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★七里　圭（映画監督）さんから、新作に対するメッセージ到着！
映画だけでなく、他ジャンルのアートにも造詣が深い七里さん。
BATIKの公演に、一観客として毎回足を運んでいただいています。
その後、七里さんの作品試写会によんでいただいたりお話させていただくようになり、
今回の新作にむけてコメントをいただきました！

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生々しいミューズが、ボレロを踊る！
ああ、それを思い描いただけで、僕は、 めくるめく、
恍惚の境地へ運ばれてしまいます。

七里　圭（映画監督）
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●公演に関連した記事掲載のお知らせです。
「シアターガイド４月号」（30・31ページ）に笠井叡氏＋黒田育世さん対談掲載中！
「DDD・４月号」（107ページ）黒田育世さんインタビュー掲載中！

WEBサイト上ではお届けしきれない作品づくりのプロセスや両氏の思いなど・・・どうぞご覧ください。

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●「another BATIK」公演まで残すところ約1ヶ月。振付の笠井叡氏とBATIKの黒田育世さんに、作品への思いや稽古の様子を伺いました。
（09年2月20日、稽古場にて。）

笠井叡 BATIKはこれまで女性だけのカンパニーとして活動をしてきたので、意識的ではなかったにせよ、女性であることの中に主張があったのだと思います。そこに今回初めて男性の私が入ってきたんですね。女性の身体性、動き、感覚のあり方とは違う、異質なものを持ち込み振り付けることで、新しいものを引き出したいと思っています。 私はこれまでにも振付の作品をつくっていますが、カンパニーに振り付けるのは初めてです（※）。カンパニーが持つ強さは大いにありますね。オーディションで集めたダンサーの場合は、関係性を作ることから始めなければいけませんが、BATIKはカンパニーとしてダンサー同士のつながりが強く、それがとてもいいんですね。それを活かすことが課題でもあります。BATIKがこれまで培ってきたものが開花するような作品にしたい。 これまでBATIKをご覧になった方にとっても、全然違うBATIKだと思いますのでぜひ見て頂きたい。そしてまだ出会ってない方には、ぜひBATIKに触れてほしいですね。 ※（笠井氏は、これまでにバレエダンサーのルジマートフ、03年「nobody Eve」（シアタートラム）では木佐貫邦子や山田せつ子ら、06年「蜃気楼」（シアタートラム）ではドイツでオーディションした8名のダンサーに振付けをした。） another BATIK ドキュメント公開中　 笠井叡　天使館

黒田育世 稽古はとにかく振付を覚えるのが大変です！でも笠井さんが稽古の前後に、作品についてたくさんお話をして下さるので、作品が近くなるし、思いを共有できるんです。BATIKでも新作を作る時は同じ作業（対話）をしているので、話すことで戸惑いは解消されています。 本番まで1ヶ月、ここからペースをあげていかないと。笠井さんがこだわっていらっしゃる体の使い方はBATIKのそれとは違うので、その部分をきちんと出さなければいけないですね。「ボレロ」も振りを覚えるのは大変ですが、楽しんでやっています。自分で「ボレロ」は絶対に振り付けしないので、今回は貴重な機会です（笑）。“歌”の呼吸法を使って踊っているんですが、その呼吸の切り替えが難しい！！とにかく、踊ることにシンプルな作品なので、ダンスそのものを楽しんで頂ければうれしいです。