概要

5名ーロゴなし450

撮影:細野晋司

三島由紀夫ならではの流麗なセリフで綴られる、
ギリシャ悲劇さながらのドラマチックなストーリー展開を、

気鋭の演出家・小川絵梨子がこの現代に立ち上げる!

2019年2~3月 世田谷パブリックシアターでは三島由紀夫作、小川絵梨子演出による『熱帯樹』を上演いたします。

愛憎うずまく五人の家族を演じるのは実力派の俳優陣。権力者の父親を憎みながら母と妹の異常な愛に翻弄される息子・勇役を演じるのは『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(17年/演出:小川絵梨子)にも出演し、小川からの信頼も厚い林遣都。舞台『子どもの事情』(演出:三谷幸喜)や今秋放送のドラマ『リーガルV』など舞台・映像ともに幅広い出演が続いています。愛する兄に母を殺させようとする妹・郁子役を演じるのはTVや映画などを中心に活躍し、昨年には劇団た組。『壁蝨』で舞台初主演を務めた岡本玲。父親の従妹で4人の家族と共に暮らす風変わりな同居人・信子役には昨年世田谷パブリックシアター『岸 リトラル』(演出:上村聡史)での熱演も記憶に新しい実力派・栗田桃子。地位や名誉を手に入れながらも、息子と対立し妻の不貞を疑わぬ父・恵三郎役には年齢と共に魅力を増す鶴見辰吾。今年9月には世田谷パブリックシアターで上演の話題作『チルドレン』(制作・パルコ、演出:栗山民也)に出演し、注目を集めました。そして、莫大な財産を狙い息子に夫を殺させることを企む勇の母・律子役には、舞台上で唯一無二の存在感を誇る中嶋朋子。栗田と共演した『岸 リトラル』では、鮮烈ながらも慈愛に満ちた演技で好評を博しました。

また演出を務める小川は、翻訳劇を中心に目覚ましい活躍を見せていますが、日本の近現代戯曲を手掛けるのは、2017年5月『マリアの首 ー幻に長崎を想う曲ー』(原作:田中千禾夫)以来、およそ二年ぶりとなります。
戯曲構造自体は欧米的でギリシャ悲劇要素を持つ一方、三島特有の美しい語尾など、流麗な日本語自体へのこだわりが強く、かつ倒錯的な世界観の本作を、海外戯曲の確かな演出経験を持つ小川が、現代に通じる演劇作品としてどのように舞台上に成立させるのか、ぜひご期待ください。

 

あらすじ

1959年秋の日の午後から深夜にかけて。資産家の恵三郎は、己の財産を守ることにしか関心がなく、妻・律子を自分の人形のように支配している。律子は夫の前では従順だが、実は莫大な財産を狙い、息子の勇に夫を殺させることを企んでいた。その計画を知った娘の郁子は、愛する兄に母を殺させようとするが……。
いびつな愛に執着する律子と郁子、権力者の父を憎みながら母と妹に翻弄される勇、地位や名誉を手に入れはしたが息子と対立し妻の不貞を疑わぬ恵三郎、そしてそこに同居する恵三郎の従妹で風変わりな信子、それぞれの思いが交錯し……。

スタッフ/キャスト

【作】三島由紀夫 【演出】小川絵梨子
【美術】香坂奈奈 【照明】松本大介 【音楽】阿部海太郎 【音響】徳久礼子
【衣裳】原まさみ 【ヘアメイク】鎌田直樹 【演出助手】渡邊千穂 【舞台監督】澁谷壽久

【出演】林遣都 岡本玲 栗田桃子 鶴見辰吾 中嶋朋子

 

キャスト写真トリミング500

 

 

 

 

 

 

ご来場のお客様へ

当劇場は複合施設内に位置しており、安全のため、楽屋口および施設周辺での入り待ちおよび出待ち行為は一切禁止とさせていただいております。ご遠慮ください。
また、会場でのお預かり及びご郵送などでの、出演者へのプレゼントについて、あまりにサイズの大きいもの(スタンド花等)・食べ物・生ものはお受け取りできません。ご了承ください。
※上記に当たらないお品物(お手紙・アレンジ花等)につきましてはお受け取り可能です。

