ワークショップ・レクチャー

『プロデューサーの仕事』
パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座2009

世田谷パブリックシアターのプロデューサー4名が、世田谷パブリックシアターでの舞台芸術作品創造事例に基づいて、舞台芸術作品のプロデュース/公共劇場のプロデューサーの仕事について迫ります。まず、第1回目では、さまざまなスタイルの演劇上演を素材に、公共劇場の立場から、これからの演劇プロデューサーに求められる視点について考えます。第2~4回では、『三文オペラ』、『偶然の音楽』、『友達』、『にんぎょひめ』などといった国内演劇作品から、『春琴』、『エレファント・バニッシュ』などといった国際共同製作作品などを具体的な制作過程を実例に、実践的にお話を進めます。「公共劇場」で作品をプロデュースすることの意義をあらためて考えていく講座です。

 
 
日程 2009年
(1)「プロデューサーに求められる視点」
6月9日(火)19時~21時
講師:奥山緑 (世田谷パブリックシアター制作部長)

(2)「国内演劇作品のプロデュース」
6月16日(火)19時~21時
講師:根本晴美 (世田谷パブリックシアタープロデューサー)

(3)「国際共同製作作品のプロデュース」
6月23日(火)19時~21時
講師:穂坂知恵子 (世田谷パブリックシアタープロデューサー)

(4)「ダンスと演劇の閾 -世田谷パブリックシアターのプログラムを事例に」
6月30日(火)19時~21時
講師:楫屋一之 (世田谷パブリックシアタープロデューサー)

 
 
場所 世田谷文化生活情報センター セミナールーム(キャロットタワー5階)
 
 
講師 ≪プロフィール≫
(1)奥山緑(おくやまみどり)
世田谷パブリックシアター制作部長。86年㈱西武百貨店に勤務(~93年)。87年劇場開場にともない、銀座セゾン劇場技術部および企画制作部勤務。95年より舞踏・山海塾の制作(~06年)。98年~99年にコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ芸術経営学科修士コースに留学。帰国後(有)アムアーツ設立。04年~06年(財)神奈川芸術文化財団演劇部門プロデューサー。06年より世田谷パブリックシアター制作課長。08年より現職。

(2)根本晴美(ねもとはるみ)
世田谷パブリックシアタープロデューサー。劇団四季、こどもの城劇場事業本部(青山劇場・青山円形劇場)などを経て96年世田谷パブリックシアター開場準備室にスタッフとして参加。98年より現職。ストレート・プレイ、音楽劇、ダンス、こどもの劇場(親子で楽しめる舞台企画)、ワークショップなど幅広い分野でプロデュースを手がける。

(3)穂坂知恵子(ほさかちえこ)
世田谷パブリックシアタープロデューサー。東京グローブ座制作部を経て、96年より現職。タイ版「赤鬼」、「まちがいの狂言」、「エレファント・バニッシュ」、「アンデルセン・プロジェクト」、「The Diver]、「春琴」など、数多くの海外共同製作作品をプロデュースするだけでなく、テアトル・ド・コンプリシテ、ピーター・ブルックなど第一線で活躍する演劇人の作品を招聘。日本の舞台芸術界の活性化を担う。

(4)楫屋一之(かじやかずゆき)
70年代半ばより演劇活動を開始。83年から、NOISE(如月小春代表)を中心に、映像、 コンピュータ等を駆使した演劇・パフォーマンス、各地の公共施設でのワークショ ップ等の事業を制作。世田谷パブリックシアターでは、主にコンテンポラリーダンス、舞踏公演の企 画・制作を担当する。
 
 
参加費 6,000円(全4回)
※当日席に余裕がある場合は、1回のみの参加者を受け入れます。ご希望日の17時以降に電話(03-5432-1526)でご確認ください。
 
 
募集人数 40名
※先着順に受付いたしておりますが、万が一定員に達してご参加いただけない場合はご連絡いたします。
 
 
申込み方法 以下申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [助成] アサヒビール芸術文化財団
 
 
受付は終了致しました。
ひとつ前のページへ戻る