公演情報

MANSAI◎解体新書 その弐拾参

特別編『萬斎』

公演期間
2013年10月25日(金)~2013年10月27日(日)
劇場
世田谷パブリックシアター
チケット前売り開始日
一般 : 2013年09月22日(日)~
友の会会員先行予約 : 2013年08月31日(土)~
せたがやアーツカード会員先行予約 : 2013年09月21日(土)~
チラシ画像
画像/MANSAI◎解体新書 その拾八『大地~恩寵と重力の知覚(パーセプション)~』より
画像/三浦雅士/犬童一心/いとうせいこう

●解体新書とは
現代芸術の世界を構成しているさまざまな分野、要素をパーツに分け解体しながら、それぞれの成り立ちと根拠をあらためて問い直すシリーズです。新たな「日本演劇」の創造と劇場の基礎づくりを目的に、毎回多彩なゲストをお招きし、お互いの専門分野を駆使しながら、共通する必要不可欠なもの=「表現の本質」を探っていく企画です。通常の公演とは一線を画し、内容によって、スタイルもその都度変わるフレキシブルなものを考えております。舞台進行は、野村萬斎がホスト役となり、ゲスト・アーティストと〈トーク&パフォーマンス〉を繰り広げていくものです。ただ一方的に観て、楽しむというだけではなく、より深く舞台芸術を楽しみたいと願っている観客に向けて、その真髄を発信することを目指しています。

◎今回は「特別編」と題し、野村萬斎自身を“解体”する三日間です。
各日のテーマを「舞」「映」「娯」とそれぞれ掲げ、多彩なゲストをお招きします。
ゲストとのトークの他に、毎回「解体新書」ならではの「MANSAI ボレロ」を舞います。

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《観劇サポートのご案内》
世田谷パブリックシアターでは、ご観劇をサポートさせていただくサービスを行っております。
●聞こえにくい方向けの音声サポートシステム
トークショーや落語などマイクを使って話をする催物では、音声が聞こえにくい方向けのサポートシステムをご利用いただけます。『MANSAI◎解体新書 その弐拾参 特別編『萬斎』の公演では、当日劇場ロビーにて、無料で機器のお貸出をいたします。(事前予約の必要はございません)
ぜひご利用ください。
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《出演者プロフィール》
◎野村萬斎(のむら まんさい)
1966年東京生まれ。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。人間国宝・野村万作の長男。重要無形文化財総合指定者。「狂言ござる乃座」主宰。国内外の能狂言公演はもとより、舞台『子午線の祀り』『オイディプス王』『ハムレット』『藪原検校』、映画『陰陽師』『のぼうの城』などに主演。『まちがいの狂言』では狂言の技法を駆使した舞台を、『国盗人』では古典芸能と現代芸術の融合を図る舞台を演出・主演。2012年3月には三島由紀夫作『サド侯爵夫人』の演出を務め、今年2月には構成・演出・主演を務めた『マクベス』(2010年初演)を新演出で上演、3月に海外公演(ソウル・ニューヨーク)も行う。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」に出演するなど幅広く活躍。1999年文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、2003年芸術選奨文部科学大臣新人賞、2005年には『敦―山月記・名人伝―』の構成・演出等で紀伊國屋演劇賞・朝日舞台芸術賞を受賞。2012年に文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞。主な著書に『萬斎でござる』(朝日新聞社/朝日文庫)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社/文春文庫)、『狂言三人三様 野村萬斎の巻』(岩波書店)、『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)などがある。

◎三浦雅士(みうら まさし)
1946年、青森県生まれ。1970年代を「ユリイカ」や「現代思想」編集長として過ごし、1980年代に文芸評論に転じる。1990年代、新書館編集主幹として、月刊「ダンスマガジン」、季刊「大航海」などを創刊、編集にあたる。2013年現在は月刊「ダンスマガジン」顧問。主な著書に『私という現象』(講談社学術文庫)、『メランコリーの水脈』(サントリー学現象、講談社文芸文庫)、『身体の零度』(読売文学賞、講談社)、『青春の終焉』(伊藤整文学賞、講談社学術文庫)、『漱石――母に愛されなかった子』(岩波新書)、『出生の秘密』(講談社)、『考える身体』、『人生という作品』(ともにNTT出版)など。新書館からは『バレエ入門』『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』『バレエ名作ガイド』『ブラヴォー! パリ・オペラ座エトワールと語るバレエの魅力』などが刊行されている。2012年、『出生の秘密』ほかで芸術院賞、恩賜賞を受賞。同年、芸術院会員。