ご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます

当日券情報

下記の方法で、各公演日の前日に「当日券購入整理番号」の電話受付を行います。

 

■受付電話番号:0570-055-002(チケットぴあ当日券専用ダイヤル)
※ご予約の際には、電話番号をよくお確かめのうえ、くれぐれもお間違えのないようお願い申し上げます。

■受付日時:
2/17(日)、2/18(月)、2/20(水)、2/21(木)、2/22(金)、2/24(日)、2/26(火)、2/28(木)、3/1(金)、3/3(日)、3/5(火)、3/7(木)、3/8(金)公演: 公演日前日の12:00~14:00 
2/23(土)、2/27(水)、3/2(土)、3/6(水)公演(昼公演・夜公演ともに):公演日前日の12:00~15:00

■枚数制限:お1人様2枚まで(1回の通話で1公演分のみのご予約とさせていただきます)
※高校生以下料金以外の各種割引チケット、車椅子スペースの販売はございません。
※受付は先着順です。予定枚数に達した時点で受付を終了し、引き続きキャンセル待ち整理番号の受付を行います。
※2枚ご予約の場合、お席は離れる場合もございます。また席種が分かれる場合もございます。席種の指定はできません。

【当日券購入整理番号を予約された方へ】

①公演当日の開演1時間前に「シアタートラム入口横のボックスオフィス前」にお集まりください。
②ご予約された方の本人確認を行いますので、身分証明書をご提示ください。名義欄手書き不可、コピー不可。必ず原本をお持ち下さい。
③同伴者の方のみいらしても、チケットはお求めいただけません。
※開演1時間前の点呼時に不在の場合は、「当日券購入列」の最後尾にお並びいただきます。ご購入いただけない場合もございます。あらかじめご了承ください。

【キャンセル待ち整理番号を予約された方へ】

①公演当日の開演10分前に「シアタートラム入口横のボックスオフィス前」にお集まりください。
②ご予約された方のご本人確認を行いますので、身分証明書をご提示ください。名義欄手書き不可、コピー不可。必ず原本をお持ち下さい。
③同伴者の方のみいらしても、チケットはお求めいただけません。
※開演10分前の点呼時に不在の場合は、「キャンセル待ち列」の最後尾にお並びいただきます。
※キャンセルチケットが出た場合のみの販売となります。ご購入いただけない場合もございます。あらかじめご了承ください。

【注意事項】

①整理番号は当日券購入の為にお並びいただく順番の番号です。
②整理番号を予約されたご本人が、集合時間にお集まりください。
③同伴者の方のみいらしても、チケットはお求めいただけません。
④座席番号は公演当日、劇場でご購入いただく際にご案内いたします。席種・座席位置の指定は出来ません。2枚ご予約の場合、お席が離れる場合もございます。
⑤ご予約された方のご本人確認を行いますので、身分証明書をご持参ください。
⑥身分証明書をお持ちでない場合、チケットはお求めいただけません。
⑦お支払いは、現金のみとなります。
⑧販売予定数はお問合せいただきましてもお答えできません。
⑨シアタートラム入口は東急世田谷線改札横にございます。

 

トラムシート発売のご案内

ご好評につき、1/27(日)10:00よりトラムシートを販売いたします。

■トラムシート
一般 6,200円
高校生以下 3,100円
U24会員 3,100円
※友の会会員・アーツカード会員割引はございません。

■発売日
1/27 (日) 10:00~

■チケット取扱い
世田谷パブリックシアター オンラインチケット
https://setagaya-pt.jp/ (PC・スマホ)
https://setagaya-pt.jp/m/(携帯)

世田谷パブリックシアターチケットセンター
発売初日1/27(日)は、特別電話(03‐5432‐1570 )
1/28(月)以降に残席がある場合(03-5432-1515 )
※トラムシート発売初日はチケットセンターでの窓口販売はございません。

