台本をめぐるワークショップ『Family,Familiar 家族、かぞく』発表会+トーク

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2015年11月、世田谷区では「同性パートナーシップ宣誓」の受付が始まりました。これは、個人の尊厳を尊重する地域社会を築くために、同性カップルのパートナーシップの宣誓を、世田谷区が公的に受領するというものです。こうした取り組みは、渋谷区でも2015年に施行された「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」のもと行われています。

劇団フライングステージは、「ゲイの劇団」であることをカミングアウトしている日本で数少ない劇団のひとつですが、この2つの自治体の同性婚をめぐる事例を題材に、2015年10月にパートナーシップ証明を手に入れるまでの『Friend,Friends 友達、友達』を、2016年11月にその後を描いた『family, Familiar 家族、かぞく』を上演しました。

これらの作品では、パートナーを亡くしたゲイ男性、その友人のゲイカップルと家族、友人たち、それぞれが子どもを持つレズビアンカップル、その子どもたち、一人で生きることを選んだゲイなど、幅広い年齢層の多彩な人物が、現代日本の家族のあり方をさぐっていきます。

今回、ワークショップに参加された人々が、色々な意見を出しながら立ち上げる『Family,Familiar 家族、かぞく』の台本を、最終日にリーディング劇のスタイルで発表する場を設けます。発表会にいらして下さった方たちと家族のかたち、多様な性のあり方など、さまざまな思いや考えを、共に巡らせていく機会にしたいと思っています。

どなたでも大歓迎です。気軽にふらっとご参加ください。

 

トークのゲストに、心と体の性の異なるトランスジェンダーとして、同性パートナーシップの制度化に取り組んできた世田谷区議会議員の上川あやさんが決定しました。(2017/7/24)

 

「台本をめぐるワークショップ『Family,Familiar 家族、かぞく』を読む」の詳細はこちらから。

お申込み
2017年8月13日(日)15:00~17:00 受付終了
日程 2017年8月13日(日)15:00~17:00
出演 「台本をめぐるワークショップ『Family,Familiar 家族、かぞく』を読む」参加者の皆さん
場所 世田谷パブリックシアター稽古場
進行役 関根信一(せきねしんいち) 劇団フライングステージ代表/俳優・劇作家・演出家

現代日本のゲイの姿をリアルに描く演劇作品を作り続けている。
近作に、同性婚の問題を扱った『Friend, Friends 友達、友達』『Family, Familiar 家族、かぞく』、夏目漱石の原作を現代の視点からとらえ直した『
新・こころ』。最近の演出作にドラマリーディング『空の村号』『
ブンナよ、木からおりてこい』など。

トークゲスト:上川あや(かみかわあや)世田谷区議会議員
対象 お子様からお年寄りまでどなたでも
参加費 無料
定員 30名程度
締切り 先着順。定員に達し次第受付終了します。
申込み方法 (1)氏名(ふりがな)(2)住所 (3)電話番号 (4)ひとこと を書いて申込みフォームよりお申込みいただくか、劇場受付(03-5432-1526)までお電話ください。
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
申込み時のお願い事項 お申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。
◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護方針により管理いたします。
◆WS・レクチャー中に取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的に写真・動画の撮影をする場合があります。
◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
◆お申込み時の必要事項は正確にご記入ください。
◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。
◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。
備考 [主催] 公益財団法人せたがや文化財団
[企画制作] 世田谷パブリックシアター
[後援] 世田谷区
[協賛] 東レ株式会社