『演劇ワークショップの企画/評価を考える』
~SPTワークショップラボ2013-14~
「SPTワークショップラボ」は、演劇ワークショップについて考え、実践していくための研究プログラムです。
『演劇ワークショップの企画/評価を考える』では、公共劇場における「演劇ワークショップ」の企画立案と評価について、検討していきたいと思います。
ファシリテーターとして活動している方、演劇ワークショップをコーディネートしている方、これから始めてみたいと思っている方、じっくりみんなで考えたいと思われる方、どなたでも大歓迎です。是非ご参加ください。
日程 |
Vol.1企画立案/世田谷パブリックシアターの場合 2013年12月19日(木) 19時~21時 講師:九谷倫恵子(世田谷パブリックシアター劇場部) 田幡裕亮(世田谷パブリックシアター劇場部) 福西千砂都(世田谷パブリックシアター劇場部) Vol.2企画立案/富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ、水戸芸術館の場合 2014年1月16日(木) 19時~21時 講師:中出千尋(埼玉県・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ) 古川真由実(水戸芸術館演劇部門) Vol.3評価 2014年1月25日(土)14時~16時 講師:大澤寅雄(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室/文化生態観察) 田幡裕亮(世田谷パブリックシアター劇場部) |
---|---|
内容 |
Vol.1企画立案/世田谷パブリックシアターの場合 Vol.2企画立案/富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ、水戸芸術館の場合 公共劇場では、さまざまな演劇ワークショップが行われています。公共劇場の制作者は、どのような視点から企画を立て、練り上げていくのでしょうか。それぞれの劇場における演劇ワークショップの事例を参照しながら、企画が生み出される様子を探っていきます。 Vol.3評価 「評価」という言葉から、冷たいものを感じるのはなぜでしょう。どうも好きになれないという方も大勢いらっしゃると思います。でも、実は「評価」という言葉には、次の3つの意味があるようです。①品物の価格を決めること。また、その価格。②事物や人物の、善悪・美醜などの価値を判断して決めること。③ある事物や人物について、その意義・価値を認めること。…今回はワークショップという活動の意義や価値、つまり③の意味での評価を、みんなで一緒に考えたいと思います。「評価」という言葉から、温かいものを感じられるように。 |
場所 | 世田谷文化生活情報センター セミナールーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー5階) |
講師 |
《プロフィール》 九谷 倫恵子(くたに りえこ) 早稲田大学大学院文学研究科在学中より、世田谷パブリックシアターのインターンシップに参加。同大学院修了後、2006年より現職。現在は、演劇を通じてさまざまなテーマについて考えていく「考えるワークショップ」や、演劇やダンスの批評を実践するレクチャー「舞台芸術のクリティック」などを担当。 田幡 裕亮(たばた ゆうすけ) 1985年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科在学中より、世田谷パブリックシアター「小学生のための遊ぶ演劇ワークショップ」に進行役アシスタントとして参加。2008年度より世田谷パブリックシアター学芸に在籍し、主に子どもワークショップ、区内を主とした学校への巡回ワークショップなどを担当している。 福西 千砂都(ふくにし ちさと) 東京学芸大学大学院にて演劇教育を専攻。同大学院修了後、NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺で貸館や劇場創造アカデミーを担当する。2012年度より現職。主に、世田谷に暮らす人々の「こえ」をアーカイブする「世田谷のこえ アーカイブプロジェクト」や、中学生対象のワークショップ「世田谷パブリックシアター演劇部 中学生の部」などを担当。 中出千尋(なかいで ちひろ) 埼玉県出身。桜美林大学総合文化学科(現・芸術文化学群)在学中に、「富士見市民文化会館キラリふじみ」でのインターンシップを経て、卒業後入職。劇場プロデュース公演、招聘等の公演事業に加え、ワークショップやアウトリーチ等も担当。劇場がより身近になるためのさまざまな活動を続けている。 古川 真由実(ふるかわ まゆみ) 福井県出身。世田谷パブリックシアターのアートマネジメント講座・第二期生を経て、2009年より現職。これまでに劇場でのプロデュース公演のほか、水戸中心市街地の飲食店を会場に演劇作品を上演する『プレイ×プレイ プロジェクト』や、演劇やダンスの手法を用いて地域について考える『WACCA project』など、地域住民と協同で行なう事業も多く手掛けている。 大澤 寅雄(おおさわ とらお) (株)ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室 准主任研究員、NPO法人アートNPOリンク事務局、NPO法人STスポット横浜監事。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊でNPOによる劇場運営について研修を 行なう。共著=『これからのアートマネジメント“ソーシャル・シェア”への道』、『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』。 |
参加費 |
受講料:3,000円(全3回) |
募集人数 |
20名程度 ※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。 |
申込み方法 | 以下申込みフォーム、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
備考 |
[主催] 公益財団法人せたがや文化財団 [後援] 世田谷区 [協賛] アサヒビール株式会社/東レ株式会社 平成25年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業 |
受付は終了致しました。
|
ひとつ前のページへ戻る