公演情報->MANSAI◎解体新書その六 「俳優(ワザヲギ)の存在〜様式の変容(メタモルフォーゼ)〜」 |
世田谷パブリックシアター芸術監督 野村萬斎プロデュース企画
MANSAI◎解体新書その六 俳優(ワザヲギ)の存在〜様式の変容(メタモルフォーゼ)〜 |
世田谷パブリックシアター芸術監督・野村萬斎が自ら企画・出演し、毎回多彩なゲストを迎え<トーク&パフォーマンス>を繰り広げます。現代芸術の世界を構成しているさまざまな要素を“解体”し、野村萬斎が問う「日本演劇のアイデンティティ」を模索していくシリーズ企画です。 「その六」では、『百物語』や『源氏物語』などの一人芝居で活躍している白石加代子、宗教哲学者の鎌田東二をゲストに「俳優(ワザヲギ)の存在」について考えます。 「野村萬斎」と「白石加代子」、自らを紐解き“解体”しながら、その「存在」について考えます。キーワードは「様式の変容(メタモルフォーゼ)」。 【企画・出演】 野村萬斎(のむら・まんさい) 1966年生まれ。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。野村万作の長男。3歳で初舞台。文化庁芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。古典の舞台はもとより、『まちがいの狂言』『薮の中』など狂言の技法を駆使した舞台を演出・出演したほか、舞台『子午線の祀り』『オイディプス王』『ハムレット』、映画『陰陽師』に主演するなど幅広く活躍。主な著書は『萬斎でござる』『狂言サイボーグ』『狂言三人三様 野村萬斎の巻』など。 【出演】 白石加代子(しらいし・かよこ) 1967年、25歳の時に港区役所税務課を退職、早稲田小劇場(後にSCOTと改称)に入団。70年の『劇的なるものをめぐってII』は、パリ、ポーランドなど世界各国で上演し好評を博す。89年SCOTを退団後、宮本亜門演出『メアリー・ステュアート』、鴻上尚史演出『ゴドーを待ちながら』、蜷川幸雄演出『夏の夜の夢』、野田秀樹演出『虎』など数多くの舞台を踏む。92年より『百物語』シリーズを開始、現在も進行中。02年『源氏物語』を開始、05年NHK大河ドラマ『義経』に出演及びナレーションが決定している。 鎌田東二(かまた・とうじ) 1951年生まれ。京都造形芸術大学教授。宗教哲学、日本思想史、民俗学。文学博士。東京自由大学運営委員長。猿田彦大神フォーラム世話人代表。専門の宗教哲学の範囲にとどまらず、猿田彦神社の「おひらきまつり」や「神戸からの祈り」などの新しい祭りの創出や各種イベントを開催。また、「神道ソングライター」としてCDリリース。石笛奏者でもある。主な著書は『翁童論』4部作、『記号と言霊』『聖なる場所の記憶』『神界のフィールドワーク』『神と仏の精神史』『神道のスピリチュアリティ』『呪殺・魔境論』など。 ◎解体新書とは・・・ 現代芸術の世界を構成しているさまざまな分野、要素をパーツに分け解体しながら、それぞれの成り立ちと根拠をあらためて問い直すシリーズです。 新たな「日本演劇」の創造と劇場の基礎づくりを目的に,毎回各分野のゲストが、互いの表現手段を持ち寄り、その形態の違いを確認する一方で、共通する必要不可欠なもの=「表現の本質」を探ります。通常の公演とは一線を画し、内容によってスタイルもその都度変わるフレキシブルな企画です。 |
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