概要

「終わりのない」メインビジュアル_450

 

始まりもなければ、終わりもない。時間と空間。無限の世界。
命は繰り返され、つねに旅の途中にある。
歴史はいつ始まり、物語はいつ終わるのか。
旅、世界、物語。終わりのない。

 

小泉八雲の怪奇文学作品集「怪談」の短編5編を、“語り物”の手法を取り入れて構成した『奇ッ怪〜小泉八雲から聞いた話』(2009年)。能や狂言の手法を取り入れ、現実と夢幻が交錯する世界を現出させた『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪 其ノ弐』(11年)。岩手県遠野地方に伝わる逸話・伝承を記した柳田国男の説話がモチーフとなった『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』(16年)──。劇作家・演出家 前川知大(イキウメ)×世田谷パブリックシアターのタッグによって生み出されてきた作品群に、今秋、新たな1ページが加わる。その待望の最新作は、『終わりのない』。
古代ギリシャの叙事詩 『オデュッセイア』を原典としたSF作品だ。

 


神話的世界とSF的世界。
神話の時代、世界は未知で溢れていた。
自然の猛威も、人生の不条理も、神々の言葉だった。
科学の網の目からこぼれ落ちた未知の存在、神や魔物はいまも可能性として輝いている。
『終わりのない』は、古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を原典にした新作SF。
最古の文学のひとつである『オデュッセイア』は、歴史と神話が地続きに描かれ、人間と神々が同居している。史実とされるトロイア戦争の英雄オデュッセウスは、妻の待つ故郷への長い旅路にある。神々の嫉妬や助け、魔物との戦いを乗り越え、帰還する。英語にするとオデッセイ(ODYSSEY)、作品名でありながら 「長い旅」を意味する。

本作 『終わりのない』では、「わたしたちは何故ここにいるのだろう?」 「いつの間にこんなところまで来てしまったのだろう?」と、個人の旅を人類の旅と重ね、望郷の念をもって描いていく。
古代と未来の往還、日常と宇宙を繋げる旅。
そこで人はなにと出会うのか。


 

あらすじ

18歳の悠理は旅の途中で目的地を見失い、立ち止まっていた。
自分はなぜここにいるのだろう。
悠理は自分の人生を振り返ってみる。

短いけれど、沢山の楽しいことや辛いことがあった。
恋愛もした。
死にかけたこともあった。
尊敬できる両親に、いつも気にかけてくれる友達もいる。
かつて僕は世界と一体で、完全だった。
でも今は違う。

ある日、悠里は両親と友達に、湖畔のキャンプに連れ出される。
立ち止まったままの悠理には、時間だけが通り過ぎていくように思える。
過去に思いを馳せていると、いつの間にか悠理の意識はキャンプ場を離れ、見知らぬところで目を覚ます。
そこははるか未来の宇宙船の中。その船は人類の新たな故郷を目指して旅を続ける、巨大な入植船だった。
32世紀のユーリとして目覚めた悠理は、自分が誰で、どこにいるのかも分からない。
宇宙船から逃げ出した悠理の意識は、宇宙空間を漂い、地球によく似た見知らぬ惑星で目を覚ます。
自分そっくりの肉体の中で。
奇妙な旅を経て、悠理の意識は再びキャンプ場に戻ってくるが、その世界は自分の知っている世界とは少し違っていた。

自分はなぜここにいるのだろう。
帰りたい。

悠理は自分の世界で、目的地を探そうとする。


 配役

[ユーリ/川端悠理] 高校3年生…山田裕貴
[リヒト/氏家理人] 惑星調査班の一員/士郎の担当編集者…安井順平
[ダン] アンドロイド(AI、巨大コンピューターの人型端末)…浜田信也
[ゼン/能海 然] 惑星調査班の一員/杏の父…盛 隆二
[エイ/日暮A] ある星に漂着した地球人…森下 創
[ハルキ/戸田春喜] 悠理の幼馴染…大窪人衛
[アン/能海 杏] 悠理の友達/惑星調査班の一員…奈緒
[リサ/色川りさ] 悠理の幼馴染…清水葉月
[ヨウ/川端 楊] 物理学者、悠理の母…村岡希美
[シロウ/山鳥士郎] ダイバー、悠理の父…仲村トオル


