公演情報->MANSAI◎解体新書その九 |
世田谷パブリックシアター芸術監督 野村萬斎プロデュース企画
MANSAI◎解体新書その九 「輪郭」〜表現のアフォーダンス〜 |
◎解体新書とは・・・ 世田谷パブリックシアター芸術監督・野村萬斎が自ら企画・出演し、毎回多彩なゲストを迎え<トーク&パフォーマンス>を繰り広げます。現代芸術の世界を構成しているさまざまな分野、要素を“解体”し、それぞれの成り立ちと根拠をあらためて問い直すシリーズです。 ◎今回のテーマは「輪郭」 「ことば」と「身体」を用い、装飾のない裸舞台で創造される萬斎の「芸」。「文字」と「身体」を用い、白紙に創造される双雲の「書」。二人の表現は、さながら<線>を描くような表現行動。観る者、聴く者、体験する者の想像力をかき立てる二人の「表現行動=運動」について、アフォーダンス理論などの認知科学の観点から考察してみたいと思います。 【企画・出演】 野村萬斎(のむら・まんさい) 1966年生まれ。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。野村万作の長男。3歳で初舞台。「狂言ござる乃座」を主宰。文化庁芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。古典の舞台はもとより、『まちがいの狂言』『藪の中』など狂言の技法を駆使した舞台を演出・出演したほか、舞台『子午線の祀り』『オイディプス王』『ハムレット』、映画『陰陽師』に主演するなど幅広く活躍。また、NHK「にほんごであそぼ」では狂言師として日本語の在り方を問うている。2005年『敦−山月記・名人伝−』の構成・演出などで、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞を受賞。主な著書に『萬斎でござる』『狂言サイボーグ』『狂言三人三様 野村萬斎の巻』などがある。 【ゲスト】 武田双雲(たけだ・そううん) 1975年、熊本県生まれ。書道家。東京理科大学理工学部卒業。3歳より書道家である母・武田双葉に師事。大学卒業後、NTT入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。書道教室「ふたばの森」主宰。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。 2003年、中国上海美術館より「龍華翠褒賞」を受賞。同年、イタリア・フィレンツェにて「コスタンツァ・メディチ家芸術褒賞」を授章。映画「春の雪」、「北の零年」、テレビ朝日「けものみち」、TBS 50周年大河ドラマ「里見八犬伝」、愛知万博「愛・地球博」のグローバルハウス各ブースほか、数多くの題字を手がける。また、フジロックフェスティバル、ロシア・モスクワ、スイス、ジュネーブでのイベントなど、国内・海外問わず多くのパフォーマンス書道を行なっている。著書に『「書」を書く愉しみ』『書愉道』『たのしか』がある。 佐々木正人(ささき・まさと) 1952年、北海道生まれ。生態心理学者。筑波大学大学院心身障害学専攻修了。現在、東京大学大学院情報学環・教育学研究科教授。主な著書に『からだ:認識の原点』『アフォーダンス―新しい認知の理論』『アフォーダンス』(共著)『知性はどこに生まれるか―ダーウィンとアフォーダンス』『知覚はおわらない―アフォーダンスへの招待』『アフォーダンスの構想―知覚研究の生態心理学的デザイン』『アフォーダンスと行為』(編著)『レイアウトの法則―アートとアフォーダンス』などがある。 |
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