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『みんなの 産み育て』

子どもを産み、育てること。
いつの世にもある、とても“普通”の営みです。
わたしたちは、だれもがみんな子どもでした。
かつて、子どもとよばれた人たちは、どうやって育ってきたのでしょう。
いま、子どもとよばれる人たちを、どうやって育てていくのでしょう。
そうして、どんな明日を選択していくのでしょう。

このワークショップでは、
子育て中の人も、そうでない人も、
子どもがほしい人も、ほしくない人も、
結婚している人も、独身の人も、
みんないっしょに集まって、地域の中で、社会の中で、“子どもを産み、育てること”について考えていきます。
いろんな人の言葉や考えに触れたり、からだを動かしたり、演劇で表現してみたり。
そうして考えたあれこれを、最終日に発表します。

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☆4都市連携プロジェクトとは
この事業は、北九州芸術劇場（福岡県北九州市）、世田谷パブリックシアター（東京都世田谷区）、水戸芸術館（茨城県水戸市）、仙台市市民文化事業団（宮城県仙台市）の4団体が連携し、演劇的アプローチから「産み、育てること」を考えていくプロジェクトです。
「産み、育てること」についての悩みや不安の多くは、そのすべてが個人に帰するものではなく、その「地域」の環境や背景を色濃く映し出しています。
このプロジェクトでは、地域毎に参加者を募り、「産み、育てること」にまつわるひとりひとりの経験や想いをタテ（世代）とヨコ（地域）の広がりの中に捉えていくことを試みます。自分とは違う世代、違う場所、違う立場を生きる他者と出会い、広い視野から自分を見つめ直してみることで、明日への一歩となる新たな可能性を見出していくことを目指しています。