SPTラボラトリー オープン・ラボ2019
「対話」を通じて変化をもたらすコミュニティ・アート・プロジェクトの作法
参加の可否を11月30日にメールでご連絡しています。メールが届いていない方はお手数ですが劇場(03-5432-1526)にお問い合わせください。
シンガポールで、劇団ドラマボックスが2013年から展開している『Both Sides, Now』は、「どのように死にたいか」をみんなで考えていこうとするコミュニティ・アート・プロジェクトです。死について考えることは、その反対側にある「どう生きるか」というテーマも同時に浮かび上がらせます。このプロジェクトでは、アーティストと病院、社会福祉や芸術関係のNGOなどが連携し、病院や公団住宅などさまざまな場所で、そこに集い暮らす人々の思いを多様なアートフォームに落とし込み、日常空間を異化させていきます。
このたび、ドラマボックスの芸術監督コック・ヘンウォン氏と、日本におけるコミュニティでの演劇ワークショップ実践の第一人者である花崎攝氏が協働し、『Both Sides, Now』の実践を参照しつつ、コミュニティでプロジェクトを展開する際に最も重要な要素の一つである「対話」の作法を学び考えるセミナー/ワークショップを開きます。
セミナー/ワークショップでは主に以下のようなポイントをきっかけに、やりっぱなしではない、継続性を目指したコミュニティ・アート・プロジェクトの実践のありようについて考えていきます。
・ 「対話的な経験」とは?
・ よりよく「聞く/聴く」とは?適切な質問とは?
・ コミュニティで良質な「対話的な経験」を生み出すにはどのような仕掛けが必要か?
・ 「対話的な経験」を実現する安全・安心な場をいかにデザインし作り出すか?
・ ソーシャルワーカーやアーティスト/ファシリテーターの役割は?
アーティストや、ワークショップファシリテーターの方たちをはじめ、地域で日々現場に向き合うソーシャルワーカーなど、多様なバックグラウンドの方たちのご参加をお待ちしています。
お申込み | |
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SPTラボラトリー オープン・ラボ2019 2019年12月12日(木)19時~21時半、12月13日(金)19時~21時半、12月15日(日)13時~19時 |
受付終了 |
日程 | 2019年12月12日(木)19時~21時半、12月13日(金)19時~21時半、12月15日(日)13時~19時 |
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会場 | 世田谷パブリックシアター稽古場 |
対象 | ・コミュニティでのアートプロジェクトの実践をしているアーティスト、制作者。 ・コミュニティでのアートプロジェクトを今後、実践したいと思っているアーティスト、制作者。 ・ソーシャルワーカーなど日々、地域社会の現場に向き合っている方。 |
進行役 | コック・ヘンウォン 演出家、劇作家、ドラマトゥルク、教育者。劇団ドラマボックス芸術監督。コミュニティにおける様々な問題にアートを通して関わり、対話を促す手法が高く評価されている。2000年にナショナル・アーツカウンシルのヤング・アーティスト賞を受賞。2016年から2018年にはシンガポールの芸術コミュニティの代表として任命議員(特定の職能や分野を代表する形で、選挙を経ないで大統領が任命する国会議員)を務め、国会で活発に論陣を張った。 花崎攝(演劇デザインギルド) 黒テントを経て、アジアの民衆演劇に触れ、ロンドン大学ゴールドスミス校で応用演劇とともに領域横断するコミュニティアートを学ぶ。世田谷パブリックシアターでの学芸プログラムのほか、現在依存症のリハビリに取り組む「女性ダルク」や「ことぶき共同診療所デイケア」(横浜市寿町)、またフィリピン、インドネシア、日本を結び環境を軸に社会課題を考えるプロジェクトなどを実施中。 ◆ドラマボックス(Drama Box) 1990年に旗揚げ。劇場での公演のほか、公団住宅や公園、商業施設などのパブリックスペースでのアートプロジェクトを積極的に展開し、コミュニティに深く根差した作品を創造し続けている。「GoLi」(ビー玉遊びの名前)と呼ばれる移動式のテント劇場を用いた上演をおこない、シンガポールでは長く禁止されていた観客参加型の「フォーラム・シアター」を特集したフェスティバルを開催するなど、実験的・野心的な活動で知られる。英語だけではなく、中国語でも積極的に上演をおこなっており、シンガポール国内の中国語劇団はもとより、中国本土、台湾、香港といった中国語圏の劇団やアーティストとも幅広いネットワークを持つ。 |
参加費 | 3,000円 |
募集人数 | 15名程度 |
締切 | 11月27日(水)〆切 参加の可否を11月30日にメールでご連絡しています。メールが届いていない方はお手数ですが劇場(03-5432-1526)にお問い合わせください。 |
参加条件 | すべての回に参加できること。 |
申込方法 | 劇場ホームページよりお申込み下さい。 (1)氏名(ふりかな)、(2)住所、(3)電話番号、(4)年齢、(5)職業、(6)参加の動機、(7)これまで実施/携わってきたコミュニティ向け事業、もしくは今後企画しているもの、(8)その他メッセージ 《申込みフォーム利用時のご注意》 迷惑メール対策などで「アドレス指定受信」・「ドメイン指定受信」・「メールフィルター」など、インターネットメールの拒否設定を行っていると受信できないことがあります。世田谷パブリックシアター (@setagaya-pt.jp)からのメールが受信できるよう、設定の変更をお願いします。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 電話:03-5432-1526(10:00~19:00)/FAX:03-5432-1559 |
備考 | [主催]公益財団法人せたがや文化財団 [企画・制作]世田谷パブリックシアター [後援]世田谷区 [協賛]東レ株式会社 [助成]国際交流基金アジアセンターアジア・文化創造協働助成 |
申込時のお願い事項 | 申込時のお願い事項 申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。 ◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護規定により管理いたします。 ◆WS・レクチャー中に取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的にスタッフが写真・動画の撮影をする場合があります。 ◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。 ◆お申込み時の必要事項は正確にご記入ください。 ◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。 ◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。 |