概要

★ペール・ギュント出演者4名(浦井健治・趣里・ユン ダギョン・マルシア)_650px

 

韓国演劇界をリードする演出家と日韓キャストにより、不朽の名作が生まれ変わる

ノルウェーの劇作家イプセンが1867年に書いた『ペール・ギュント』は自由奔放な青年ペールがたどる数奇な一生を描いた物語で、初演以降名だたる演出家によって上演され続け今日に至る有名戯曲です。
今回演出を務める気鋭の演出家ヤン ジョンウン氏は、韓国演劇史上初めてイギリスのグローブ座やバービカン・センターに招聘されるなど、海外でも活躍している国際派。2018年平昌冬季オリンピックの開・閉会式の総合演出を担当することでも注目を集めています。
今回はヤン氏の元に、日韓を代表する俳優陣が集結し、過去世界の一流アーティストと作品を創作してきた当劇場の20周年に相応しい、国際的な文化交流を生み出す作品となります。
世田谷パブリックシアターと兵庫県立芸術文化センターの共同主催・企画制作公演。

 

ものがたり
ペール・ギュント(浦井健治)は夢見がちな青年。彼の将来を案じる母オーセ(マルシア)をよそに自由奔放な日々を過ごしている。ペールの無垢な魂に惹かれたソールヴェイ(趣里)と結ばれるが、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように、海を越え世界を彷徨う。何度も財産を築き、また一文無しになる波瀾万丈の冒険の果てに、やっと故郷を目指すが――。本当の幸せ、真の自分をどこまでも追い求める、150年経った今も古びない壮大な「自分探し」の物語。

 

演出:ヤン ジョンウン プロフィール
1968年生まれ 。韓国の劇団旅行者(ヨヘンジャ)芸術監督。ソウル芸術大学文芸創作科卒業後、94年から2年間、スペイン、日本、インドなどで多国籍の俳優たちとともに活動。96年韓国に戻り、翌年劇団旅行者を旗揚げ。2001年に発表した『椅子』(イヨネスコ作)で一躍脚光を浴びる。以後、伝統と現代を融合し、身体、言語、イメージを多彩に空間に織りなす独自の演出は常に反響を呼び、世界の演劇界の次代を担うリーダーと言われている。 脚色・演出した『真夏の夜の夢』で韓国演劇史上初めて、06年イギリスのバービカン・センター、12年ロンドン・オリンピック記念公演としてシェイクスピ ア・グローブ座へ招聘され、16年には『イフィゲーニエ』がドイツ座ベルリンにて上演されるなど、海外でも活躍。韓国文化観光部長官賞など受賞多数。ソウル芸術大学校公演学部演劇専攻教授。18年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開・閉会式の総合演出を務める。

 


宣伝美術:有山達也 宣伝写真:久家靖秀

スタッフ/キャスト

【原作】ヘンリック・イプセン 【翻訳】クァク ボクロク
【上演台本・演出】ヤン ジョンウン 【上演台本翻訳】石川樹里

【美術】乘峯雅寛 【照明】小笠原純 【音楽】国広和毅 【音響】尾崎弘征
【衣裳】原まさみ 【ヘアメイク】鎌田直樹 【ムーブメント】木佐貫邦子
【演出助手】城田美樹 キム ジミン 【舞台監督】北条孝

【協力(原作本翻訳出版社)】シンウォン文化社 【通訳】元誌恵 宋元燮

【出演】
浦井健治
趣里 万里紗 莉奈 梅村綾子
辻田暁 岡崎さつき
浅野雅博 石橋徹郎 碓井将大 古河耕史
いわいのふ健 今津雅晴 チョウ ヨンホ
キム デジン イ ファジョン キム ボムジン ソ ドンオ
ユン ダギョン マルシア

 

浦井健治

浦井健治

趣里

趣里

万里紗

万里紗

莉奈

莉奈

梅村綾子

梅村綾子

辻田 暁

辻田 暁

岡崎さつき

岡崎さつき

浅野雅博

浅野雅博

石橋徹郎

石橋徹郎

碓井将大

碓井将大

古河耕史

古河耕史

いわいのふ健

いわいのふ健

今津雅晴

今津雅晴

チョウ ヨンホ

チョウ ヨンホ

キム デジン

キム デジン

イ ファジョン

イ ファジョン

キム ボムジン

キム ボムジン

ソ ドンオ

ソ ドンオ

ユン・ダギョン

ユン ダギョン

マルシア

マルシア

 

 

 

 

 

 

 

【演奏】国広和毅 関根真理

国広和毅

国広和毅

関根真理

関根真理

演出家・出演者コメント

『ペール・ギュント』は12/6プレビュー公演を経て、12/8に本公演が開幕しました!

