ダンスダイアローグ

鈴木ユキオ(ダンサー・振付家)×筒井潤(劇作家・演出家・俳優)トーク

『チェルノブイリの祈り―未来の物語』*に着想を得、2016年にシアタートラムで初演されたダンス作品『微分の堆積』が、新たな考察とチャレンジの中、新作『堆積-Accumulations-』として京都で再誕します。本公演の開催に先立って、身体の生存への意志を結実しようとする振付家鈴木ユキオと、関西を拠点に活動し、『ソコナイ図』で死そのものとダイレクトに向かいあう作品を提示した筒井潤が、京都と東京で対話を行います。対極から出発するようなその在り方を互いがどのように考え、言葉を交換するのか密度の濃い対話をご期待ください。

 

鈴木ユキオ

97年アスベスト館にて舞踏を始め、2000年よりカンパニー「金魚」主宰。繊細でしなやかな、且つ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスで、多くの観客を魅了する。ベネチアビエンナーレ、香港アートフェスティバル、シビウ国際演劇祭など、国内外の劇場・フェスティバルで公演。08年トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞(グランプリ)」受賞。パリ市立劇場が主催する「Danse Elargie2012」では10組のファイナリストに選ばれた。カンパニー活動に加え、「パフォーマンスキッズ・トーキョー」での子どもたちとの創作や、お茶の水女子大学、日本工学院専門学校などで講師を務める。16年3月、シアタートラムにて『微分の堆積』を発表。本作は、鈴木がニューヨーク滞在中に偶然手にした、スベトラーナ・アレクシェービッチの『チェルノブイリの祈り―未来の物語』から着想を得ており、淡々と紡がれる時間の中で今を生きる人間の無邪気さと愚かさ、そして命のたくましさを描き、話題になった。今年11月、京都・京都芸術劇場 春秋座 特設ステージで新作『堆積-Accumulations-』としてリクリエーションされる。

 

筒井潤

演出家、劇作家、俳優。大阪を拠点とする公演芸術集団dracom(ドラカン)リーダー。2007年京都芸術センター舞台芸術賞受賞。dracomとしてTPAM2008、フェスティバル/トーキョー2010、Sound Live Tokyo 2014、Nippon Performance Night 2017等に参加する他、個人として桃園会、『新長田のダンス事情』(Dance Box)、『Silent Seeing Toyooka』(城崎国際アートセンター)等の演出、山下残振付作品、マレビトの会、KIKIKIKIKIKI、維新派、akakilike、悪魔のしるしの公演などに参加。様式やジャンルを問わない活動で注目されている。日本劇団協議会機関紙『join』86号特集記事「私が選ぶベストワン2015」において、毎日新聞大阪本社学芸部の畑律江氏のベスト1演出家に選出される。TPAM2016コプロダクション「アジアン・アーティスト・インタビュー」ではインタビュアーを務めた。

 

『チェルノブイリの祈り―未来の物語』
1948年ウクライナ生まれの作家スベトラーナ・アレクシェービッチ(15年ノーベル文学賞受賞作家)が、1986年4月におこったチェルノブイリ原子力発電所事故をテーマに取材を重ね、1997年に発表したインタビュー集。事故によって人生を一変させられた人々の、事故の記憶やその後に続く人生、愛する人々や故郷への想いなど、一人ひとりの真実を鮮明に描いた作品。

 

※京都公演の情報
YUKIO SUZUKI projects『堆積-Accumulations-』
会場:京都芸術劇場 春秋座  日程:11月25日(土)~26日(日)
http://k-pac.org/?p=3307

お申込み
【トーク】11月1日(水)19:00~20:30 受付終了
日程 【トーク】11月1日(水)19:00~20:30
場所 世田谷文化生活情報センター ワークショップルーム
(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)
対象 ダンスのことをもっと知りたいと思っている方(年齢制限はありません)
参加費 無料
定員 30名程度
※先着順。定員に達し次第、受付終了します。

申込み方法 申込みフォームからご応募ください。
お問合せ 世田谷パブリックシアター制作「ダンスダイアローグ」担当 03-5432-1526
申し込み時のお願い事項 お申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。
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◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
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◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。
◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。
備考 [主催]公益財団法人せたがや文化財団
[企画・制作] 世田谷パブリックシアター、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター
[後援] 世田谷区