ワークショップ・レクチャー

『演劇と社会』
~SPT×ITI レクチャーシリーズ『世界の同時代演劇を知る!』

『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズとは
第一線の作品創造から地域に向けた教育普及事業まで行う公共劇場―世田谷パブリックシアター(SPT)と、世界の演劇動向に最も詳しい国際演劇協会日本センター(ITI)の両者がタッグを組んだレクチャーシリーズ。
今年度は「演劇と社会」「世界の同時代演劇」「世界の演劇教育を知る」を柱に、同時代の演劇を知るレクチャーをさまざまな切り口から企画していきます。

 
 
日程 2014年
(1)「演劇人とワークショップ~演劇・観客・地域をつなぐ試み」
5月13日(火)19時~21時 ※受付終了しました
講師:西川信廣 (文学座・演出家/日本劇団協議会会長)

(2)「演劇とジャーナリズム」
6月3日(火)19時~21時
講師:山口宏子(朝日新聞論説委員)
 
 
内容 (1)「演劇人とワークショップ~演劇・観客・地域をつなぐ試み」
ワークショップを始めて20年以上になる。初めは、俳優志望の若い人達向けのものが多かったが、近年は高校生からビジネスマン、中高年まで、様々な人達の為のワークショップの要請が増えた。ひとくくりにすればコミュニケーションワークショップである。この講座では、様々な地域での私の経験から、私がワークショップで大事にしていること、プログラムの組み方、参加者への対応など私の経験に基づいたワークショップの方法と効用についてお話します。

(2)「演劇とジャーナリズム」
現代の日本で、演劇はどのように伝えられているのでしょう。まず、様々な媒体の特徴や傾向を踏まえながら、現状を整理してみましょう。そのうえで、インターネットの発達で、誰もが気軽に情報や批評が発信できる時代に、オールドメディアである新聞社に身を置く記者の立場から、演劇と報道、批評との関係についてお話しします。演劇と社会との関わりの中で、ジャーナリズムにはどのような機能があるのでしょうか。「演劇を伝える仕事」の可能性と限界を見つめながら、考えてみたいと思います。
 
 
場所 世田谷文化生活情報センター セミナールーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー5階)
 
 
講師 《プロフィール》
(1)西川 信廣(にしかわ のぶひろ)
文学座演出部所属。文学座を中心に、新国立劇場、商業劇場、各種プロデュース公演で、幅広く活躍する。また、近年は地域の活性化や地域で活動する演劇人とのコラボレイションによる公演や、演劇教育にも力を入れている。公益社団法人日本劇団協議会会長 一般社団法人日本演出者協会理事

(2)山口 宏子(やまぐち ひろこ)
1960年生まれ。83年朝日新聞社入社。主に東京本社で、演劇を中心とした文化・芸能を担当。福岡、大阪にも勤務。編集委員などを経て、現在は論説委員(文化担当)。2009年~10年、NHK-BS2「ミッドナイトステージ館 演劇はいま」の聞き手を務めた。
 
 
参加費 各回1,000円
※受講当日に会場にてご精算いただきます。
 
 
募集人数 各回30名程度
※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。
 
 
申込み方法 以下申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [主催] 公益財団法人せたがや文化財団/公益社団法人国際演劇協会日本センター
[企画] 世田谷パブリックシアター/公益社団法人国際演劇協会日本センター
[協賛] 東レ株式会社
 
 
受付は終了致しました。
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