狂言劇場 その七
Aプロ 小舞『七つ子』『暁』『鮒』/『棒縛』/『MANSAI ボレロ』
Bプロ 『柑子(こうじ)』/『奈須与市語(なすのよいちのかたり)』/中島敦『悟浄出世(ごじょうしゅっせ)』
友の会会員先行予約 : 2011年10月15日(土)~
せたがやアーツカード会員先行予約 : 2011年10月22日(土)~
撮影=久家靖秀 デザイン=有山達也 |
舞台芸術(パフォーミングアーツ)としての狂言
現代に息づく舞台芸術として、狂言のさらなる可能性を問う『狂言劇場』の第7弾は、12月に世田谷パブリックシアターで上演します。
狂言の根幹を成す “舞” と “語リ”。
舞を中心に選曲したAプログラムでは小舞と狂言の代表作『棒縛』、そして萬斎がかねてより上演構想を練り続けた「ボレロ」を新たに創作し、独舞を披露します。
Bプログラムではユーモアあふれる『柑子』、そして万作が語リの芸では最高峰の一つ『奈須与市語』を披露します。『悟浄出世』では狂言師・佐藤友彦、野村又三郎そして尺八奏者・藤原道山、作調・小鼓に田中傳次郎、を迎え、“私とは何か”という中島敦の問いかけを朗々と語リ響かせ、私たちの心に迫ります。
日本の舞台芸術の「古典―近代―現代」を繋ぎ、狂言の発想と技法が結晶する『狂言劇場その七』にどうぞご注目ください。
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「狂言劇場 その七」 主なメディア情報
■「acteur Stage(アクチュール・ステージ) Vol.2」(キネマ旬報社)
“INTERVIEW & TALKS” が掲載されました
■演劇雑誌「BEST STAGE(ベストステージ) 12月号」(音楽と人)
“野村萬斎ロングインタビュー” が掲載されました
■11月26日(土)J-WAVE 「360°(スリー・シックスティー)」
“Now & New Tokyo” にてオンエアされました
■11月28日(月)「読売新聞 夕刊」 にて紹介されました
■11月30日(水)「日本経済新聞 夕刊」 にて紹介されました
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11/23(水・祝)午前10時より1階補助席発売!
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※視覚に障がいのある方向けのイヤホンガイドのご案内はこちらから
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※12/4(日)劇場ツアー開催。詳細はこちらから 受付終了しました
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◆演目紹介◆
Aプログラム “舞”
小舞『七つ子』『暁』『鮒』
狂言師の鍛え抜かれた身体が、足の運ビ、体の構エといった所作を通じてしなやかに情景を描写する小舞。『棒縛』で太郎・次郎冠者が縛られたまま舞う『暁』『七つ子』と、稀曲『勧進聖』に登場する鮒の精が躍りはねる姿を舞う『鮒』をおとどけします。
小舞 『七つ子』 [出演] 月崎晴夫(12/2、3、4)/竹山悠樹(12/1、5)
小舞 『暁』 [出演] 深田博治(12/2、4)/高野和憲(12/1、3、5)
小舞 『鮒』 [出演] 野村万作(12/3、4)/野村萬斎(12/1、2、5)
『棒縛』(ぼうしばり)
盗み酒をしないようにと主人に両手を縛られながらも、苦心と工夫の末に酒盛りに至った太郎冠者と次郎冠者。すっかり気分の良くなった二人が扇を使う手を封じられて舞う姿には、遊び心に裏付けられた自由さを感じさせます。狂言の代表作の一つで、海外でも数多く上演されています。
[出演] 太郎冠者・・・野村万作(12/1、2、5)/野村萬斎(12/3、4)
主・・・深田博治(12/1、3、5)/高野和憲(12/2、4)
次郎冠者・・・石田幸雄
『MANSAI ボレロ』
バレエ音楽の枠を越えて世界で愛されるラヴェル作曲の「ボレロ」。同一のリズム・メロディーながらも次第に聴く人々を昂揚感へといざないます。無辺に拡がる宇宙観に、日本芸能の神髄である『三番叟』を重ね合わせながら、野村萬斎による新振付と独舞で挑みます。
[出演] 野村萬斎
Bプログラム “語”
『柑子』(こうじ)
太郎冠者は土産物の珍しい三つ成りの柑子(みかんの一種)を食べてしまい、持ってくるよう催促する主人への言い訳を始める。だんだん調子に乗ったあげくに「平家物語」まで持ち出して壮大に弁明する太郎冠者の姿に、狂言ならではのほほえましさと味わいを感じることができます。
[出演] 太郎冠者・・・野村萬斎
主・・・石田幸雄
『奈須与市語』(なすのよいちのかたり)
能「八島」の間狂言の特殊演出で、八島合戦の折り、源氏方の奈須与市が扇の的を射た「平家物語」の有名なエピソードを、気迫みなぎる所作とともに語ります。状況描写を交えながら、三人の人物を悠揚と演じ分け、狂言師の技法の粋を求められる重要な演目とされています。「語リ」の芸の最高峰をご堪能ください。
[出演] 野村万作
『悟浄出世』(ごじょうしゅっせ)
