ワークショップ・レクチャー

演劇研究ゼミ
『ブレヒトの教育劇を読む―いまその舞台化は可能か?』

参加者が自由に舞台芸術について討論でき、新しい表現や創作手法などを探っていく場となることを目指す「演劇研究ゼミ」。
今回は、ブレヒトの教育劇を読み進めながら、現在においてどのように舞台化することができるのかを考えていきます。
ぜひふるってご参加ください。

 
 
日程 2011年
(1)7月7日(木)19時~21時 『リンドバーグの飛行』1回目
(2)7月14日(木)19時~21時 『リンドバーグの飛行』2回目
(3)7月15日(金)19時~21時 『ホラティ人とクリアティ人』1回目
(4)7月21日(木)19時~21時 『ホラティ人とクリアティ人』2回目
(5)7月29日(金)19時~21時 「舞台化を具体的に考える」

 
 
内容 本ゼミでは、理論的な説明による以上に、作品そのものに触れるということを重視して理解し、ブレヒト教育劇の現代のとくに日本における舞台化を模索してみたいと思います。ブレヒトはかなりの量の理論的な記述を残していますが、彼は理論家である以上にきわめて有能な戯曲の書き手でした。広範な現実社会への関心を基礎とした、魅力的な戯曲台本を残しており、人間の行動と心理表現に関わる「ドラマチック」な構成を作り上げるという点で、ブレヒトは他の劇作家とは異なる独特のセンスを持っていたと言えます。
実際に二つのブレヒト教育劇、最初期の『リンドバーグの飛行』と最後の『ホラティ人とクリアティ人』を読むことによって、その戯曲としての現代における舞台化の可能性を考えてみたいと思います。最終回には舞台化についてのプランを参加者のみなさんに出していただきながら、ディスカッションをしていくつもりです。

※参加者は、岩淵達治訳『ブレヒト戯曲全集』(未来社)の第8巻を入手して、対象の作品をあらかじめ読んできてください。
 
 
場所 (1)~(4)世田谷文化生活情報センターセミナールームA(三軒茶屋駅前キャロットタワー5階)
(5)世田谷文化生活情報センターワークショップルームA(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)

 
 
講師 〈〈プロフィール〉〉
中島 裕昭(なかじま ひろあき)
東京学芸大学音楽・演劇講座演劇分野教授。学部・表現コミュニケーション専攻、大学院・表現教育コース担当。共著として『ドラマ教育入門』、『演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ』、訳書として『パフォーマンスの美学』など。
 
 
参加費 5,000円(全5回)
※ポイントカード対象レクチャーです。ポイントカードとは世田谷パブリックシアターのレクチャーを5回受講頂くと、1 回無料で受講頂けるお得なカードです。
 
 
募集人数 20名程度
※定員に達し次第受付を終了します。

 
 
申込み方法 (1)氏名(ふりがな)(2)住所 (3)電話番号 (4)年齢 (5)欠席日の有無(有の場合は欠席日も記入)(6)ワークショップや演劇経験の有無
  を書いて、世田谷パブリックシアター「演劇研究ゼミ」係まで、郵送またはFAX(03-5432-1559)するか、以下申込みフォームからお申込みください。

《郵送先》154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階
世田谷パブリックシアター「演劇研究ゼミ」係

 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [協賛]  アサヒビール株式会社/東レ株式会社
 
 
受付は終了致しました。
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