公演情報->野村萬斎ディレクターズ企画 |
野村萬斎ディレクターズ企画
「MANSAI◎解体新書」その壱 トーク&パフォーマンス からだ−「動き」と「かたち」のヴォキャブラリー |
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■野村萬斎アーティスティック・ディレクター企画 第一弾 世田谷パブリックシアターでは8月より、狂言師・野村萬斎を芸術監督に迎え、新たなスタートを切りました。「MANSAI◎解体新書」は、その新ディレクター野村萬斎による第一弾の企画。 ディレクター自らがゲスト・アーティストを招き、トークとパフォーマンスを行います。 ただ一方的に見て楽しんでおしまい、という公演にあきたらず、より深く舞台芸術を楽しみ、考えてみたいと思っているみなさんに向けて発信します。 |
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■解体新書とは 現代芸術の世界を構成しているさまざまな分野、要素をパーツに分け、それぞれの成り立ちと根拠をあらためて問い直すシリーズです。 新たな舞台芸術作品の創造と劇場の基盤づくりを目的に、毎回各分野のゲストが、互いの表現手法を持ち寄り、その形態の違いを確認する一方で、共通する必要不可欠なもの=「表現の本質」を探ります。 通常の公演とは一線を画し、内容によってスタイルもその都度変わるフレキシブルな企画です。 |
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■からだ−「動き」と「かたち」のヴォキャブラリー 第1回目はスペシャル・ゲストとして、昨年の朝日舞台芸術賞で「寺山修司賞」を受賞し、コンテンポラリー・ダンスの世界で、いまもっとも注目を集めるダンサー・振付家の伊藤キムさんが登場します。 野村萬斎は狂言というジャンルにおいて「型」を学び、その表現手法を武器に、他ジャンルへと越境を果たしましたが、伊藤キムさんは舞踏を出発点に、日常的な動きのなかから導き出された、しなやかなダンスとトリッキーな動きで観客を魅了してきました。 異なるジャンル出身のふたりが、互いの身体性−「動き」と「かたち」のヴォキャブラリーをめぐって、トークとパフォーマンスを繰り広げます。 |
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■プロフィール 野村萬斎(のむら・まんさい) 1966年生まれ。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。野村万作の長男。3歳で初舞台。芸術祭新人賞などを受賞。03年6月、世田谷パブリックシアターで「ハムレット」を演じるなど、古典の枠にとどまらず、日本演劇のアイデンティティの確立を模索している。 伊藤キム(いとう・きむ) 87年、舞踏家・古川あんずに師事。95年、「伊藤キム+輝く未来」を結成。作品では、人間の根源的なテ−マを「日常の中の非日常性」をキーワードに、風刺と独特のユ−モアを交えて表現している。02年、第一回朝日舞台芸術賞にて、「寺山修司賞」を受賞。 |
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