ワークショップ・レクチャー

劇場的思考とは何か
空間と視線のドラマトゥルギ(全5回)
世田谷パブリックシアターレクチャー2006

 舞台芸術の歴史において、劇場の空間的、社会的特性とそこで演じられる作品は密接に結びついてきました。
当然のようにも思えるその事実がいまや忘却されようとしているように思われます。
それは一体なぜなのか。
そして、劇場の内部(舞台/客席)と外部(社会)の関係は、歴史的にどう変容し、現在どうあるべきなのか。
演劇の社会性や劇場の公共性をめぐる今日的な問いを改めて舞台表現の歴史と構造へ引き戻し、ビデオを使って具体的な作品も参照しながら、できるだけ身近な問題から考えていきます。

 
 
日程 時間は各日ともに15時?16時45分

2006年

9月9日(土) 劇場・社会・宇宙 ―世田谷パブリックシアターの天蓋の謎
9月16日(土) 近代劇場の〈起源〉―なぜオペラ座に怪人が出現するのか
9月23日(土) 観客の系譜学 ―〈天井桟敷の人々〉から〈平成中村座〉へ
9月30日(土) セノグラフィの零度 ―〈何もない空間〉には何があるのか
10月7日(土) メディアと劇場
―携帯電話の電源をめぐるブレヒト的考察舞台芸術のクリティック
 
 
場所 世田谷文化生活情報センター セミナールーム
(世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階)
 
 
講師 八角聡仁(やすみ・あきひと)
[プロフィール]
1963年生まれ。批評家。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科教授、舞台芸術研 究センター主任研究員。演劇、ダンス、写真、映画、文学等に関する論考多数。 編著に『現代写真のリアリティ』(角川書店)他。
 
 
参加費 7,500円
 
 
募集人数 30名(先着順)
 
 
締切り 2006年9月1日(金)
 
 
申込み方法 下記申込みフォームか電話(03?5432?1526)にてお申込み下さい。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03?5432?1526
 
 
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