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■プロフィール■ | |
フレデリック・フィスバック (構成・演出)![]() 近年は、オペラ作品、コンテンポラリーダンスなど、演劇以外の分野での演出もあり、2001年には、フランスの振付家ベルナルド・モンテとの共同作品『ベレニス』を発表、アヴィニョン演劇祭などで、やはり高い評価を受けた。 2002年1月より、ヴィトリー・スタジオシアターのディレクターに就任。フランス現代演劇界ではもっとも注目される若手演出家である。 07年には、アヴィニヨン演劇祭のアソシエイト・アーティストをつとめる。 |
結城座 江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が旗揚げ以来、現在12代目結城孫三郎まで368年の歴史を持ち、国の記録選択無形民俗文化財及び東京都の無形文化財にも指定されている。現在は、古典の操りをベースに、写し絵、現代演劇の演出家との新作公演の発表など、活動の幅を広げている。 最近の主な新作公演:『くぐつ草紙』(作・演出/川村毅 ザ・スズナリ 2001年)、『ユビュ王-UBU ROI』(作・演出/佐藤信 谷中ザ・バスハウス 2000年)、『魔界放浪記』(作・演出/川村毅 花園神社特設テント 1998年) |
ジャン・ジュネ (原作) フランスの詩人、作家、劇作家。1910年、パリに娼婦の私生児として生まれ、幼少期より放浪生活をしながら、犯罪行為と監獄生活を繰り返す。自らの汚辱と悲惨と悪の日々の経験を元に、牢獄内で詩を書き始め、処女長編『花のノートルダム』がジャン・コクトーの目にとまり、以来、『葬儀』『泥棒日記』等、その政治的性格を完全に消失したエロティシズム、男色と犯罪で倒錯に満ちた世界、とりわけその言葉の音楽的リズムによって、サルトル、コクトー、モーリアック、ジイド等、フランス文壇で多くの賛美者を生む。 『女中たち』『バルコン』『黒んぼたち』など、劇作においても今日最大の劇作家と評されるジュネが、現実での政治参加を始めたころに書かれた『屏風』(56~61年)は、彼が執筆した最後の戯曲となった。86年没。 |
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