ワークショップ・レクチャー

『戯曲研究―現代英米演劇をサンプリングする(1)』
世田谷パブリックシアター シアターゼミナール2009

参加者たちが舞台芸術に関して自由に討論する場となることを目指して、世田谷パブリックシアターではシアターゼミナールを開催します。
今回のゼミナールでは、英米の現代戯曲に焦点をあて、これまで日本語に翻訳されていない戯曲を原文で読み進めながら、英米の現在進行形の演劇状況について、考察を深めていきます。原文の購読戯曲を事前に各自用意していただきます。ゼミナールの前に読んできてください。各回1作品を取り扱います。

 
 
日程 2010年
(1)『FUCKING A (2000).』 Suzan=Lori Parks作
2月10日(水) 19時~21時

(2)『WHERE DO WE LIVE (2002)』 Christopher Shinn作
2月22日(月) 19時~21時

(3)『PORNOGRAPHY (2007)』 Simon Stephens作
3月4日(木) 19時~21時

 
 
内容 わが国における外国戯曲の翻訳は主として上演を念頭に行われる傾向にあり、何が翻訳・上演されるかは、商業演劇から公共劇場演劇、さらに小劇場演劇にいたるまで、それぞれの需要と供給の関係によって規定されています。 この講座では、そうした関係では紹介されることがむずかしいものの、歴史的(社会史的、演劇史的)に重要な意味を持つと考えられる英米の現代戯曲を選び、それが書かれた歴史的・社会的文脈や日本の現代演劇を考えるときに持ちうる意味について、受講者の皆さんといっしょに議論できればと考えています。
 
 
場所 世田谷文化生活情報センター セミナールームなど
(東急田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅すぐ キャロットタワー5階)
 
 
講師 内野儀(うちのただし)
《プロフィール》
東京大学大学院総合文化研究科教授(パフォーマンス研究)。日米の現代演劇を主たる研究対象とする。著書に『メロドラマの逆襲』(1996)、『メロドラマからパフォーマンスへ』(2001)、『Crucible Bodies』(2009)、『舞台からの視座』上下巻(近刊予定)等。セゾン文化財団評議員。神奈川芸術文化財団理事。
 
 
参加費 4,500円(全3回)
※受講初日に会場にてご精算いただきます。
 
 
募集人数 若干名
※定員に達した場合、抽選をいたします。
 
 
締切り 1月31日(日)
 
 
申込み方法 以下の申込フォームよりお申し込み下さい。電話でのお申込みはお受けいたしません。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 平成21年度文化庁アートマネジメント重点支援事業
 
 
受付は終了致しました。
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