「台本をめぐるワークショップ 『ヒロシマの孫たち』」 

2015年広島でのワークショップより

2015年広島でのワークショップより

2015年、今年は戦後70年です。
終戦直前に被爆をしたヒロシマの人々にとっては、被爆後70年になります。
その戦後70年を見据えた2014年、広島では、ロンドンのバブル・シアター・カンパニーの主導で、平和について考え、伝えていく多世代交流の演劇プロジェクト『ヒロシマの孫たち』が始まりました。子どもたちが被爆者の方々へインタヴューを行ったのを皮切りに、地域の人々を巻き込みながら、多世代の方たちと被爆者の証言を検証し、ディスカッションをしながら作品を立ち上げる―地域住民がつくるオーラル・ヒストリーと演劇を融合したプロジェクトです。作品は、2015年8月に自分たちの「こえ」としてヒロシマで発表します。構成はミナモザの瀬戸山美咲さんが担当しています。

このたび、そのヒロシマの地域の人々が創り上げる作品『ヒロシマの孫たち』の台本を、創作に加わった演出家たちの進行で、東京で、東京の人たちと共に「こえ」にしていきます。台本を読むことに興味のある人、平和について考えてみたい人、戦争について考えたい人、親子で参加したい人、どんな方でも大歓迎です。最後には、リーディング劇スタイルで発表します。是非ご参加ください。

リーディング劇『ヒロシマの孫たち』発表会の詳細はこちらから

お申込み
2015年8月15日(土)・16日(日) 10:00~17:00 受付終了
日程 2015年8月15日(土)・16日(日) 10:00~17:00
内容 8月6日(木)~8日(土)にアステールプラザ(広島)で上演する作品『ヒロシマの孫たち』(構成・瀬戸山美咲)の台本を、小さなお子さんからお年寄りまで、さまざまな年代のみなさんたちと声に出して読んでみます。またテキストを感じ、そこに描かれている内容に関して、みんなで話し合ったりしながら理解を深めていきます。2日目の最後には、一般の方々もお招きして、2日間の成果をリーディング劇として発表します。
場所 世田谷パブリックシアター稽古場
講師 進行
《プロフィール》
秋葉よりえ(あきばよりえ)/演出家
現代人形劇グラシオブルオ芸術監督。劇団燐光群在籍中10作品に出演後、文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨークにて人形演劇を習得。2010年、現地にてパペットカンパニー「グラシオブルオ」設立、翌年NPO法人化。代表作に『邪馬台国のチサとオト』『からすたろう』など。 タイ、パレスチナ、イギリスでワークショップや人形劇を上演。2015年、イエスシアター(パレスチナ)プロデュース 『自由の鳥たち』 作・演出。

瀬戸山美咲(せとやま みさき)/劇作家・演出家。ミナモザ主宰
2001年、ミナモザを旗揚げ。2011年、『エモーショナルレイバー』がシアタートラムネクストジェネレーションvol.3に選出される。代表作に『ホットパーティクル』、『指』、『みえない雲』など。『彼らの敵』が第58回岸田國士戯曲賞最終候補になる。世田谷パブリックシアター主催の演劇ワークショップ「地域の物語」など、地域の人々との活動にも力を入れている。

マリゴールド・ヒューズ/プロデューサー。ロンドン・シアター・センター
2002年、ロイヤルセンタースクール・オブ・スピーチアンドドラマ卒業。2002年から2004年まで、毎日新聞(デイリー・ヨミウリ)で劇評を執筆する。2007年から、ロンドン・バブル・シアターにて演劇ワークショップ講師を担当。2011年からロンドンの劇場、シアター・センター所属となる。2010年〜2011年まで、ロンドンバブルシアター『ロンドン大空襲の孫たち〜黒い鳥たち』を共同プロデュース。
参加費 1,000円(全2回)
対象 お子様からお年寄りまでどなたでも
※定員に達したため19歳以上の方の募集は締切りました。
募集人数 20名程度
申込み方法 (1) 氏名(ふりがな) (2)住所 (3)電話番号 (4)年齢 (5)ワークショップを知ったきっかけ (6)ひとこと を書いて 郵送、又はファックス(03-5432-1559)か、申し込みフォームからお申し込みください。
《郵送先》154-0004
世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階
世田谷パブリックシアター「台本をめぐるワークショップ 『ヒロシマの孫たち』」係
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
備考 [主催] 公益財団法人せたがや文化財団/ロンドン・バブル・シアター
[後援] 世田谷区
[協賛] 東レ株式会社

[申込時のお願い事項]
お申込みいただいた時点で、以下の項目に同意くださったものといたします。ご確認ください。
◆お申込み時にお預かりした個人情報は(公財)せたがや文化財団個人情報保護方針により管理いたします。
◆WS・レクチャー中に取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的にスタッフが写真・動画の撮影をする場合があります。
◆WS・レクチャー中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。
◆お申込み時の必要事項は正確にご記入ください。
◆WS・レクチャー中にけがをされた際、主催者側に過失のある場合は加入している保険の範囲内で補償します。
◆WS・レクチャー中に他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。