上演台本・演出のヤン ジョンウンさん、出演の浦井健治さん、趣里さん、ユン ダギョンさん、マルシアさんに初日を終えた現在の心境や、本作・ご自身の役の魅力について語っていただいたコメントをお届けいたします。

平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出を務める韓国気鋭の演出家ヤン ジョンウンのもと、浦井健治をタイトルロールに日韓20名のエネルギッシュなキャストが集結。150年前にヘンリック・イプセンにより書かれた不屈の名作をアジア演劇の最前線として甦らせています。生演奏、歌、ダンスに彩られた、今年の締めくくりにピッタリの祝祭的な『ペール・ギュント』をぜひご覧ください!

 

01.『ペール・ギュント』撮影=細野晋司(2017年 世田谷パブリックシアター)_AIE7066s

 

▼ヤン ジョンウンさん[上演台本・演出]
「生きる」ということは「祝祭」であり、同時に「気づき」でもある。このようなメッセージを含んでいる『ペール・ギュント』という作品を、多くの人に観に来ていただいて、感じて、楽しんでいただきたいと思っています。私自身、(09年・12年の韓国版を経て)再びペールの旅路に戻ってくることができてすごく幸せです。リターン・トゥ・ジャーニー(Return to Journey)という言葉がありますが、この「帰ってきた旅路」で私は感動、幸せ、発見、自覚、気づきや成長を得ることができました。
まるで子どものように純粋で、美しく、ユニークな想像力をもつ、ペール役の浦井さんをはじめ、日本と韓国の出演者のみなさんは愛に満ちていて、オープンで、未知の世界への旅路をためらわない勇気があります。この『ペール・ギュント』の旅路を楽しむことを知っている方々ばかりなので、一緒に作品をつくることができてとても光栄で幸せです。
世田谷パブリックシアターの『ペール・ギュント』を心より愛してます!

 

▼浦井健治さん[ペール・ギュント役]
ヤンさんが泣いて喜んでくれたのが、僕にとっての何よりの表彰状です。日韓合同で時間をかけてつくってきて、ヤンさんが見たかったものを初日に持ってくることができた。お客様のエネルギーを僕たちが共有することで生まれた化学反応なのか、それが「演劇」であり、そういう奇跡が初日に起きたことが嬉しかったです。
『ペール・ギュント』は、イプセンが「上演に適していない」と言った通りとてもスリリングな作品ですが、ヤンさんの抽象的な表現がこの作品にとてもリンクしていて、僕もヤンさんが授けてくれた翼のおかげで、ペールなのか浦井なのかという、演じることの境界を心地良く行き来できる役に出会えました。これから年末の兵庫公演まで、毎日を楽しんで過ごせるような良い船旅ができたらなと思っています。


▼趣里さん[ソールヴェイ役(ペールの恋人) ほか]
この作品は、まるでおもちゃ箱やびっくり箱、またはルービックキューブみたいに、シーンが変わるごとにヤンさんの演出によって色々な面が飛び出てきて、深さと楽しさの両方を持っている作品だと思います。ペールがその中を走るジェットコースターのように旅をしているのだとすれば、その間、ソールヴェイにも色々な心の旅があって、心の中で自分自身と戦って自分を探している。そういう強さのある女性だと感じています。
韓国の方々がこのカンパニーにいることでみんなオープンになって、日本にいながらにして海外にいるような楽しさがあります。今日このメンバーで、無事に初日を迎えられてとにかくホッとしています。

 