「西遊記」に材を取り、自我の問題を掘り下げた夭折の作家・中島敦作品。なにごとにも“何故?”ととりとめなく考え、悩み続ける妖怪・沙悟浄。流沙河の水底に棲む妖怪賢者をたずねまわりながら、“私とは何か”を求める遍歴を続けていきます。旅の終わりに彼が開いた悟りとは・・・。明晰な文体で綴られた物語を重厚に、ときに軽やかに朗読します。
[作] 中島敦
[構成] 野村萬斎
[出演] 野村萬斎/石田幸雄/深田博治/高野和憲/月崎晴夫
佐藤友彦/野村又三郎
尺八:藤原道山
作調・囃子:田中傳次郎
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[出演] 野村万作/野村萬斎/石田幸雄/深田博治/高野和憲/月崎晴夫 ほか万作の会
『悟浄出世』のみ 佐藤友彦/野村又三郎
尺八:藤原道山 作調・囃子:田中傳次郎
[美術] 松井るみ
[照明] 小笠原 純
※都合により演者が変更になることがございます。
「舞台芸術のクリティック15」では批評を募集しています。詳細はこちらから
2011年12月
1
19:00A
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2
19:00A
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3
18:00★A
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4
13:00■A
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5
19:00A
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6
休演
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7
19:00B
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8
14:00B
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■=視覚障がい者向けイヤホンガイドあり(無料)
※上演時間は、Aプロ 約1時間15分(休憩20分含む)
Bプロ 約2時間20分(休憩20分含む)を予定。
※当日券は、開演60分前より、キャロットタワー3階世田谷パブリックシアター入口右手受付にて販売。
※未就学児童はご入場いただけません。開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。ご了承ください。
高校生以下 一般料金の半額(世田谷パブリックシアターチケットセンター店頭&電話予約のみ取扱い、年齢確認できるものを要提示)
U24 一般料金の半額(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定)
友の会会員割引 S席6,500円
せたがやアーツカード会員割引 S席6,700円
世田谷パブリックシアターチケットセンター | 03-5432-1515 パソコン(要事前登録。24時間受付) 携帯:http://setagaya-pt.jp/m/ |
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U24 (アンダー24) |
(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定) |
チケットぴあ | 0570-02-9999(Pコード:415-320) http://pia.jp/t/ |
イープラス | http://eplus.jp/ |
ローソンチケット | 0570-000-407(オペレーター) 0570-084-003(Lコード:34405) http://l-tike.com/ |
Confetti(カンフェティ) | http://confetti-web.com/ 0120-240-540 ※通話料無料 (受付時間:平日10時~18時) |
CNプレイガイド | http://www.cnplayguide.com/setagaya-pt/pcLogin.asp |
世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。
【料金】:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
【申込】:03-5432-1515 劇場チケットセンター
ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。
世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。
【料金】:2,000円(1名につき)
【対象】:生後6ヶ月以上9歳未満
【申込】:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶
世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515