 

■注意事項
※トラムシートは座席ではなく、客席最後部の壁に備え付けられたバーに寄り掛かる半お立見のスペースです。通常の座席とは異なります。トラムシート発売後に、追加席や当日券で指定席を販売する可能性がございます。ご了承のうえお求めください。
※高校生以下は世田谷パブリックシアターチケットセンター電話予約&店頭のみ取扱い、購入時要証明書提示。
※1申込みにつき1公演1席種2枚まで。

見切れ席発売のご案内

ご好評につき、1/27(日)10:00より見切れ席を販売いたします。

■見切れ席
一般 6,200円
高校生以下 3,100円
U24会員 3,100円
※友の会会員・アーツカード会員割引はございません。

■発売日
1/27 (日) 10:00~

■チケット取扱い
世田谷パブリックシアター オンラインチケット
https://setagaya-pt.jp/ (PC・スマホ)
https://setagaya-pt.jp/m/(携帯)

世田谷パブリックシアターチケットセンター
発売初日1/27(日)は、特別電話(03‐5432‐1570 )
1/28(月)以降に残席がある場合(03-5432-1515 )
※見切れ席発売初日はチケットセンターでの窓口販売はございません。

 

■注意事項
※見切れ席は、一部舞台が見づらいお席になります。見切れ席発売後に、追加席や当日券で指定席が販売される可能性があります。ご了承のうえお求めください。
※高校生以下は世田谷パブリックシアターチケットセンター電話予約&店頭のみ取扱い、購入時要証明書提示。
※1申込みにつき1公演1席種2枚まで。

 

コメント

◆小川絵梨子[演出]
以前から、三島由紀夫の戯曲には興味を持ちつつも、なかなか挑戦する機会が無かったので、今回この作品を劇場側からご提案頂いたことが、とても嬉しかったです。
『熱帯樹』の世界観は寓話的でもあり、五人の登場人物たちは誰もが寂しくて孤独なんですが、実は一人一人が物凄く逞しさや力強さに満ち溢れていて、そこがたまらなく面白く思え、この五人からなる家族という単位の小さな集合体に、今とても魅力を感じています。
本作が書かれたのは1960年ですから、既に半世紀以上も前なんですが、たとえ時代設定を現代に移し替えなかったとしても、今を生きる俳優の身体を通して上演することで、作品の世界観をリアルに表現することができるのではないかと考えています。
今回、俳優の皆さんは初めて創作を共にする方が多いのですが、唯一林遣都さんとは昨年の舞台でご一緒していて、私にとって大変信頼のおける俳優さんでもあります。
この戯曲を上演するにあたって、前々からご一緒したいと願っていた俳優の皆さんと、どのように稽古場でチャレンジを続けていけるのか、今からとても楽しみです。

 

◆林遣都[息子・勇役]
前作に続き再度小川さんの演出を受けられることを大変嬉しく思っています。
日本の歴史に残る素晴らしい作家である三島由紀夫さんの戯曲を演じる事は恐ろしくもありますが、それ以上に大きな学びがあると思っています。人間の業や狂気に振り回されながら、共演者の皆さんと、濃厚な時間を過ごしたいと思っております。
是非お越し下さい!

 

◆岡本玲[妹・郁子役]
「三島由紀夫の愛憎劇、小川絵梨子さんの演出、そして役者は5人だけ。」
演劇好きならこの一文を読んだだけで震えるような作品に、まさか自分が出られるなんて。出演が決まってから今までずっと、まるで夢の中にいるようです。
この物語もどこか夢の中の出来事のように美しく甘く、刺々しく儚く、おぞましく厭わしい、愛憎劇。愛され方を知らない者は愛し方さえもわからず、歪んだ何かをこうも育ててしまうのかと恐ろしくなりました。
作品を通してどんな自分の歪みに出会えるのか、どれだけ歪んだ愛の世界を愛せるのか、とても楽しみです。

 