▼ユン ダギョンさん[緑衣の女役 ほか]
エンディングで、涙が出てきました。10月に来日して皆と出会ってきたこれまでのすべての旅路が思い浮かんできて、それをまるで祝祭のように、お客様と一緒にこの作品で分かち合えたことがすごく嬉しかったです。日本や韓国という国境を越えてキャスト、スタッフがひとつになってお互いを気遣い、励まし合いながら頑張っている今の過程が幸せです。
お客様のエネルギーは、まるで母親のような広い懐で私たちを包み込んでくださっていて、それが感じられたことも感動的でした。明日からもお客様の前で、母親の前で自由に遊ぶ子どものように、思いっきり遊びまわります。私の家族、友達と一緒に。仲間たちと一緒に。

 

▼マルシアさん[オーセ役(ペールの母) ほか]
母親というのは偉大な存在で、私も今、オーセを演じていて自分の母親を思い出します。やっぱり、女神ですよね。どんなにとんでもない息子がいてもやっぱり親は親、子どもは子っていう、この愛の絆。幸い浦井さんという素晴らしい俳優が私の息子であることで、本当に日々、愛が増えていく一方です。そして最後は最大の愛で、ペールを含めてステージにいる人、お客様、すべてを包んでいるつもりでいます。
ヤンさんの稽古場はみんなでつくっていきます。そして出来たダイヤモンドに、彼のテクニックがさらに輝く最終的な光を宿すんです。優しくて、愛に溢れてる人間です。またご一緒できたらいいなぁって、そんな希望が生まれましたね。

 

02.『ペール・ギュント』撮影=細野晋司(2017年 世田谷パブリックシアター)_DAK5567s

04.『ペール・ギュント』撮影=細野晋司(2017年 世田谷パブリックシアター)_AIE7275s

05.『ペール・ギュント』撮影=細野晋司(2017年 世田谷パブリックシアター)_DAK5822s

 

 

 

 

10.『ペール・ギュント』撮影=細野晋司(2017年 世田谷パブリックシアター)_DAK6795s

 

舞台写真撮影:細野晋司

ライブ・ビューイング

『ペール・ギュント』2017年12月20日(水)18:30の回を全国各地の映画館に生中継する「ライブ・ビューイング」を行うことが決定いたしました。
世田谷パブリックシアター開場20周年にして、ライブ・ビューイングは初の試みとなります。
「アジア演劇の最前線」として日本と韓国の演劇人のパワーを結集し、壮大なスケールと、同時代性をたたえた作品として描かれる『ペール・ギュント』をぜひお近くの映画館でご堪能ください。
ライブ・ビューイング情報ページはこちら


【ライブ・ビューイング実施概要】

■タイトル
『ペール・ギュント』 ライブ・ビューイング
~日韓文化交流企画 世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演~

■日時
2017年12月20日(水)18:30開演

■会場
全国各地の映画館
・会場リストはこちら>>http://liveviewing.jp/peergynt/
※開場時間は映画館によって異なります。
※大阪府・群馬県の映画館では、条例により終映が22時を過ぎる場合、18歳未満の方は保護者同伴でもご入場いただけません。予めご了承ください。

■チケット料金
3,800円(全席指定/税込)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。

■チケットスケジュール/ お申込
【プレイガイド先行販売(抽選)】
2017年11月18日(土)12:00~2017年11月26日(日)23:59
▶イープラス:http://eplus.jp/peergynt-lv/
▶チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/peergynt-lv/
▶電話受付:0570-02-9931
電話受付はPコードが必要になります。Pコードは各映画館により異なります。
各映画館のPコードはこちら:http://w.pia.jp/t/peergynt-p/

【一般発売(先着順)】 
<チケットぴあ>2017年12月9日(土)12:00~2017年12月18日(月)18:00
▶WEB受付:http://w.pia.jp/t/peergynt-lv/
▶電話受付:0570-02-9999
電話受付はPコードが必要になります。Pコードは各映画館により異なります。
各映画館のPコードはこちら:http://w.pia.jp/t/peergynt-p/
▶各コンビニ店内端末、店舗:セブン-イレブン「マルチコピー機」、サークルK・サンクス「Kステーション」、チケットぴあ店舗
<イープラス>2017年12月9日(土)12:00~2017年12月19日(火)12:00
▶WEB受付:http://eplus.jp/peergynt-lv/
▶コンビニ店内端末:ファミリーマート「Famiポート」
※一般発売は先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第受付終了となります。

