概要

w650_★ピーピング・トム『ファーザー』 Oleg Degtiarov   -2

 

ベルギー発、最高にスキャンダラスなダンスカンパニー「ピーピング・トム」3年ぶりの来日公演!
街の片隅にたたずむ老人ホームを舞台に、幻惑的な世界が立ち上がる

 

類まれなる身体能力と、独創的なスタイルで数々の衝撃作を生み出し、次代のピナ・バウシュとも称されるダンスカンパニー「ピーピング・トム」。
世田谷パブリックシアターでは、『Le Sous Sol/土の下』(2009年)、『ヴァンデンブランデン通り32番地』(2010年)、『A Louer/フォー・レント』(2014年)と彼らの作品を継続的に招聘してまいりました。
この度、3年ぶりとなる来日公演では、街の片隅にひっそりと建つ老人ホームを舞台に、彼らにしか創りだすことのできない、虚実入り混じった幻惑的な世界が繰り広げられます。
また、世界中で上演を行う彼らの舞台に欠かせないのが、各劇場ごとに募る“現地キャスト”の存在です。
今回も、エキストラとして60~70代の“シニアキャスト”を募集し、カンパニーとともに世田谷パブリックシアターだけのプロダクションを立ち上げます。
是非劇場でそのスリリングな感動を体感してください。

 


ぞくぞくする程美しい!音楽とダンスが共鳴する、唯一無二の眩い宇宙 -ディ・ラインプファルツ紙
事実、『ファーザー』を見るのと見ないのとでは、あなたの人生は180度変わる! -デ・モルヘン紙
息を飲む程に、胸に刺さる美しさ……忘れがたきステージ -エル・パイス紙

 

バルセロナ批評家協会「最優秀海外ダンス作品賞」(2014年)
オランダNRCハンデルスブラット紙「最優秀ダンス・パフォーマンス賞」(2014年)
オランダ、ベルギーで上演された最も優れた作品に贈られる、「シアターフェスティバル2015」セレクション

 


【世田谷パブリックシアター友の会先行のご案内】
本公演では劇場友の会会員の先行・割引発売を行います。いち早くチケット先行の機会を得たい方は、これを期に、ぜひお申し込みをご検討ください。
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また、世田谷区在住の方を対象にした「せたがやアーツカード」先行・割引発売、24歳以下の方を対象にした「U24」割引発売などを行っております。
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関連ワークショップ「ピーピング・トム『ファーザー』 パフォーマンスワークショップ 」 開催!
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スタッフ/キャスト

【構成・演出】 フランク・シャルティエ
【ドラマトゥルグ・演出補佐】 ガブリエラ・カリーソ

【出演】 フンモク・チョン シモン・ヴェルスネル マリア・カラリナ・ヴィエイラ ほか

当日券情報

1.電話予約
当日朝10:00~開演の2時間前まで世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話03-5432-1515 )にて承ります。

2.窓口販売
開演の1時間前より、劇場入口の当日券受付にて販売します。

 

※一部見づらいお席になる可能性がございます。
※前売券は残席がある限り、前日までご予約を承ります。
・世田谷パブリックシアターチケットセンター
公演日前日19:00まで、店頭&電話03-5432-1515にて受付
・世田谷パブリックシアターオンラインチケット
公演日前日23:30まで受付

詳細は各公演日当日の10:00以降に、世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)までお問い合わせください。

メッセージ

【野村萬斎 メッセージ】
世田谷パブリックシアターが日本に初めてご紹介した、ベルギーのダンスカンパニー ピーピング・トム。美しい悪夢を見るような、心地よい狂気に満ちたステージは、さながら大人のための飛び出す絵本と言えるでしょうか。 これまでのダンスパフォーマンスの概念を打ち破り、裏切りの連続に胸躍るピーピング・トムの世界を、どうぞご期待ください。

【フランク・シャルティエ メッセージ】
この度『ファーザー』を日本で上演できますこと、心からうれしく思っています。
本作は、数年前開催した高齢者向けのワークショップが発端となり生まれました。参加者たちのさまざまな人生模様に触れ、深く感動した我々は、このテーマで作品を作らないわけにはいかなくなったのです。各地で参加してくださる10名のシニアキャストと、カンパニーダンサー、パフォーマーたちの出会いは、舞台上に人間の生きざまのゆるぎない現実となって姿を現します。
日本の観客と本作を分かち合えること、今から待ち遠しくてなりません。
ピーピング・トム フランク・シャルティエ

