世田谷パブリックシアター芸術監督 野村萬斎プロデュース企画
MANSAI ◎解体新書 その拾弐
『「扮装」~美の反転(リバース)』
「MANSAI ◎解体新書その拾壱」より 撮影=内海敏晴 |
◎解体新書とは・・・
世田谷パブリックシアター芸術監督・野村萬斎がプロデュースを手がける実験的トーク&パフォーマンス「MANSAI ◎解体新書」。12回目を迎える今回は、「美」をテーマに、世界的に活躍している美術家・森村泰昌さんと哲学者・鷲田清一さんをゲストにお迎えします。
出演の二人は、ともに舞台芸術、美術の世界で「身体」「ことば」「かたち」等々を通じて、「社会・歴史・文化」、総じて「その時代に内在するもの」を映していくという表象活動を行っています。そうした観点から、「美」に潜むものを掘り下げてみます。
[出演] 野村萬斎/森村泰昌/鷲田清一
2008年1月
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※当日券は開演1時間前より劇場チケットボックスにて販売します。
オンラインチケット | パソコンhttp://setagaya-pt.jp/ticket_buy/ 携帯http://setagaya-pt.jp/m/ |
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TSSS (TOYOTA Student Support at Setagaya) |
オンラインチケット (要事前登録。24時間受付)http://setagaya-pt.jp/tsss/ |
世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。
【料金】:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
【申込】:03-5432-1515 劇場チケットセンター
ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。
世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。
【料金】:2,000円(1名につき)
【対象】:生後6ヶ月以上9歳未満
【申込】:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶
世田谷パブリックシアター 03-5432-1526
[企画・出演] 野村萬斎(のむら・まんさい)
1966年生まれ。狂言師。野村万作長男。祖父故6世野村万蔵及び父に師事。重要無形文化財総合指定者。3歳で初舞台。「狂言ござる乃座」を主宰。東京藝術大学非常勤講師。2002年に世田谷パブリックシアター芸術監督に就任。「現代能楽集」「狂言劇場」「MANSAI ◎解体新書」等、古典芸能と現代芸術の融合を図った独自の企画で高い評価を得る。就任後の演出作品『敦―山月記・名人伝』(05年初演)では、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞を受賞。『オイディプス王』『ハムレット』などの現代劇や、映画『陰陽師』での主演、NHK「にほんごであそぼ」への出演など幅広く活躍。
[出演] 森村泰昌(もりむら・やすまさ)
1951年大阪生まれ。美術家。85年、自らがゴッホの自画像に扮する写真作品を発表。以後現在に至るまで、一貫してセルフポートレイト表現を追求してきた。88年、「ベネチアビエンナーレ/アベルト部門」に選ばれ、一躍世界的に注目される。以降、海外での個展、国際展に多数出品。古今東西の有名絵画の登場人物になる「美術史シリーズ」、映画女優に扮する「女優シリーズ」、20世紀を記録する「レクイエムシリーズ」などを手がけるほか、映画や演劇、パフォーマンスにも多数参加。主な著書に『美術の解剖学講義』(平凡社)、『芸術家Mのできるまで』(筑摩書房)、『踏みはずす美術史』(講談社)、『空想主義的芸術家宣言』(岩波書店)、『女優家M 演技の花道』(晶文社)、『「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ』(理論社)などがある。
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鷲田清一(わしだ・きよかず)
1949年京都市生まれ。 大阪大学総長。専門は臨床哲学・倫理学。現象学の視点から、身体や顔、モード、他者、所有、規範、国家など幅広いテーマを論じる一方、美術・ファッション批評なども手がける。ファッションと身体の関係を哲学の立場から考察し注目を集めた。近年は哲学的思考をケアや教育など社会のさまざまな現場から考える「臨床哲学」のプロジェクトに取り組んでいる。04 年紫綬褒章受賞。主な著書に『分散する理性』(勁草書房)、『モードの迷宮』(筑摩書房、89年サントリー学芸賞)、『現象学の視線』『顔の現象学』(講談社)、『悲鳴をあげる身体』(PHP 研究所)、『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ、00年桑原武夫学芸賞)などがある。