ワークショップ・レクチャー

「ニゲタガリ・マリー」
ワークショップ発表会【日本語上演】

コートジボワール出身の演出家モイーズ・トゥレを迎え、クロード・アンリ・ビュファールの戯曲「ニゲタガリ・マリー」を、ワークショップの発表会という形で紹介します。
発表会の後には、クレオール語での演劇レパートリーの基礎を作りあげたトゥーレ氏に、自身の活動について話していただきます。是非ご参加ください。

ニゲタガリ・マリー

ある夫婦の話、離別の話である。理解し合えないことが主題になっている。
演劇に於いて、伝達不可能性は全ての対話の核である。
一年の離別の間にフランクとマリーはある無人地帯『ノーマンズ・ランド』で出会う。
始めはお互い相手が分からない。あるいは分かりたくないのか。別な形で思い出しているのか。
それは再会ではない。“再認知”である。再会には長い時間と誠実さが必要となる。
許す術、あるいは少なくとも忘れる術を心得ていなければならない。
その背景にはーしばしば前面にーある民族またはある文化への帰属の問題が浮かび上がる。


モイーズ・トゥレ

1962年コートジボワールのディヴォで生まれる。
1983年、グルノーブルで劇団Les lnachevesを結成。
国立劇場のオデオン座ではジョルジュ・ラヴォダンの企画の実施に参画し、演出助手を務めた。
国立グァドループ劇場の客員アーティストで、クレオール語での演劇レパートリーの基礎を作り上げた。

 
 
日程 2007年10月9日(火)19時
※終演後トークあり
 
 
内容 [作] クロード=アンリ・ビュファール
[訳] 佐藤みゆき/宮本みゆき/中山慎太郎/渋谷与文
[監修] 大野麻奈子/ティエリ・マレ
[演出] モイーズ・トゥレ
[出演] 工藤牧/三輪冬子
 
 
場所 世田谷パブリックシアター稽古場
 
 
参加費 入場無料
 
 
締切り 先着順でお申込みいただき、定員になり次第受付終了とさせていただきます。
 
 
申込み方法 下記申込みフォームよりお申込みください。
※お申込はご本人のみとさせていただきます
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター 03-5432-1526
 
 
備考 [主催]学習院大学/東京日仏学院/劇団Les Inacheves/世田谷パブリックシアター
 
 
受付は終了致しました。
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