◇プレイガイドチケットに関するお問い合わせ
▶チケットぴあ:0570-02-9111  音声認識による受付は24時間対応、オペレーター対応は10:00~18:00
▶イープラス:0570-07-5050 (10:00~18:00 オペレーター対応)

『ペール・ギュント』 ライブ・ビューイング情報サイト http://liveviewing.jp/peergynt/

企画制作:世田谷パブリックシアター/兵庫県立芸術文化センター
主催・配給:ライブ・ビューイング・ジャパン

■注意事項■
※チケットご購入後お客様のご都合による変更、及び払い戻しは、いかなる場合におきましても行っておりません。予めご了承の上お申込みください。
※通常の公演と同様に、お客様に楽しんでいただく上映です。シーンによっては、笑いや拍手などが起こる場合もございますので、ご理解の上ご購入ください。
※映画館内は、カメラや携帯などのいかなる機材においても録音/録画/撮影/配信を禁止しております。
 このような行為が行われた場合は、記録された内容を削除の上ご退場いただきますので、予めご了承ください。
※配信中継イベントの為、映像・音声の乱れが生じる場合がございます。予めご了承ください。
※公演が予定終了時間を大幅に超える場合、公演途中でも上映を終了する場合がございます。予めご了承ください。
※ライブ・ビューイング実施映画館に、記録や取材のための撮影が入る場合がございます。予めご了承ください。

■プレイガイドチケットのお申込み時ご注意■

※インターネットでのチケットお申込みには、事前にチケットぴあ/イープラスの会員登録(無料)が必要となります。
※システムメンテナンスのため、毎月第1・第3木曜日午前1:25~午前8:00はお申込み・お支払い・お受取り手続きができません。これ以外に臨時メンテナンスが行われる場合もございます。詳細はイープラスのサイトでご覧ください。
※上記チケット代以外に手数料がかかります。

当日券情報

1.電話予約
当日朝10:00~開演の2時間前まで世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話03-5432-1515 )にて承ります。

2.窓口販売
開演の1時間前より、パブリックシアター劇場入り口の当日券受付にて販売します。

※前売券は残席がある限り、前日までご予約を承ります。
・世田谷パブリックシアターチケットセンター
公演日前日19:00まで、店頭&電話03-5432-1515にて受付
・世田谷パブリックシアターオンラインチケット
公演日前日23:30まで受付

詳細は各公演日当日の10:00以降に、世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)までお問い合わせください。

追加席発売

12/6(水)~24(日)世田谷パブリックシアターにて上演する日韓文化交流企画『ペール・ギュント』につきまして、全公演にてS見切れ席、また一部公演にて補助席を以下の通り発売いたします。ぜひこの機会をご利用ください。

 

【発売日】
12/3(日)10:00~

 

【席種・料金】
本公演
S見切れ席(1階) 7,800円 ※1
補助席(1階)7,800円

 
プレビュー公演
S見切れ席(1階) 6,300円 ※1
補助席(1階)6,300円

 

※1 演出の都合上、一部見づらい場面がございます。あらかじめご了承ください。世田谷パブリックシアターチケットセンター電話・窓口のみのお取り扱いとなります。

※劇場友の会、せたがやアーツカードの割引はございません
※高校生以下は各料金の半額
※U24は各料金の半額、ただし補助席のみ取扱い

 

【S見切れ席(1階) チケット取扱い】
世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515(10:00~19:00)

 

【補助席 チケット取扱い】
世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515(10:00~19:00)

 

世田谷パブリックシアターオンラインチケット
https://setagaya-pt.jp/ (PC・スマホ)
https://setagaya-pt.jp/m/(携帯)

 

チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:480-952)
http://pia.jp/t/(PC・携帯)
チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスでも直接販売

制作発表会レポート

 

 

『ペール・ギュント』制作発表会フォトセッション_パターン1(撮影:宮川舞子)_450px

10月24日(火)、世田谷パブリックシアターと兵庫県立芸術文化センターの共同制作公演である『ペール・ギュント』の制作発表会を行いました。ただいま稽古中の本作への手ごたえを登壇者の方々が大いに語っています。その様子を写真・コメントを通してお伝えいたします。

 

『ペール・ギュント』制作発表会(撮影:宮川舞子)_450px

 

【ご登壇者コメント】

『ペール・ギュント』制作発表会 ヤン ジョンウンさん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼ヤン ジョンウンさん(上演台本・演出)

