[演 目] 音楽劇 ネネム おかしなおかしなオバケのはなし
[原 作] 宮澤賢治(「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」より)
[脚 色] 藤原正教/佐藤信
[演 出] 佐藤信
[音 楽] 清水一登
[美術・衣裳] レギーナ・エッシェンベルグ
[出 演] 毬谷友子、みのすけ |
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村松克己、花房徹、山内健司、来栖礼子、名越志保、横町慶子、井口千寿瑠
結城孫三郎、結城一糸、結城千恵 |
[公演スケジュール] |
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7/22(土)
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23(日)
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24(月)
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25(火)
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26(水)
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27(木)
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28(金)
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29(土)
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30(日)
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1:00
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休演
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6:30
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全公演時に、託児サービスあり。1歳児〜小学2年生/有料・定員制・要予約(問)03‐5432‐1530(午前10時〜正午) |
[料 金] A席 4000円 B席 2500円
(全席指定・税込) 中高生 2500円 小学生以下4歳以上 1500円(A・B席とも)
[会 場] 世田谷パブリックシアター |
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世田谷区太子堂4−1−1キャロットタワー3F рO3−5432−1526
三軒茶屋駅[東急新玉川線(渋谷より2駅5分)・世田谷線]徒歩4分 |
[前売開始] 2000年5月21日(日)
[チケット取扱い] くりっくチケットセンター 03-5432-1515 |
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チケットぴあ 03-5237-9988
ローソンチケット 03-3569-9900(Lコード/37749)
CNプレイガイド 03-5802-9999 |
[お問合せ] 世田谷パブリックシアター 03−5432−1526
[主 催] くりっく世田谷文化生活情報センター
[助 成] (財)地域創造(*この事業は、ジャンボ宝くじの売上金から助成を受けて実施するものです)
[後 援] 世田谷区教育委員会
[製 作] 世田谷パブリックシアター
[地方公演日程] 8月5日(土)午後6:30 宮崎県立芸術劇場 演劇ホール |
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問:財団法人宮崎県立芸術劇場 TEL 0985-28-3210 |
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8月12日(土)午後2:00/午後7:00 小倉市民会館 |
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問:北九州市教育文化事業団文化事業課 093‐583‐5200 |
あらすじ
ばけもの世界がひどい飢饉におそわれた年に、ペンネンネンネンネン・ネネムは、両親と離れ離れになり、その上妹のマミミを連れ去られてしまいました。
ひとりきりになったネネムは、10年間森の中で仕事をしてお金を貯め、書記になるためハンムンムンムン・ムムネ市に出て、フウフィーボー博士の学校に入学し、卒業試験を一等で合格、さらには博士の推薦で世界裁判長の地位を得ることになりました。
世界裁判長になったネネムは、さまざまな事件を見事に裁き、一躍ばけもの世界の名裁判官となります。けれどそのネネムにも悩みがひとつありました。それは、幼い頃連れ去られた妹のマミミの消息がわからないことでした。数少ない手がかりをもとに、ネネムは奇術一座でケテンと呼ばれる売れっ子の踊り子になっていたマミミを探しだし、再会します。その後のネネムは、サンムトリ火山の爆発時期まで予言できる、名裁判官として活躍し、自然すら支配しているかのようでした。しかし、ある日浮かれて高らかに歌い踊っていたネネムは、足を滑らせ人間界のチベットに出現してしまい...。
佐藤信(さとうまこと) 脚色・演出 |
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世田谷パブリックシアター・ディレクター。劇団俳優座養成所を経て、66年劇団「自由劇場」を結成。71年「68/71
黒色テント」(現在黒テント)を設立。80年代より、アジア各国の現代芸術へ強い関心を抱き、劇団外でも独自の交流を行ってきた。近年は、ヨーロッパ各国での上演活動、および共同作品づくりにも活発に取り組んでいる。近作に、「ロベルト・ズッコ」(2000年世田谷パブリックシアター)、「ブレヒト・オペラ」(99年新国立劇場PIT)、「ヴォイツェック」(98年黒テント)、「ライフ・イン・ザ・シアター」(97年世田谷パブリックシアター)。
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藤原 正教(ふじわら まさのり) 脚色 |
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1950年岩手県盛岡市生まれ。盛岡在住。演劇集団九月とアウラーに所属。 宮澤賢治の作品「セロ弾きとゴーシュ」(92年)などを子ども向けミュージカルに脚色。「銀河鉄道の夜」(96年)を演出。また、賢治をテーマにした「二階のゴーシュ」(96年)で第2回もりげき創作戯曲賞を受賞。最新作では、画家萬鉄五郎の晩年をつづった「TETSUJIN(鉄人)」(99年)を脚色・演出。
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清水 一登(しみずかずと) 音楽 |
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東京都生まれ。84年頃にキーボード奏者、作曲家及びアレンジャーとして活動を始める。86年「キリングタイム」を結成し『BILL』(90年)など数々のアルバムを発表。89年からは、れいち(Vo)とAREPOS(アレポス)を結成し活動している。『あおいフラスコ』(99年)
ドラマ『フジTV『金曜エンタテイメント』(93年『東京夜曲』(市川準監督・96年)など、テレビや映画の音楽を担当している。
また、99年の新国立劇場PITでの『ブレヒト・オペラ』(佐藤信演出)では音楽監督を担当。 |
レギーナ・エッシェンベルグ 美術・衣裳 |
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オーストリア、ザルツブルグに生まれる。インスブルック工科大学で建築を学んだ後、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で舞台美術と衣裳を学ぶ。主にヨーロッパで活躍しているが、ネネムに続いて「ロベルト・ズッコ」(2000年3月佐藤信演出)の美術・衣裳も担当。本年はこのほか二期会オペラ「真夏の夜の夢」と日本での仕事にも意欲的に取り組んでいる。 |
毬谷 友子(まりや ともこ) |
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1985年、宝塚歌劇団退団後フリーになる。主な出演作品には「弥々」、「ゴドーを待ちながら」(94年東京芸術劇場中ホール)「お気に召すまま」(94年グローブ座)などがある。88年に文化庁芸術選奨文部大臣賞新人賞、92年に第27回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
ネネムをきっかけに、清水一登と意気投合し、音楽活動も始める。 |
みのすけ |
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1965年、東京都出身。85年より劇団健康に参加。劇団解散後、新ユニット『ナイロン100℃』で活動中。その他舞台出演作品には、流山児★事務所「ザ・寺山」(97年)、T.P.T.「署名人」(97年)、加藤健一事務所「煙が目にしみる」(2000年)などがある。そのほか、テレビ、コマーシャル、映画などに出演。同時に、バンド活動なども行いCDなどを発表、現在はソロ活動を行う。
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結城 孫三郎(ゆうき まごさぶろう) |
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寛永12年(1635年)から続く江戸糸あやつり人形,結城座の十代目結城孫三郎の次男として生れ、4歳で初舞台を踏む。古典的な糸あやつり人形芝居にとどまらず、佐藤信、福田善之、加藤直、などの演出家と新たな芝居作りを展開し、93年十二代目結城孫三郎を襲名。94年結城座創立360周年記念公演を機に川村毅、内藤裕敬、鄭義信などの若手の作家、演出家とのコラボレーションを意欲的に取り組んでいる。
主な出演作に「ペレアスとメリザンド」(佐藤信演出)などがある。 |
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