◆栗田桃子[同居人・信子役]
私はとても口が悪い。言葉づかいが乱暴なのだ。意識して気をつけよう…と思っていないから、このところますます口の悪さに拍車がかかっている。
「熱帯樹」に出てくる女性の言葉づかいはとても美しい。…かしら、とか…ですの、とか。1度も使ったことないわっ!!
この作品に出演させて頂けることをキッカケに、ワタクシもお上品で気高く柔らかい女性になれるかもしれないんでございますの…いえこの美しく甘美な世界についていくのに必死にしがみつくんでございますんですの…
演出の小川絵梨子さんとは初めてなので、私自身今からワクワク、とても楽しみです。

 

◆鶴見辰吾[父・恵三郎役]
家族、親子、兄弟。骨肉の愛憎劇は、身内である相手をよく知るからこそ深まる。
支配して自分の思い通りにしたいという欲求。
君臨する父権は、小さな家族の中だけでは収まらない。
家族は、夫婦は、世界を構成する最小の単位だ。この諍いがある限り、世界は決して平和にはならないのだ。

 

◆中嶋朋子[母・律子役]
三島作品は、独特の美学が存在しています。その美の派生の仕方や、作品が湛えるエネルギーが、どこかギリシャ悲劇的だなぁと常々思っていました。
日常の世界を描こうとも、決して我々の「日常」という観念には収まらない。収めようとせず、扱いきれない三島作品のエネルギーを、溢れ、こぼれさせると、なぜか、私たちが見つめるべき深淵に辿りつくのです。
今回立ち向かう「熱帯樹」はまさにそんな作品。
そして、作品を拝見するたび、ぜひご一緒したいと願っていた演出家、小川絵梨子さん。
三島の美しい言葉と熱を小川さんの素晴らしい感性と共に、身体中で体感し、お客様と共有できる事を堪能したいと思います。

 

メディア情報

▼レビュー
6/7(金) 悲劇喜劇 7月号 劇評
3/27(水) act guide season1 公演レポート
3/27(水) BEST STAGE 5月号 公演レポート
3/16(土) Real Sound 公演レポート
3/5(金) 読売新聞 夕刊 劇評
2/21(木) News Socra コラム

 

▼TV出演
2/1(金) 19:00~20:54放送「沸騰ワード10」 林遣都さんゲスト出演(日本テレビ)

 

▼インタビュー・公演紹介など
2/16(土) 産経新聞 小川絵梨子さんインタビュー
2/14(木) 公明新聞 林遣都さんインタビュー
2/14(木) 朝日新聞 夕刊 林遣都さんインタビュー
2/12(火)+act 3月号 林遣都さんインタビュー
2/6(水) すばる 3月号 林遣都さんインタビュー
1/26(土) BEST STAGE 3月号 林遣都さんインタビュー
1/26(土) STAGEnavi vol.28 林遣都さんインタビュー
1/26(土) STAGE SQUARE Extra’19 林遣都さんインタビュー
1/25(金) GQ JAPAN 3月号 林遣都さんインタビュー

 

ツアー公演

★兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
日時:2019/3/12(火)18:30・3/13(水)13:00/18:30
(お問い合わせ 兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255 10:00~17:00 月曜休み※祝日の場合は翌日)

★愛知公演 
会場:東海市芸術劇場大ホール 
日時:2019/3/16(土)12:30/18:00・17日(日)13:00
(お問い合わせ メ~テレ事業:052-331-9966 10:00~18:00 祝日を除く月~金)

 

舞台写真

no images were found

公演日程表

◆=収録のため客席内にカメラが入ります。
■=視覚障害者のための舞台説明会(要事前申込・無料)
3/2(土)13時の開演前に、舞台装置や衣裳など視覚に頼らなければわかりづらい場面をご説明いたします。
本公演のチケットをお持ちの方が対象。 
お問合せ・お申込み:03-5432-1526、support@setagaya-pt.jp

観劇サポート

託児サービス

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

料金 2,000円(1名につき)
対象 生後6ヶ月以上9歳未満
申込 03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託 キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

車椅子スペース

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

料金 該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
申込 03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。