『学びの現場から』

~SPTワークショップラボ2015-16~

市民参加演劇レクチャー300画像150928

教育現場では、新しい学びのかたちとして、様々なワークショップや協同作業の在り方が試みられています。そこでは、演劇はどのような形で関わっているのでしょうか。教育現場において演劇が果たし得る役割や、具体的な実践例をお伺いしながら、改めて、演劇ワークショップの可能性について探ります。

 

お申込み
2016/2/6(土)13:00~15:00 受付終了
2016/2/6(土)16:00~18:00 受付終了
2016/2/6(土)13:00~15:00 ・ 2016/2/6(土)16:00~18:00 受付終了
日程 『学びの現場から』
Vol.1 演劇教育の現在
2016/2/6(土)13:00~15:00
講師:高尾 隆(東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野准教授)

Vol.2 これからの学びと演劇
2016/2/6(土)16:00~18:00
講師:渡辺 貴裕(東京学芸大学教職大学院准教授)
内容 Vol.1 演劇教育の現在
近年、「21世紀型スキル」「社会人基礎力」などの新しい能力観が登場してきています。そしてそれにともない、学びと演劇の新たな接続が試みられています。また学びは、学校にかぎらず、企業、地域などでも注目されるようになってきています。創造性、身体、物語、コミュニケーションなど、演劇の持つ多面性を、これからの教育にどう生かしていくことができるのか。学びと演劇をめぐる現状とその理論的な背景を探りたいと思います。

Vol.2 これからの学びと演劇
「アクティブ・ラーニング」が脚光を浴びているように、学校における学びは今転換が求められています。演劇は、身体を動かし、他者と関わるという点で、まさに「アクティブ」な活動。さらに、他の多くの学習手法にはない、虚構の活用という特徴ももっています。イギリスのドラマ教育や日本における演劇的手法の実践事例をもとにして、「コミュニケーション能力」や「表現力」の伸長にとどまらない、演劇を切り口とした学習像の転換について考えてみたいと思います。
講師プロフィール Vol.1 演劇教育の現在
高尾 隆(東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野准教授)
島根県松江市出身。専門は演劇教育、インプロ(即興演劇)、吹奏楽教育。インプロ劇団「即興実験学校」で舞台に立つかたわら、学校、劇場、企業、地域、福祉施設などでインプロワークショップをおこなう。著書として『インプロ教育:即興演劇は創造性を育てるか?』(フィルムアート社、2006年)、『インプロする組織』(共著、三省堂、2012年)など。

Vol.2 これからの学びと演劇
渡辺 貴裕(東京学芸大学教職大学院准教授)
兵庫県川西市出身。専門は教育方法学、国語教育学。「学びの空間研究会」を主宰し、小中高の現場の先生方と共に、演劇的手法を用いた授業の可能性を実践的に追究している。著書として『ドラマと学びの場』(共編著、晩成書房、 2014年)、『時代を拓いた教師たちⅡ』(共著、日本標準、 2009 年)など。
場所 世田谷文化生活情報センター ワークショップルームA(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)
参加費 各回1,000円
※各回受付時に精算いただきます。
募集人数 各回40名程度
※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。
申込み方法 申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
備考 [主催] 公益財団法人せたがや文化財団/公益社団法人国際演劇協会日本センター
[企画] 世田谷パブリックシアター/公益社団法人国際演劇協会日本センター
[協賛] 東レ株式会社

[申込時のお願い事項]
お申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。
◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。
◆WS・レクチャー中に取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的にスタッフが写真・動画の撮影をする場合があります。
◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
◆お申込み時の必要事項は正確にご記入ください。
◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。
◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。