劇場案内

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<主劇場(世田谷パブリックシアター)>

public theatre
<舞台機構の構成と特徴>
   舞台床機構は、主舞台迫り、前舞台迫り、平土間迫り、客席段床迫りによって構成されている。
 特に、客席の段床の角度を任意の位置に変角できる機構は、この劇場だけの試みである。
 また、他の特徴としては、分割取外し式のライトブリッジで、舞台美術やアクティングエリアに合わせて、吊位置を自由に設定し照明を仕込む事が出来る。使用しない時には、舞台袖に片付けて束縛の無い自由な舞台空間を作り出す事が可能である。この試みも他では見られないものである。油圧方式を採用しているので、超微速から高速、スムーズに更に低騒音で操作が可能。

<照明設備の特徴>
   舞台用調光器は、新規に開発した調光器毎負荷ドロップ補正機能を持つインテリジェント型調光器で、電圧ドロップを軽減するために電線サイズを大きくする必要もなく、また、負荷容量による末端電圧の差を補正できるドロップ補正型調光器を備え持つ。ブリッジ用調光器は、新開発したITD型デジタル調光器を各ブリッジに搭載する方式となっている。

<音響設備の特徴>
   効果音再生の機能充実のため、シーンの記憶・再生が容易に出来るフルデジタルの音響調整卓を導入している。拡声卓(SR卓)の機能と演劇用の効果卓(SE卓)として機能充実してある。
 
[舞台形状] 標準プロセニアム形式とオープン形式 プロセニアム間口:W10.9m×D11.817m×H6.6m~9.1m(可変)
スノコ高:19.0m
3尺×6尺サイズのユニット床56枚が切穴として使用可 奈落面から舞台登退用9ヶ所 前舞台(ユニット床7枚が切穴使用)と平土間は客席を撤去し舞台として使用可
[舞台面積] 舞台総面積485.3m2(内主舞台は214.8m2、下手袖、上手袖、後舞台)
前舞台面積39.3m2(兼客席、オケピット、W10.908×D5m)
平土間面積30m2(兼客席、W14.150×D3.9m)
鳥屋口3ヶ所(一部客席撤去)
[客席形状] 客席段床迫り(舞台形状に合わせ客席勾配を変える事が可能)
[客席数] 最大700人(椅子席612+立見88)
 (内訳)プロセニアム形式540~600席(車椅子スペース4台12席)
 オープン形式513~540席(車椅子スペース4台12席)
[楽 屋] 楽屋5室、公演スタッフ室1室

<機構>  
[操作卓] 主操作卓(記憶式)
副操作卓(記憶式)
トランク式操作卓
ギャラリージョイスティック操作箱卓
[迫り] 主舞台迫り・前舞台迫り・平土間迫り(-2320mm昇降)
客席迫り(-1570m昇降)。
[吊物] プロセニアムブリッジ
プロセニアムサイドバトン×2
引割カーテン(緞帳)バトン
暗転幕バトン
前アッパー用バトン(器材取外し可)
リアアッパー用バトン(器材取外し可)
東西バトン4本(300kg)
東西ライトバトン8本(100kg)
動力バトン19本(600kg)
手動バトン16本(300kg、2ヶ所で綱元操作可)
電動バトン3本(600kg)
プロセニアム内蔵点吊8点
スケネ内点吊4点
移動式点吊(スノコ上で任意に設置)200kg×12台、125kg×10台
スケネ壁(幾つかのパターンが可)
ライトブリッジ3列
ホリゾント幕(リアスクリーン)
紗幕
スチールデッキ
舞台監督卓他
[水場] 水場が下手舞台奥と7階上手ギャラリー
[搬入口] 地下2階
搬入口サイズW9.5×D11.3×H3.6m
搬入エレベーターサイズw1.85×D5.8×H3m
積載荷重2700kg
搬入車両サイズは4t・長さ8.4m・高さ3.4mまで

<照明>  
[電源] 3相4線225/130v 600kvA。
効果器用電源:単相3線210/105v150kvA
仮設電源:単相3線210/105v40kvA
仮設電源:3相3線200v35kvA
[調光卓] マリオネットスターモデルA。
記憶容量1000シーン、最大チャンネル1024
[調光器] 舞台用654台(2kw×220、4kw×340、6kw×94)
客席・ロビー用6kw×25台
ND直回路6kw42回路、5kw64回路、
DMX512用回路55系統。
[照明コンセント] プロセニアムブリッジ
ライトブリッジ(スノコより電源供給)
前アッパー(4色)
リアアッパー(4色)
フロアウォール
ギャラリー
サイドバトン
バルコニー
フォロースポット室
公演監督室
照明調光室
鳥屋口
客席
客席ロビー
フロント
第1・第2シーリング
[移動器材] フレネルスポット
エリプソイダルスポット(凸レンズスポットは無し)
パーライト
HMI
エフェクトプロジェクター
パニープロジェクター他

<音響>  
[調整卓] ix-3000(フルデジタル調整卓)
 AD/DA変換20ビット型
 シーン・ダイナミック型オートメーション機能
チャンネル構成
  アナログ入出力:
 
マイク/ライン入力32ch(ヘッドアンプ入力)
ライン入力64ch
ライン出力80ch
  ミキサ入出力:
    インプットチャンネル72ch
メインチャンネル1ch(ステレオ)
GRPチャンネル16ch(ディレイユニットを実装)
AUXチャンネル16ch(ディレイユニットを実装)
MTRXチャンネル48ch
モニターチャンネル2ch(ステレオ)
[客席移動卓] 客席ix-3000リモート卓
 アナログ卓:SOUND CRAFT DELTA THEATRE16/4/2
[客席固定スピーカ] 米APOGEE社製
プロセニアム・センター
プロセLR、
サイドLR、
シーリング2列LR
ウォール3系列LR
舞台仕込スピーカは全て仮設対応
[コネクター盤] 各種コネクター盤30ヵ所
入出力用24ch.マルチ22回線
スピーカ100回線
BNC75Ω69回線
BNC50Ω28回線
インカム45ヶ所
C型電源11ヶ所
平行型電源15ヶ所
[連絡設備] クリアカム子機16セット
ワイヤレス・インカム2ch送受信機各6セット(受令機各2)、Qライト(応答式)子機16台
ガナリシステム
[難聴者システム]

客席内難聴者支援システム(ループアンテナFM方式)子機60台

※現在システム調整中のため使用休止中です

[音響室] 全開放可窓設備

2000/6/25現在

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客席図pdf
(149K)
主劇場舞台平面図 pdf (139K)
主劇場断面図 pdf (642K)

主劇場照明設備 pdf (20K)
主劇場音響設備 pdf (12K) 2002.4.1現在

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