出演者には、山田裕貴、奈緒が前川作品初登場。また、これまでもイキウメ作品に出演してきた清水葉月、村岡希美のほか、安井順平、浜田信也、盛 隆二、森下 創、大窪人衛のイキウメ劇団員が全員顔を揃えます。
そして、「奇ッ怪」シリーズほか、前川作品には欠かせない存在の仲村トオルが新たな魅力で参加します。

古代と未来がつながり、「人類」について考察するような、歴史、神話、宇宙を描き出す、新たな舞台にご期待ください。

スタッフ/キャスト

【脚本・演出】前川知大
【原典】ホメロス「オデュッセイア」
【監修】野村萬斎

【出演】
山田裕貴 安井順平 浜田信也 盛隆二 森下創 大窪人衛
奈緒 清水葉月 村岡希美
仲村トオル

 

前川知大

前川知大

 

山田裕貴

山田裕貴

安井順平

安井順平

山田裕貴

浜田信也

 

盛 隆二

盛 隆二

山田裕貴

森下 創

山田裕貴

大窪人衛

 

山田裕貴

奈緒

山田裕貴

清水葉月

山田裕貴

村岡希美

 

山田裕貴

仲村トオル

 

 

【美術】土岐研一 
【照明】佐藤啓
【音楽】かみむら周平 
【音響】青木タクヘイ 
【衣裳】今村あずさ 
【ヘアメイク】西川直子
【振付】下司尚実
【ドラマターグ】谷澤拓巳
【舞台監督】田中直明
【宣伝美術】鈴木成一デザイン室
【宣伝写真】山添雄彦
【宣伝写真協力】澤田育久「closed circuit」
【宣伝スタイリスト】髙木阿友子
【宣伝ヘアメイク】山口淳

初日コメント

『終わりのない』 開幕!

脚本・演出 前川知大、出演者の山田裕貴・奈緒・仲村トオルより、本公演初日(10/29)を終えた心境について、コメントが届きました。

 

◆前川知大 (脚本・演出)
カーテンコールの瞬間に、お客様に伝わった感覚がありました。今回の作品には沢山のテーマが含まれているけれど、お客様それぞれに受け取るところがあると思います。
当然舞台は言葉で台詞で説明をしていくけれども、お客様には何を伝えたいというよりも「体感」してほしくて、今回のテーマじゃないけれど、観てる人の無意識に届けばいいなと思っています。
そういう点では、多くは説明しない、シンプルで、ただドーンと大きな玉をお客様の心の中に投げるような美術もすごく合っていて、是非体感しに来てほしいです。
もっともっと良くなっていくと思う。良い初日でした。


◆山田裕貴 (ユーリ/川端悠理)
“終わりのない”旅が、舞台が、始まったっていう感じです。自分が届けられるものを探しながら、お客さんに何を持って帰ってもらえるだろう、という旅ですね。とにかく、感想が気になります。今回の稽古場では“おウチで一緒にお芝居のことを考えてる”ような感覚でした。それぐらいあったかいし優しい時間が流れていて、居心地が良かったです。
僕がこうやって世田谷パブリックシアターに立てているなんていうのは、もう想像もしていなかったので、そこにも感動を覚えています。本当に観てもらうだけで感謝ですし、お客さんの心に届くものになればと願って一生懸命やるので、皆さん、何か持って帰ってほしいです。

 

◆奈緒 (アン/能海 杏)
舞台って、始まったらみんなで突っ走って終わってしまうんだな、というのを感じています。お客さんの反応がない中で稽古をしていて、「ああ、こういうところで笑ってくれるんだ」とか「こういうところで反応が返ってくるんだ」というのがすごく新鮮で、お客さんが作っていくってこういうことなんだな、と思いました。
前川さんの作品は、本当に不思議なのに、最後に「ああ自分の話だな」と思えるくらい引き込まれるところがあって。自分がその中に参加させてもらって、初舞台で前川さんとご一緒できて、本当にしあわせな気持ちでいっぱいです。
この作品は、観てくださる方がいて、みんなで一緒に旅をしていくような舞台となっていると思います。ぜひ劇場で私たちと一緒に旅をしてください。

 


