~ 一緒に演劇ワークショップを企画しませんか? ~

『世田谷パブリックシアター地域連携プログラム』の募集について

新型コロナウィルスの影響により、いま、人々の活動がさまざまな形で制限され、子どもも大人も心や体が萎縮しています。でも、そんな今だからこそ、集まった人たちが共に場をつくりあげる「演劇ワークショップ」が必要だと世田谷パブリックシアターは考えています。演劇ワークショップは、さまざまなゲームや遊びを通して、日常の中に埋め込まれた気持ちや頑なな心身をほぐしていきながら、仲間との間に新たな交流を生み出します。それは、よりしなやかな集団・組織、さらには、豊かな地域社会を築いていくための一歩になるでしょう。

そのため、劇場でも緊急事態宣言が解除されてから新型コロナウィルスの感染防止に注意を払いながら、数多くの演劇ワークショップを実施しています。しかし劇場では、劇場のことを知っていて、訪れてくれる方たちとしか活動することはできません。

新型コロナウィルスで学校での活動が制限されているからこそ、みなさんの団体や施設で、子どもたちや集まった人たちのための時間を、私たちと一緒につくってみませんか?制限されている中でもできることはあると信じています。
6月「デイ・イン・ザ・シアター」親子企画の様子
『地域連携プログラム』では、世田谷区民の方々がそれぞれの現場で起きている悩みや困りごとを伺って、世田谷パブリックシアターがこれまで培ってきた演劇の経験から、解決の手立てを一緒に探っていきます。やりたいことが分かっていなくても、困っていること、気にかかっていることがあれば、気軽にご相談ください。

たとえば、PTAの場合
・保護者会などがなくなり、先生とのコミュニケーションが不足してきているので、学校や先生とのつながりを取り戻すために、いつもとは違うコミュニケーションの機会を設けたい。
・学芸会がなくなったり、子どもが集団活動できる機会が減っているため、保護者主催でできる演劇発表会のようなものをやりたい。
・子どもたちの本当の気持ちはわかりづらい。先生や親だけでなく、第三者の大人を通して子どもたちが何を考えているか理解できるようなワークショップを企画したい。

たとえば、新BOPの場合
・三密を回避しながら、新BOPで過ごす子どもたちは、お絵描きなどの遊びばかりになってしまっている。フィジカル・ディスタンスをとりながらできる身体をつかった遊びを知りたい
・マスクをつけて、密になれない子どもたちは、異学年同士で仲良くなれる機会がないので、異学年同士の子ども達が仲良くなるためのワークショップという場が必要
・新1年生の受け入れやガイダンスが大変かつ不十分なので、BOPの先生やBOPの場所に慣れ、友達がつくりやすくなるようなワークショップを行いたい

まずは世田谷パブリックシアター学芸までお気軽にご連絡ください。

 

【お問合せ】世田谷パブリックシアター学芸 TEL:03‐5432‐1526 FAX:03-5432-1559

 

申込の流れ(PDF)
・申込用紙 PDF版 Word