館長 永井多惠子

館長 永井多惠子

古代から人々は生のあかしとして文化を遺してきました。
文学、絵画、舞踊、そして、その総合的な芸術としての演劇です。

世田谷パブリックシアターは1997年から、人々に「今」の問題を突く同時代演劇の創造と、現代舞踊(コンテンポラリー・ダンス)を中心に上演を続けてきました。
海外のトップアーティストとの共同制作作品は世界に発信しています。
芸術監督である狂言師の野村萬斎は古典芸能と現代劇の融合に挑み、幅広いラインアップを提供、年間20万人のお客様に楽しんでいただいています。

同時に、地域住民のための普及啓発プログラムやアーテイストの人材養成を行っているのも、世田谷パブリックシアターの特徴で、毎年、数多くのワークショップ・レクチャー活動も展開しています。
感性豊かな若い世代に優れた舞台芸術に触れてもらうため、半額料金の設定や学校巡回演劇プログラムの実施、高齢者施設への移動演劇公演などにも取り組んでいます。

文化は人々に生きる喜びや安らぎをもたらします。
世田谷の地域に根差した活動から、国を超えて世界へ発信する公共劇場として人々の心に豊かさをもたらす活動を続けてまいります。

公益財団法人せたがや文化財団理事長/世田谷文化生活情報センター館長
永井多惠子