稽古が始まって1週間が経ちましたが、すでに日韓の役者とスタッフが演劇という文化を通してボーダーレスな関係を築き上げていて、「人間はみんな似ている」という普遍的な同質性を強く感じています。これからどういう旅路になるのか期待でいっぱいです。(韓国で自身が芸術監督を務める「劇団旅行者(ヨヘンジャ)」にならい命名した)我々「劇団ペール・ギュント」が「人生の中で生きていくこと、死んでいくこと」への問いかけを提示できたらと思っています。この作品はペールが自分を探し出す物語ですが、この作品に関わっている人それぞれの自分探しの物語、また現代人が混乱のなかで自分を見失うところから自分を発見する物語にもなりうるでしょう。イプセンの哲学的なテーマ、そして私の自分探し、旅路というテーマなど、この作品に込められた多義的なテーマがお客様にもオーバーラップして伝わっていけば幸いです。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 浦井健治さん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼浦井健治さん(ペール・ギュント役)

笑顔とエネルギーに満ちている家族のような現場です。稽古というよりは“play”、遊びのようであり、またある意味修行のようでもある濃密な時間を稽古場で過ごしています。この“劇団ペール・ギュント”の船旅が新大陸なのか、理想郷なのか、そういったどこかに着く頃には、日本も韓国も国なんか飛び越えて、イプセンが描いた人間、自分探しにおける一番大事なことに辿りつけたらと思います。さまざまなメッセージが込められている作品ですので、お客様の一人ひとりに十人十色の感想を持ち帰っていただきたいです。このエネルギーが皆さんに伝わると良いなと思っています。ぜひ、クリスマスも大晦日も一緒に旅に出かけましょう。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 趣里さん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼趣里さん(ソールヴェイ役 ほか)

昨年夏のワークショップでヤンさんや韓国のキャストの方々とお会いし、自分自身と向き合い、相手を見つめ、共有するという貴重な体験をしました。ぜひこの作品に参加したいと思っていたので、今日この日をみなさんと迎えることができて嬉しい気持ちでいっぱいです。稽古が始まって1週間ですが、濃密な時間が過ごせている気がします。言葉の違いも感じないようなエネルギーは、絶対お客様にも伝わるはずだと思っています。観ていただくお客様が『ペール・ギュント』という自分探しの旅にみなさんにも参加していただけるような舞台になればいいなと思っています。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 浅野雅博さん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼浅野雅博さん(ソールヴェイの父役 ほか)

言葉の壁が心配でしたが、韓国のみなさんが「なんでこんなに愛が溢れているのか」と思うほど愛情深く、そんな心配は杞憂に終わりました。まだ稽古が始まり一週間ですが、言葉や国境の壁を芸術は簡単に超えてしまうものだということを目の当たりにしています。またこんなにニコニコされているヤンさんですが、心の中にとても熱いマグマがふつふつと燃えているような方です。今回のカンパニーは韓国、日本関係なく一個人として集められて、まずはヤンさんの鍋でぐつぐつ煮えて、それから形づけられていくのだろうと思います。若い座組ですがみんなで楽しさと苦しさを分かちあいながら、最後にみんなで万歳をして終われたらと思います。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 キム デジンさん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼キム デジンさん(見知らぬ乗客役 ほか)

今回日本の俳優の方と舞台で初めて共演しますので、昨年のワークショップからとても楽しみにしていました。『ペール・ギュント』に出演するのは今回で4回目です。一度演じたものを再び演じるのは大変なことですが、以前とは違う新しいものをつくりたいというのが役者の心理です。この挑戦には期待感もあり、同時に怖さもありまして、稽古は楽しいのですが、集中力とエネルギーをすごく使います。宿舎に帰るとぐったりです。けれども、このような素晴らしい環境で、素敵な仲間と出会えることはそうそうありません。個人的な抱負は、千秋楽のその日まで、この場にこの仲間と“ここ”に存在していたい。そう強く思っています。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 ユン ダギョンさん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼ユン ダギョンさん(緑衣の女役 ほか)