 

イントロダクション

街の片隅にひっそりと建つ老人ホーム。あの世とこの世をつなぐ冥府のようなこの場所で、いにしえの記憶の中に遊ぶ老人らは暮らし、どことなく素性の知れぬ流れ者たちが働いている。
ある週末、シモンは父親のレオを預けにホームを訪れる。施設の淡々とした日常が、レオたち老人の失われた思い出の数々が、いつしかこの建物全体を、奇妙な空気となって包み込み、支配していく。
人々の会話の穏やかな調べは、やがて雑音となって喧噪の彼方へと消え去り、あいまいな記憶は鮮やかな幻覚に塗り替えられる。
過去の思い出のフラッシュバックの中で、取り残された時間の歯車が、いま静かに動きだす。

シニアキャスト募集

演劇的な演出や、驚きと遊び心に満ちた新感覚のステージが人気の彼らの舞台に欠かせないのが、現地キャストの存在です。老人ホームを舞台にした本作にご出演いただく「シニアキャスト」を募集します。

詳細はこちら

⇒締め切りました

カンパニ―プロフィール

ベルギーを代表するダンスカンパニーLes Ballets C. de la B. の中心メンバーとして活躍してきたガブリエラ・カリーソと、フランク・シャルティエによって2000年に結成される。未知なるダンスの創造を目指してカンパニーを「ピーピング・トム=覗き屋」と命名。代表作に、トリロジー【『Le Jardin/ガーデン』(01)、『Le Salon/サロン』(04)、『Le Sous Sol/土の下』(07)】、『ヴァンデンブランデン通り32番地』(09)がある。

ダンサー、俳優、オペラ歌手ら、異なる背景を持ったアーティストが生みだす、強烈な個性を放つ驚異のパフォーマンスは、カルト的な人気さえ呼ぶ伝説の舞台としてダンス史にその名を刻むとともに、現代のピナ・バウシュと称される程。あまりの人気ぶりに、いま最もブッキングが難しいカンパニーとして、世界の劇場がウェイティングリストに名を連ねている。

最も過酷な場面でさえ、悲しみ、愛情、美しさに満ちたエモーショナルなステージ、確かなテクニックとユーモラスでアクロバティックなムーブメントは、他の追従を許さない独創的なスタイルを生み、もはや新しいジャンルの舞台としてその名をとどろかせている。

メディア情報

5/1(月) 日本照明家協会誌 劇評
5/1(月) ダンスマガジン 劇評
5/1(月) 婦人画報 劇評
4/26(水) 公明新聞 劇評
3/31(金) オン★ステージ新聞 劇評

1/27(金) CINRA.NET 公演紹介
1/25(水) TIME OUT TOKYO 公演情報
1/18(水) ぶらあぼ 公演紹介
1/15(日) Numero Tokyo 公演情報

 

ツアー情報

国内ツアー 2017年3月

松本公演
会場:まつもと市民芸術館 実験劇場
日時:3/5(日)

豊橋公演
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
日時:3/12(日)

兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
日時:3/15(水)

滋賀公演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
日時:3/18(土)

ビデオ上映会&トーク

カンパニーの代表作(日本未上演作含む)をトークを交えながら一挙ご紹介する他、ネザーランドダンスシアター(NDT)の委嘱振付作品『ミッシング・ドア』『ロスト・ルーム』を特別上映いたします。

日程:1/9(月・祝)、10(火)
会場:座・高円寺

トーク:
飯名尚人(映像作家、プロデューサー、座・高円寺劇場創造アカデミー講師)
三上さおり(世田谷パブリックシアター企画制作担当)

詳細・お申込みはこちら

⇒開催終了しました

動画

舞台写真

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公演日程表

◎=終演後ポストトークあり 出演:フランク・シャルティエ(構成・演出) 野村萬斎

△=劇場内に報道用のカメラが入ります。何卒ご了承ください。