◆仲村トオル (シロウ/山鳥士郎)
稽古場の後半から、多分これは素晴らしいものになるだろうなと感じていて、今日初日を終えて、やっぱりその通りだったと思いました。
最初にこの話を聞いた時は、神話、神様、宇宙、と壮大な風呂敷を広げたなと思いましたけど、「神と人類」の話であり「親と子」の話でもあるので、壮大でありながら、本当に身近な芝居になったと思います。誰もが親がいる、誰もが誰かの子である。誰も人ごとではない芝居なので、皆さんに何か感じるものがあると思います。
個人的なことを言えば、2005年に初めて世田谷パブリックシアターの舞台に出て以来、前川さんの「奇ッ怪」シリーズをはじめ様々な演出家の方の作品に出たりと、とにかくここには良い思い出しかないんです。きっと今回もそうなるんだろうなと感じています。

当日券情報

1.電話予約
当日朝10:00~開演の2時間前まで世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話03-5432-1515 )にて承ります。

2.窓口販売
開演の60分前より、世田谷パブリックシアター劇場入口の当日券受付 にて販売します。電話予約をされた方が優先となります。

 

※前売券は残席がある限り、前日までご予約を承ります。
【世田谷パブリックシアターチケットセンター】
公演日前日19:00まで、店頭&電話03-5432-1515にて受付
【世田谷パブリックシアターオンラインチケット】
公演日前日23:30まで受付

詳細は、世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)までお問い合わせください。

追加公演のご案内

このたび追加公演が決定いたしました。ぜひこの機会をご利用くださいませ。

■追加公演日程:
11/16(土)19:00 開演

■追加公演発売日:
10/5(土)10:00~

■枚数制限:1申込みにつき1公演1席種4枚まで

■チケット取扱い:
<世田谷パブリックシアター オンラインチケット>
https://setagaya-pt.jp/
<世田谷パブリックシアターチケットセンター>
03-5432-1515(10:00~19:00)
<チケットぴあ>
http://pia.jp/t/
<イープラス>
http://eplus.jp/

サイド席・注釈付指定席・補助席追加発売のご案内

このたび、サイド席・注釈付指定席・補助席の発売が決定いたしました。ぜひこの機会をご利用くださいませ。

【追加発売情報】
■発売日:9/14(土) 10:00より受付を開始いたします。
■料金:
Sサイド席 7,500円/Aサイド席 5,500円
S席注釈付 7,500円/A席注釈付 5,500円
補助席 7,000円
高校生以下・U24は各一般料金の半額

※サイド席は、演出の都合上、一部見づらい場面がございます。あらかじめご了承ください。
※注釈付指定席は、落下防止の手すりが視界に入る可能性がございます。
※補助席は、背もたれあり、肘掛なし、座面クッションは薄いものになります。
※高校生以下は世田谷パブリックシアターチケットセンター電話予約&店頭のみ取扱い、購入時要証明書提示。
※補助席は、劇場友の会会員割引・アーツカード会員割引はございません。

■枚数制限:1申込みにつき1公演1席種4枚まで

■チケット取扱い:
<世田谷パブリックシアター オンラインチケット>
https://setagaya-pt.jp/
<世田谷パブリックシアターチケットセンター>
03-5432-1515(10:00~19:00)

ご来場のお客様へ

当施設は複合施設となっており、安全のため、楽屋口および施設周辺での楽屋入り待ちおよび出待ち行為は一切禁止とさせていただいております。ご遠慮ください。
また、会場でのお預かり及びご郵送などでの、出演者へのプレゼントについて、生花・食べ物・生ものはお受け取りできません。ご了承ください。
※上記に当たらないお品物(お手紙等)につきましてはお受け取り可能です。
ご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。


<パンフレットの販売につきまして>

チケットをお持ちでないお客様も開演後~1時間までロビーにてご購入が可能です。

 

 

メディア情報

▼初日コメント・レビューなど
11/14(木) 公明新聞 夕刊 劇評
11/8(金) 日本経済新聞 夕刊 劇評
11/4(月・祝) リアルサウンド 公演レポート 
11/1(金) エンタメステーション ゲネプロレポート
11/1(金) エンタステージ 初日コメント、舞台写真
10/31(木) ローチケ演劇宣言! 初日コメント、舞台写真
10/30(水) おけぴ 初日コメント、舞台写真
10/30(水) ステージナタリー 初日コメント、舞台写真
10/30(水) ステージナタリー ゲネプロレポート
10/30(水) SPICE ゲネプロレポート