日本は私にとってとても大きな影響を与えてくれた国で、いつか日本の俳優の方々と一緒に仕事がしてみたいと夢見ていました。それが今回叶って、ここにいることがとても幸せです。稽古を通して、言葉が通じなくてもお互い心で感じ合えることはこれほどまでに自分を豊かにしてくれるんだ、私はこれに出会うために芸術活動をしてきたのではないかという思いでいます。言語も、年齢も、性別も、国境も越えて、人生で感じたことや、幸せ、痛みを見せ合い、お互いに感じ合い、涙したり笑ったり踊ったりしています。今まで生きてきて、これほど他人の話に耳を傾けたことがあったろうか。今までこれほど、胸の内を人に伝えたことがあったろうかと思うほど、稽古場の一瞬一瞬が魔法にかけられているようです。今のままの自分でいい、今のままの自分でもみんなと一緒にいられる、そういうなぐさめと、お互いの人生に対する祝福、そういうことを分かち合える作品になることを心より願っています。

 

『ペール・ギュント』制作発表会 マルシアさん(撮影:宮川舞子)_150px

 

 

 

 

 

 

 

▼マルシアさん(ペールの母オーセ役 ほか)

国境を越え、言葉を超え、すべてを超えた舞台がすでに始まっています。稽古では、魂から生きる、子どもになる、あらゆる自分に化ける、自分の中にある自分をさらけ出すという作業を繰り返し、毎日筋肉痛で、自分が生きていることを実感しています。ペール・ギュントは「旅」をしますが、私自身も毎日「旅」をして、自分と戦って生きていますし、みなさんもそうだと思いますので、共感して観ていただけると嬉しいです。きっと皆さんの想像を超える舞台になると思います。素晴らしい旅を、ぜひとも、遊園地に行った気分でご覧ください。ありがとう、カムサハムニダ、ムイトオブリガーダ、サンキュー、愛してる!

 

 

 

『ペール・ギュント』制作発表会フォトセッション_パターン2(撮影:宮川舞子)_300px

『ペール・ギュント』制作発表会フォトセッション_パターン3(撮影:宮川舞子)_300px

 

 

 

 

 

 

 

『ペール・ギュント』は12月6日(水)~24日(日)世田谷パブリックシアター、12月30日(土)・31日(日)兵庫県立芸術文化センターにて上演いたします。どうぞご期待ください。

 

撮影:宮川舞子

韓国版『ペール・ギュント』

ヤン ジョンウンが率いる劇団旅行者(ヨヘンジャ)と、韓国の舞台芸術シーンを牽引するLGアートセンターのコラボレーションによる韓国版『ペール・ギュント』は、2009年に初演され、韓国で最も大きな演劇賞のひとつ「大韓民国演劇大賞」の大賞および演出賞を受賞するなど、ヤンの評価を更に決定づけるものとなりました。
「ペールが直面すべき自分自身」というメタファーとして舞台全面に大きな鏡が設置され、子どもの砂場遊びのように敷き詰められた土の上で繰り広げられる俳優たちのエネルギッシュなパフォーマンスは、韓国演劇界に大きなインパクトを与えました。

▼韓国版 上演歴
2009年 韓国/LGアートセンター 【初演】 *大韓民国演劇大賞 大賞及び演出賞
2012年 韓国/LGアートセンター 【再演】
      オーストラリア/アデレードフェスティバルセンター
2013年 日本/第20回BeSeTo演劇祭 会場:新国立劇場 中劇場

▼韓国版 舞台写真

★1.韓国版『ペール・ギュント』(2009年、12年)(c)LG Arts Center & JD Woo

(c)LG Arts Center & JD Woo

2.韓国版『ペール・ギュント』(2009年、12年)(c)LG Arts Center & LJS

(c)LG Arts Center & LJS

 

 

 

 

 

 

 

 

3.韓国版『ペール・ギュント』(2009年、12年)(c)LG Arts Center & LJS

(c)LG Arts Center & LJS

4. .韓国版『ペール・ギュント』(2009年、12年)(c)LG Arts Center & LJS

(c)LG Arts Center & LJS

 

 

 

 

 

 

 

▼韓国版 動画

メディア情報

▼劇評
12/26日(火)NIKKEI STYLE 演劇回顧2017
12/19日(火)The Japan Times 「2017年ベスト6」
12/16(土)ニュースソクラ(要有料会員登録)
12/15(金)日本経済新聞 「自分探し」の衝動すくう
12/12(火)チケットぴあ 「浦井健治ら出演、日韓の”チーム力”が生んだ壮大な思想劇が開幕」

