『映像+トーク』
Vol.2 地域の物語2014『介助するひと、介助すること』
~SPTワークショップ・ラボ2014-15~
様々な場で実践され活用されているワークショップ、演劇を扱った作品や、ドキュメンタリーなどの映像をみて、トークセッションを行う『上映+トーク』シリーズです。ワークショップ、演劇の現場を見つめてきた方からお話を伺い、あらためてワークショップ、演劇のあり方を探ります。
日程 | 2014年10月14日(火)19時~21時30分 |
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内容 |
Vol.2 地域の物語2014『介助するひと、介助すること』(2014年 75分) ゲスト:花崎 攝(シアター・プラクティショナー) 山田 珠実(振付家・ダンサー) 司会:高橋 宏幸(演劇批評家) 『地域の物語』は、一般公募で集まった参加者たちが、数か月にわたるプロセスを通じて作品づくりに取り組む、取材劇のプロジェクトです。 2013年度は、「介助するひと、介助すること」をテーマとし、実際に介助・介護を仕事としている方たちを中心に、家族介護をされている方、これから考えていきたいと思っている方たちとともにスタートを切りました。 さまざまな方たちへの取材を通じて、参加者たちは「介助」という仕事、「介助」という行為について理解を深め、「地域」、「自立」を手掛かりとし、自分に向き合い、自らの生きる社会、他者との関係性について考えていきました。そうして、探りあてたこと、伝えたいことから進行役が構成したのが、今回ご覧いただく作品です。上映会の後には、演劇批評家の高橋 宏幸さんを司会にお迎えして、当該年度の進行役をつとめた花崎攝さん、山田珠実さんに、作品の発表までに至るプロセスについてお話しいただきます。 |
場所 | 世田谷文化生活情報センター ワークショップルームA(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階) |
講師 |
●花崎 攝(はなさき せつ) 女性や障がい者、子どもたちとの演劇ワークショップおよび演劇プロジェクトを劇場、女性センターなどさまざまな場所で企画、進行している。障がい者との演劇グループ「みなせた」で定期的に公演している他、フォーラム・シアター(参加型演劇)の実施、最近は精神障害や依存症の人たちとの活動もはじめている。海外での活動も多く、コーディリエラ地方(フィリピン)での環境教育のための演劇ワークショップを継続中。企業組合演劇デザインギルド専務理事。武蔵野美術大学非常勤講師。 ●山田 珠実(やまだ たまみ) 劇場等、公共施設において、誰もが参加できるダンス作品を創作することを主な仕事としている。また、記憶をテーマにした異世代交流アートプログラム「わたしの道」プロジェクト(Dance & People制作)の進行や、介護者を対象としたボディケアのためのワークショップ、高齢者施設でのワークショップも行う。大学においては、「ダンスと身体とリズム」「ノンバーバル・コミュニケーション」などの演習を受け持つ。名古屋大学・愛知淑徳大学非常勤講師。 ●高橋 宏幸(たかはし ひろゆき) 1978年生まれ。演劇批評、日本近現代演劇研究。日本女子大学、桐朋芸術短期大学などで非常勤講師。2013年度は、Asian Cultural Council のフェローをえて、ニューヨーク大学客員研究員。論文に「プレ・アンダーグラウンド演劇と60年安保」(批評研究)、「マイノリティの歪な位置―つかこうへい」(文藝別冊)、「 00年代の演劇空間」(述4)など。演劇批評誌「シアターアーツ」35-42号の編集代表を務めた。 |
参加費 |
1000円 ※受講当日に会場にてご精算いただきます。 |
募集人数 |
30人 ※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。 |
申込み方法 | 以下申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
備考 |
[主催] 公益財団法人せたがや文化財団 [後援] 世田谷区 [協賛] 東レ株式会社 |
受付は終了致しました。
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