▼インタビュー・公演紹介など
11/7(木) livedoorニュース 山田裕貴 インタビュー
11/4(月・祝) リアルサウンド 山田裕貴 インタビュー
10/27(日) 日刊スポーツ 山田裕貴 インタビュー
10/27(日) FRaU 山田裕貴 インタビュー
10/26(土) STAGEnavi vol.37 仲村トオル インタビュー
10/26(土) リアルサウンド 奈緒 インタビュー
10/24(木) 東京新聞 奈緒 インタビュー
10/21(月) BARFOUT! 11月号 VOLUME290 山田裕貴 インタビュー
10/17(木) 週刊文春 10月24日号 前川知大 インタビュー
10/17(木) 朝日新聞 夕刊 前川知大 インタビュー
10/16(水) anan No.2172 山田裕貴 インタビュー
10/15(火) 読売新聞 夕刊 前川知大、山田裕貴 インタビュー
10/7(月) CREA 11月号 山田裕貴 インタビュー
10/6(日) すばる 11月号 前川知大 インタビュー
10/4(金) STEPPIN’OUT! 12月号 仲村トオル インタビュー
10/3(木) 家庭画報.com 仲村トオル インタビュー
10/1(火) ステージぴあ関西版 2019年10+11月号 山田裕貴 インタビュー
9/26(木) act guide[アクトガイド] 2019 Season 3 山田裕貴 インタビュー
9/10(火) エンタメステーション 山田裕貴 インタビュー
9/9(月) チケットぴあニュース 仲村トオル インタビュー
9/9(月) YAHOO! JAPANニュース 仲村トオル インタビュー
9/4(水) 大人の隠れ家デジタル 仲村トオル インタビュー
9/2(月) J Movie Magazine Vol.51 山田裕貴 巻末特集&前川知大 インタビュー
8/27(火) 週刊朝日9月6日号 山田裕貴 インタビュー
8/21(水) Numero TOKYO 山田裕貴 インタビュー
8/8(木) SPICE 奈緒 インタビュー
7/18(木) awesome! vol.31 山田裕貴 インタビュー
7/15(月) MANTANWEB 奈緒 インタビュー
6/27(木) BEST STAGE 8月号 撮影レポート&前川知大、山田裕貴 インタビュー
6/27(木) STAGE SQUARE vol.39 撮影レポート&前川知大、山田裕貴、仲村トオル インタビュー

ツアー情報

★兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
日時:2019/11/23(土・祝)・11/24(日)
(お問い合わせ 芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255 10:00~17:00 月曜休/祝日の場合翌日)

★新潟公演
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
日時:2019/11/30(土)
(お問い合わせ りゅーとぴあチケット専用ダイヤル:025-224-5521 11:00~19:00/休館日を除く)

★宮崎公演
会場:メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
日時:2019/12/4(水)
(お問い合わせ 公益財団法人宮崎県立芸術劇場:0985-28-3208 月曜休/祝日の場合翌平日)

動画

舞台写真

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公演日程表

◎=ポストトークあり
登壇者:前川知大 野村萬斎(世田谷パブリックシアター芸術監督) 
※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。

▲=学生団体鑑賞あり

●=貸切公演

◆=収録のため客席内にカメラが入ります。

■=視覚障害者のための舞台説明会(劇場まで要申込み・無料、本公演のチケットをお持ちの方対象)詳細はこちら

聞こえにくい方のための音声サポート(要事前申込・無料)
音声が聞き取りにくい方に、当日劇場ロビーにてイヤホンをお貸出しいたします。ご観劇日の3日前までにお申込みください。
お問合せ・お申込み:(電話)03-5432-1526、(FAX)03-5432-1559、support@setagaya-pt.jp

観劇サポート

託児サービス

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

料金 2,000円(1名につき)
対象 生後6ヶ月以上9歳未満
申込 03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託 キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

車椅子スペース

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

料金 該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
申込 03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。