▼初日コメント・レビューなど
12/18(月)エンタステージ 公演レポート
12/18(月)エントレ 公演レポート
12/12(火)e+SPICE 公演レポート
12/11(月)エンタステージ 初日コメントほか
12/9(土)ステージナタリー 公演レビュー

▼インタビュー・公演紹介など
12/27(水)ベストステージ 2018年2月号 浦井健治インタビュー
12/27(水)ステージスクエアvol.30  浦井健治インタビュー
12/9(土)三茶TRIP  制作発表
12/11(月)ローチケ演劇宣言beta版 初日コメント ほか
12/6(水)The Japan Times ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー
12/4(月)日本経済新聞(夕刊)ヤン ジョンウン インタビュー
12/3(日)産経新聞 ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー
12/1(金)エクラ1月号 浦井健治 インタビュー
12/1(金)シアターガイド ヤン ジョンウン×浦井健治×趣里×マルシア インタビュー
11/28(火)毎日新聞 ヤン ジョンウン インタビュー
11/28(火)公明新聞 浦井健治インタビュー
11/28(火)読売新聞夕刊 ヤン ジョンウン インタビュー
11/27(月)Tokyo Art Navigation(西堂行人のトウキョー・シアター・ナビ)公演紹介
11/24(金)BUTAKOME(サンケイリビング新聞Web) 趣里×中井美穂さん 対談
11/24(金)東洋経済日報 ヤン ジョンウン インタビュー
11/21(火)女性自身 浦井健治 インタビュー
10/28(土)毎日が発見11月号 マルシア インタビュー
10/22(日)エンタステージ 浦井健治インタビュー
10/20(金)リンネル12月号 浦井健治インタビュー
10/20(金)アイデアニュース 浦井健治インタビュー(下)
10/19(木)アイデアニュース 浦井健治インタビュー(上)
10/13(金)家庭画報.com 浦井健治インタビュー
10/10(火)ローチケ演劇宣言beta版  ヤン ジョンウン インタビュー
10/10(火)e+SPICE  ヤン ジョンウン インタビュー
10/7(土)悲劇喜劇 浦井健治 インタビュー
10/7 (土)omoshii mag vol.11  浦井健治インタビュー
10/7(土)8:30〜9:55 関西テレビ(フジテレビ系列)「にじいろジーン」 浦井健治さんゲスト出演
10/3(水)Fabulous stage vol.4  浦井健治インタビュー
9/27(水)STAGE navi  浦井健治インタビュー
9/23 (土)e+SPICE 浦井健治インタビュー
9/22 (金)e+SPICE ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー
9/9 (土)朝日新聞WEBRONZA 浦井健治インタビュー
9/1 (土)チケットぴあ ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー
9/1 (土)BEST STAGE ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー
8/26 (土)STAGE SQUARE  ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー

せたがやアーツプレス11号 ヤン ジョンウン×浦井健治 インタビュー

ツアー情報

兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
日時:2017/12/30(土)12:00/18:00 ・ 31(日)12:00

 

動画

舞台写真

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公演日程表

★=プレビュー公演
◎=ポストトークあり(出演予定=浦井健治/趣里/ユン ダギョン/マルシア) ※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます
△=収録のため客席にカメラが入ります。18:30の回はライブ・ビューイングを行います。詳細はこちら


本公演では演出の都合上、喫煙シーンを予定していますが、小道具として健康に害の無い物を使用いたします。お客様には予めご了承いただきたくご案内申し上げます。


聞こえにくい方のための音声サポート(要事前申込み・無料)
音声が聞こえにくい方に、当日劇場ロビーにてイヤホンをお貸出しいたします。
申込み・お問合せ:チケットをご購入後、ご観劇日の3日前までに劇場へお申込みください。
Tel:03-5432-1526/Fax:03-5432-1559/support@setagaya-pt.jp

 

 

観劇サポート

託児サービス

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

料金 2,000円(1名につき)
対象 生後6ヶ月以上9歳未満
申込 03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託 キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

車椅子スペース

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

料金 該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
申込 03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。