ワークショップ・レクチャー

『舞台芸術のクリティック12―舞台を読む・感覚と思考のレッスン』
世田谷パブリックシアターレクチャー2008

『舞台芸術のクリティック』は、演劇やダンスなどの批評を実践していく講座です。ここで言う「批評」とは、単に作品の良し悪しを裁定したり、芸術をネタにして思想 や主張を展開するようなものではありません。他者の表現に接して感じたこと、考えたことを、また別のかたちで、別の他者に向けて発信していく。その営みをひとまず「批評」と呼ぶことにします。もちろん、現代芸術においては創作と批評は表裏一体のものです。創造的な視点で舞台芸術を捉えなおすために、受講者の皆さんの積極的 な発言や議論を期待します。

今回の講座は、まず日程の前半では同時期に行われる世田谷パブリックシアター主催公演を題材にして、作品の創作過程にも触れながら、各自が2000字程度の文章を書くことを試みます。そのプロセスを通して、受講者相互の関心の共有や交流を図り、同時に単なる印象や感想にとどまらない「批評」の基本的なあり方を探ります。さらに後半では、それを基に改めて舞台作品を読み解くための視点や方法を検証した上で、最終的に受講者それぞれが見出したテーマについて4000~8000字程度の批評を書き上げることを目指します。

舞台芸術に対する視野を拡げることで、観劇体験をより豊かなものにしたいと思っている方、演劇批評やダンス批評を書いていきたいと思っている方、現在の舞台芸術に関する意見交換の場を持ちたい方など、幅広い受講者の参加を歓迎します。

 
 
日程 2008年8月23日(土)~2009年3月7日(土) 全10回
18時30分~20時30分(ただし、最終回の3月7日のみ18時~20時)

※受付は15分前より開始。お申込み後キャンセルの場合は必ずご連絡下さい。
 
 
内容 2008年
8月23日(土)オリエンテーション----舞台芸術の批評とは? (八角+森山)
8月30日(土)基礎講義1 ----身体・空間・言語への視座 (八角)
9月13日(土)基礎講義2 ----現代演劇と「伝統」の位相 (森山)
10月11日(土)基礎講義3----フィクションと演出の論理 (八角)
11月15日(土)中間発表とディスカッション1 (八角+森山)
12月13日(土)中間発表とディスカッション2 (八角+森山)
2009年
1月17日(土)批評の視点と方法1 (森山)
1月31日(土)批評の視点と方法2 (八角)
2月21日(土)プレゼンテーションと講評1 (八角+森山)
3月7日(土)プレゼンテーションと講評2 (八角+森山)

※各回の内容は受講者数や進行状況によって変わることがあります。
※創作の現場を見学する回も予定しておりますが、それは別の日程となります。
 
 
場所 世田谷文化生活情報センターセミナールーム(キャロットタワー5階)
 
 
講師 《プロフィール》
●八角聡仁(やすみ・あきひと)
1963年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部教授。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員。演劇、ダンス、写真、映画、文学等に関する論考多数。編著に「現代写真のリアリティ」(角川学芸出版)他。

●森山直人(もりやま・なおと)
1968年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科准教授、舞台芸術研究センター主任研究員。主な論考に、「過渡期としての舞台空間 小劇場演劇における昭和30年代」(「舞台芸術」連載)他。
 
 
参加費 15,000円 (10回)
 
 
募集人数 35名(応募者多数の場合は抽選)
 
 
締切り 2008年8月7日(木)
 
 
申込み方法 下記申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
※今回の講座は、応募者多数の場合は抽選とさせていただきますので、予めご了承ください。
抽選結果は、8月7日申込み締切後数日以内にご連絡いたします。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [助成] アサヒビール芸術文化財団
 
 
受付は終了致しました。
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