公演情報

金魚(鈴木ユキオ)

『言葉の縁(へり)』
トヨタコレオグラフィーアワード2008受賞者公演

公演期間
2009年07月24日(金)~2009年07月26日(日)
劇場
シアタートラム
チケット前売り開始日
一般 : 2009年05月22日(金)~
友の会会員先行予約 : 2009年05月20日(水)~
せたがやアーツカード会員先行予約 : 2009年05月21日(木)~
画像/photo=金沢21世紀美術館


新着情報●公演に関連した記事掲載のお知らせです。
7月14日現在発売中の「DDD」(8月号)113ページにインタビュー記事掲載中。
80名も集まったというオーディションの裏側や、創作のこだわりについて語っています。


鈴木ユキオのインタビューが届きました!

7月24日からシアタートラムで上演される「言葉の縁」東京公演に先駆けて、金沢21世紀美術館でのレジデンス+公演が行われました(6月27日・28日)。
2週間、贅沢な創造環境でのレジデンスを経て、「一瞬も目が離せなかった!」「自分でもよくわからないけど、自然と涙が溢れてきました」という、感想が多く聞かれました。金沢での滞在を振り返りながら、新作「言葉の縁」について、振付家・鈴木ユキオ氏のインタビューです。


――金沢21世紀美術館での滞在はいかがでしたか?

 2週間メンバーと寝食をともにしたことで、作品にも、メンバーにもぐっと近づくことができたように思います。この作品を作るために、今回は9名というかなり大人数での挑戦でした。初めて参加するダンサーが多かったこともあり、身体の感覚のすり合わせから動き方まで、なかなか東京の稽古だけでは伝わりきらないうちに、作品製作にはいっていました。
東京を発つ時、金沢で、何かが変わらなければいけないな、と感じながらの出発だったように思います。

しかしそんなシリアスなことを忘れてしまうくらい、9名でいると、わいわいと楽しくもあり、いつも少人数で苦しみながら、ついつい口数も少なくなる自分としては、とても助けられました。そして劇場で毎日リハーサルできたことで、新しいアイデアが浮かび、ダンサーともじっくりと話し合い、作品に取り組むことができました。


――今回の作品は「言葉の縁(へり)」というタイトルですが…

 昨年12月に発表した「言葉の先」という作品を深化させたいと思っています。「言葉」を信じすぎてもいけないし、「身体」だけになってしまってもいけないと思う。その両方向からアプローチできるような作品を作りたいと思っています。

 これまでは、自身の身体に立ち向かうために、ソロや少人数のクリエイションを続けていましたが、今度は、外に向って、空間に対して、広げるような感覚で作品を作れないだろうか、と。集団性がリアリティを持たない現代だからこそ、感じられる「個と集団」あるいは、そこに「リアリティ」が存在していて、なんとかそれをカタチにしたいと思っています。はぐらかし続ける関係性が描き出せれば、それはとてもスリルがあるダンスになるのではないでしょうか。


――金沢公演から約一ヶ月で東京公演ですが、作品は変化を続けますか?

 はい。日々変化を続けています。金沢21世紀美術館で、いろいろなトライをさせていただいたので、その反省をふまえて、よりおもしろいものにつなげたいと思います。これまで「コンテンポラリーダンス」を見たことがないという方にも、ぜひ見ていただきたいと思っています。

いろいろなタイプの身体が、激しくぶつかり合い、ときには静かに佇む。時間と空間を大きく泳がすような独特の演出は、ダンスファンならずとも、多くの観客にスリルを与えてくれるはず。
言葉と身体を行き来しながら、「縁(=エッジ)」を手繰り寄せるような、ダンス。現在、最も注目を集める新進振付家・鈴木ユキオが、総勢9名のダンサーで繰り広げる、新たな挑戦!切実なまでに叫び続ける身体と、不器用なまでにからまわる言葉――。
ぜひ、この機会に、金魚(鈴木ユキオ)の世界をお楽しみください。



公演予告の映像をアップしました!
サイト内の「動画」をご覧ください。※動画をご覧いただくにはQuickTimePlayerが必要となります。


  


チラシ画像

昨年、トヨタコレオグラフィーアワード2008で「次代を担う振付家賞(グランプリ)」を受賞した、今注目を集める新進振付家・鈴木ユキオによる受賞者公演。“言葉の縁”を行き来するエッジのきいたダンスには、身体が描き出す未知の世界が広がっている。

[演出・振付・出演] 鈴木ユキオ

[出演] 安次嶺菜緒/石井丈雄/加藤若菜/川合啓史/久住亜里沙/林七重/藤田拓也/やのえつよ/湯浅燈

金魚(鈴木ユキオ)ホームページはこちらから

公演日程

2009年7月

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19:30
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15:00
19:30◎
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15:00
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上演時間は、約1時間25分(休憩なし)を予定。
当日券は、開演の60分前より、シアタートラムロビーにて販売いたします。

◎=ポストトークあり
※未就学児童はご入場いただけません。

料金

全席指定
一般3,500円/当日4,000円

※学生3,000円(ハイウッドにて前売りのみ取扱い)

友の会会員割引 3,300円

せたがやアーツカード会員割引 3,400円

チケット取扱い

劇場チケットセンター 03-5432-1515
パソコン(要事前登録)
チケット購入・予約の方はこちら

携帯:http://setagaya-pt.jp/m/

会員登録・入会申込の方はこちら
電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:395-071)
http://pia.jp/t/
ハイウッド 03-3320-7217
(平日13時~19時/一般発売日のみ10時から受付)
http://flier.net/ks/kingyo.htm
JCDNダンスリザーブ http://dance.jcdn.org/
世田谷区民割引は劇場チケットセンター(Tel&店頭)で前売のみの取扱いとなります。また、世田谷区在住の方は、事前に「せたがやアーツカード」にお申込みいただくと世田谷区民割引がオンラインでご購入いただけるようになりました。「せたがやアーツカード」の詳細はこちらから

観劇サポート

車椅子スペース
 

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

【料金】:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
【申込】:03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。

託児サービス
 

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

【料金】:2,000円(1名につき)
【対象】:生後6ヶ月以上9歳未満
【申込】:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター

ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。

委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

お問合せ

ハイウッド 03-3320-7217

[主催]
金魚
[提携]
世田谷パブリックシアター
[後援]
世田谷区
[制作協力]
ハイウッド
 

備考

《国内ツアー》
6月27日(土)・28日(日) 金沢21世紀美術館 シアター21