み方法 下の2つのお願い事項をご確認の上、ご了承いただけた方は以下をご記入の上、世田谷パブリックシアターHPの申込みフォームよりお申込みください。

(1) 氏名(ふりがな) (2)メールアドレス (3)住所 (4)電話番号 (5)年齢 (6)職業 (7)参加の動機 (8)これまで実施/携わってきた学校向け事業、もしくは今後企画しているもの(9)ひとこと

[FAX]03-5432-1559
[お問い合わせ]世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526

《申込みフォーム利用時のご注意》
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世田谷パブリックシアター(@setagaya-pt.jp)からのメールが受信できるよう、設定の変更をお願いします。

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お願い事項① ・体調が悪い場合は無理をせずにおやすみください。
・来館時に37.5度以上の熱がある場合はご参加できません。
・会場に入る前に、手洗い、うがい、手指の消毒をお願いします。
・新型コロナの状況に応じ、急に開催をキャンセルする場合があります。
お願い事項② ◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。
◆WS・レクチャー中に取材が入る場合や広報物・出版物・講演・展示等で使用する写真や動画の撮影をする場合があります。
◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償いたします。
◆他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03‐5432‐1526
備考 [主催]公益財団法人せたがや文化財団
[企画]世田谷パブリックシアター
[後援]世田谷区