◎犬童一心(いぬどう いっしん)
1960年、東京都生まれ。映画監督・CMディレクター。高校時代より自主映画の監督・製作をスタートし、大学卒業後はCM演出家としてTV-CMの企画・演出を手掛け、数々の広告賞を受賞。その後、長編映画デビュー作となる『二人が喋ってる。』(95)で、映画監督協会新人賞を受賞。1998年に市川準監督の『大阪物語』の脚本執筆を手がけ、本格的に映画界へ進出。1999年には、『金髪の草原』を監督。『ジョゼと虎と魚たち』(03)で第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)で第56回文部科学大臣賞を受賞。以後、『タッチ』(05)、『黄色い涙』(07)、『眉山 びざん』(07)、『グーグーだって猫である』(08)等、話題作を次々と発表し、『ゼロの焦点』(09)で第33回日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞・脚本賞を受賞。2012年、『のぼうの城』が全国東宝系劇場で公開となり大ヒット、第36回日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞を受賞する。

◎いとうせいこう
1961年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。著書に小説『ノーライフキング』『見仏記』(みうらじゅんと共著)エッセイ集『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)など。今年16年ぶりに発表した小説『想像ラジオ』は第149 回芥川賞候補作品となる。また、近年の音楽活動ではロロロへの加入や、コクーン歌舞伎「佐倉義民傅」のラップ歌詞などがある。テレビのレギュラー出演に「シルシルミシルさんデー」(テレビ朝日)「ビットワールド」(Eテレ)「オトナの!」(TBS)などがある。「したまちコメディ映画祭in台東」では総合プロデューサーを務め、浅草、上野を拠点に今年で6回目を迎える。

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10月6日(日)午前10時より1階立見券発売決定!詳細はこちらから
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10月26日(土)・27日(日)託児サービスはございません。
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[企画・出演] 野村萬斎
[出演] 10月25日 三浦雅士(文芸評論家)
     10月26日 犬童一心(映画監督・CMディレクター)
     10月27日 いとうせいこう(作家・クリエーター)

公演日程

2013年10月

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19:00
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※ロビー開場(ロビーまでお入りいただけます)は開演の60分前です。
客席開場(客席までお入りいただけます)は開演の30分前です。
◆上演時間◆約2時間15分(休憩15分を含む)予定。
◇前売券◇公演日前日の19時まで、劇場チケットセンター(店頭&電話)&公演日前日の23時30分まで、劇場オンラインチケットにて受付いたします。

◇当日券◇
(電話)当日朝10時より、劇場チケットセンター 03-5432-1515にて、開演の2時間前まで受付いたします。
(窓口)開演の60分前より、キャロットタワー3階世田谷パブリックシアター劇場入り口右手の当日券受付にて販売いたします。

※未就学児童はご入場いただけません。開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。ご了承ください。

料金

全席指定
一般 4.000円

高校生以下 2,000円(世田谷パブリックシアターチケットセンター店頭&電話予約のみ取扱い、年齢確認できるものを要提示)

U24 2,000円(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定)


友の会会員割引 3,500円

せたがやアーツカード会員割引 3,800円

チケット取扱い

世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515
パソコン(要事前登録。24時間受付)
チケット購入・予約の方はこちら

携帯:http://setagaya-pt.jp/m/

会員登録・入会申込の方はこちら
U24
(アンダー24)
(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:431-528)
http://pia.jp/t/(PC・携帯)
チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクス
イープラス http://eplus.jp/
ファミリーマート各店舗Famiポート
ローソンチケット 0570-000-407(オペレーター)
0570-084-003(Lコード:34766)
http://l-tike.com/(PC・携帯)
ローソン・ミニストップ店内Loppi
せたがやアーツカード会員割引は世田谷パブリックシアターチケットセンター(店頭・電話・オンライン)で前売のみの取扱いとなります。事前に「せたがやアーツカード」の会員登録が必要です。「せたがやアーツカード」の詳細はこちらから

観劇サポート

車椅子スペース
 

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

【料金】:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
【申込】:03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。

託児サービス
 

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

【料金】:2,000円(1名につき)
【対象】:生後6ヶ月以上9歳未満
【申込】:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター

ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。

委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

お問合せ

世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515

[主催]
公益財団法人せたがや文化財団
[企画制作]
世田谷パブリックシアター
[協賛]
トヨタ自動車株式会社/東邦ホールディングス株式会社/Bloomberg
[協力]
東京急行電鉄/東急ホテルズ/渋谷エクセルホテル東急
[後援]
世田谷区/芸術百華2013参加事業