地域の物語2020『家族をめぐるささやかな冒険』の演劇発表会
地域の物語2020『家族をめぐるささやかな冒険』の演劇発表会は3月22日(日)にシアタートラムにて開催いたします。詳細はこちら
地域の物語ワークショップ2020 家族をめぐるささやかな冒険
「『変化する家族』について考える男子」部
「地域の物語」は人々が、さまざまなモノやコト、ヒトと向き合い、物語を掘り起こしながら従来の形にとらわれない演劇をつくりあげるワークショップです。3ヵ月の成果は、最後にシアタートラムで地域の人々の前で発表します。
今回のテーマは、2019年に引き続き「家族」。
両部活とも、集まった全員で色々試しながら、個別の関心は小グループで深め、またそれを全員で共有してと繰り返し、全員で演劇をつくりあげていきます。
「地域の物語」では、演劇は集団で考えたことを、観に来て下さった方に伝えることと捉えています。伝えることを皆で考えていきたいという方であれば、誰でも歓迎です。演劇をやったことがない方も障害等のある方も安心してお申込み下さい。
地域の物語ワークショップ2020 家族をめぐるささやかな冒険
◆「『家族の距離』について考えるごちゃまぜ」部はこちら
お申込み | |
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「『変化する家族』について考える男子」部 2020年1月25日(土)~3月22日(日)全13回+発表会 |
受付終了 |
「男子」部日程 | 「『変化する家族』について考える男子」部 2020年1月25日(土)~3月22日(日) 全13回+発表会 2020年 ① 1月25日(土) 13時~18時 ワークショップ ② 1月26日(日) 13時~18時 ワークショップ+交流会 ③ 2月2日(日) 13時~18時 ワークショップ ④ 2月8日(土) 13時~18時 ワークショップ ⑤ 2月15日(土) 13時~18時 ワークショップ ⑥ 2月22日(土) 13時~18時 ワークショップ ⑦ 3月1日(日) 13時~18時 ワークショップ ⑧ 3月7日(土) 13時~18時 ワークショップ ⑨ 3月8日(土) 13時~18時 ワークショップ ⑩ 3月14日(土) 10時~18時 ワークショップ ⑪ 3月15日(土) 10時~18時 ワークショップ ⑫ 3月20日(金) 10時~22時(予定) テクニカルリハーサル ⑬ 3月21日(土) 10時~22時(予定) 舞台上でリハーサル ★3月22日(日) (未定) 発表会 |
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「男子」部内容 | 家族について話せていますか? 家庭について話せていますか? 「男子」部では、性自認が男性の人々で集まって「変化する家族」について考えてみたいと思います。家族、社会とのしがらみの中で男でいることのめんどくささや重たさを感じること、ありませんか? 男性は情けない姿はさらせないとか、しんどいと言えない状態に縛られがちです。寅さんではありませんが、昔は顔で笑って心で泣いてなんていうのが男の美学だったのでしょう。しかし、時代は流れ、社会構造も男性の役割も変わってきているのに、男性が自分自身に持っているイメージは昔のままで、「男性」や「家族」から降りることも、違う形を提案することもままなりません。家族における今の役割から離れたいと思っても、無責任だという何となくの圧力を感じてしまう。そんなことを考える自分はダメだと考えてしまう。 男性が考えるもやもやは一体何なのでしょうか。男が一家の稼ぎ頭だという価値観? 自分が尊重されていないという空気? 結婚をしろ? 家を守れ? 墓の面倒? 責任はそのままで負担が増える家事や子育て? 家族のありようは、常に変化しています。しかし、人の価値観はなかなか変わりません。でも、血縁や制度、慣習などから離れ、「家族」を広いものとして捉え、何のための家族なのか、そもそも家族に理由はあるのか、自分の人生をふりかえりながら、いろんなことを「男性」たちで考えたら、これまで思いつかなったような、今までの価値観からは全く違う「変化する家族」像が出てくるかもしれません。 社会的な役割としての「男性」性を背負わされていると感じる方、「男性」のありように疑問などない方、ずっと一人で生きていくという方、若い方からお年寄りの方まで、縁もゆかりも無い人達がひとつの所に集まって話してみたいと思います。ぜひご参加ください。 |
「男子」部対象 | 性自認が男性の方、国籍、障害の有無、年齢、演劇の経験等問いません。 |
「男子」部進行 | 柏木陽(演劇家/演劇百貨店)、関根信一(演出家・劇作家・俳優/フライングステージ)、山本雅幸(俳優/青年団) |
進行役プロフィール | ◆柏木陽 (演劇家/演劇百貨店) 当事者性ということを考えています。演劇は自分のことじゃないことを自分のことのように話すことがあるからです。自分のことを他人にとやかく言われたくないということと、自分の置かれている現状を分かって欲しいということの前でどうして良いか分からずにいます。家族というテーマにはなんとなく尻込みしています。家族については自分は当事者であるにも関わらず。 ◆関根信一 (演出家・劇作家・俳優/フライングステージ) 演出家、劇作家、俳優でゲイです。児童演劇の演出をしていて子どもと出会う機会が多いです。一緒に観劇しているのはお母さんが多くて、ここにいないお父さんのことを想像します。僕自身は一人暮らしで親族とのつきあいも薄いのですが、家族とのつきあいがなつかしくなったりしています。いつもは苦手な、家族について考えること、前向きにやってみようと思います。 ◆山本雅幸 (俳優/青年団) 俳優です。場所や物、人の話などから演劇を作ったりもしています。今年、子どもが小学校に入学して、生活が変わってきました。学校や地域と関わるようになり町に知り合いが増え、子どもの友達が遊びに来て。その変化は面白くもありますが、「男性」としてのふるまいを期待されていたり、「男性」ゆえの居所のなさを感じることもあって、とまどいと試行錯誤の日々です。 |
場所 | 世田谷パブリックシアター稽古場 |
参加費 | 6000円(一括払い等が難しい方は、申込み時にご相談下さい) |
定員 | 12名程度 |
締切り | 2020年1月5日(日)必着 |
申込み方法 | 以下をご記入の上、郵送、ファックス、または劇場ホームページよりお申込み下さい。 (1)希望のいずれかの部活、(2)氏名(ふりがな)、(3)住所、(4)電話番号、(5)職業、(6)年齢、(7)参加の動機と簡単な自己紹介(障害等についてもお知らせください)、(8)このワークショップを知ったきっかけ、(9)その他メッセージ 《郵送先》 154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階 世田谷パブリックシアター学芸「地域の物語2020」係 《申込みフォーム利用時のご注意》 迷惑メール対策などで「アドレス指定受信」・「ドメイン指定受信」・「メールフィルター」など、インターネットメールの拒否設定を行っていると受信できないことがあります。世田谷パブリックシアター (@setagaya-pt.jp)からのメールが受信できるよう、設定の変更をお願いします。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 電話:03-5432-1526/FAX:03-5432-1559 |
申込時のお願い事項 | 申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。 ◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。 ◆WS・レクチャー中に取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的にスタッフが写真・動画の撮影をする場合があります。 ◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。 ◆お申込み時の必要事項は正確にご記入ください。 ◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。 ◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。 |
備考 | [主催] 公益財団法人せたがや文化財団 [企画・制作] 世田谷パブリックシアター [後援] 世田谷区 [協賛] 東レ株式会社 [助成] 国際交流基金アジアセンターアジア・文化創造協働助成 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 |
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