概要
劇場へなかなか足を運ぶことができない方々に気軽に演劇を楽しんでいただこうと、世田谷パブリックシアターが毎年おこなっている、@ホーム公演(あっとほーむこうえん)。オリジナルな芝居を作って、劇場から地域に暮らす人たちのもとへでかけ、上演しています。
今年は、@ホーム公演第4作目となる新作『チャチャチャのチャーリー ~愛しのお姫さま~』を、区内の特別養護老人ホーム、デイ・サービス、障害者施設、福祉施設で上演します。第1作から8年来、脚本・演出を担当しているノゾエ征爾は昨年、彩の国さいたま芸術劇場主催「1万人のゴールド・シアター」(企画・原案 蜷川幸雄)の脚本・演出に抜擢され、60歳代以上の高齢者とつくる大群像劇をさいたまスーパーアリーナで上演、活躍の場が広がっています。
公演の模様は随時facebookでお知らせしていきます。
これまでの「@ホーム公演」のアーカイブはこちらから。
ストーリー
あるところに、陽気でおバカな鼻デカ兄弟(ノゾエ征爾、井本洋平)がいました、ふたりは、ダニエル健太郎おじいちゃんから受け継いだ骨董品屋を営んでいます。店の奥には何十年も売れ残った人形が、ポツリ。あやつり人形チャーリー(山本光洋)です。ある日、チャーリーのとなりに美しいお姫さま人形(たにぐちいくこ)が運ばれてきました。名前はチューリップ。そうして、楽器の音色もとりどりに、不思議な不思議な物語がはじまります…。
スタッフ/キャスト
世田谷パブリックシアター@ホーム公演2017 『チャチャチャのチャーリー ~愛しのお姫さま~』のダイジェスト動画を公開しました。
地域で暮らす人々に、劇を運ぶ。今年の@ホーム公演は、世田谷区内の高齢者施設、障害者施設、全15ヶ所での公演を終了しました。
観客は施設の利用者さん。職員さんが見守るなか、会場は一瞬にして劇場に!
「楽しかった!」「笑いあり、ちょっとせつないストーリーがよかった」「1年分の楽しさを見たような気がする」など、うれしい感想をいただきました。
ダイジェスト動画は、この下の欄からぜひご覧ください。
動画
舞台写真
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