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ドラマリーディング12
『アメリカ』 Amerika 原作/F・カフカ 構成・演出/松本修 |
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ドラマ・リーディング
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世田谷パブリックシアターの第12回目のドラマ・リーディングは、今までとひと味ちがいます。 これは、公演を前提としたもので、2001年3月に、シアタートラムでの舞台作品に生まれ変わります。 題材は、20世紀を代表する文学者カフカの冒険小説『アメリカ』です。 カフカの作品のなかでも、物語の面白さが抜群で、私たちは主人公カールと旅するうち、いつしかカフカ的な世界に迷い込んでいきます。 ドラマ・リーディングに併せて、特別ゲストお招きし、カフカとその作品についてお話しする会を催します。 小説から演劇へ。作品が出来上がっていく瞬間に立ち会ってみませんか。 ご期待ください。
■原作『アメリカ』のあらすじ 少年カール・ロスマンは、年上の女に誘惑され、故国のドイツから厄介払いをされ、はるばると未知なる自由の新世界、アメリカへ渡っていく羽目になる。ニューヨークに到着し、大成功者になっている伯父にめぐりあい、その手厚い保護のもとにほっと一安心したのもつかの間、なんとも不可解な理由で、その伯父から追放されてしまう。否応なく、カールの冒険的な放浪が始まる・・・。 ■『アメリカ』は、下記のようなスケジュールで上演の準備をしていきます。
■松本さんからのコメント 私は、97年開場以来、世田谷パブリックシアターで、様々な形態の演劇ワークショップで、多くの俳優や一般市民の方と出会ってきました。今年は、それらの作業の延長線上にひとつの舞台作品を作ることを設定したいと考えています。「あらかじめ台本を用意するのではなく、あくまでも稽古場における俳優達との共同作業の中で上演台本を作りながら最良の演技のスタイルをみつけていく」、公共劇場でしかできない芝居づくりとなるでしょう。 |
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