『現代アメリカ戯曲を読む』
演劇研究ゼミ
参加者が自由に舞台芸術について討論でき、新しい表現や創作手法などを探っていく場となることを目指す「演劇研究ゼミ」。今回は、「人種」を描き出している現代アメリカ戯曲に焦点を当て、原文で読み進めていきます。
どうぞふるってご参加ください。
日程 |
2011年 (1)10月20日(木)19時30分~21時30分 戯曲【1】David Mamet作『Race』(2010) (2)11月30日(水)19時30分~21時30分 戯曲【2】Bruce Norris作『Clybourne Park』(2010) (3)12月21日(水)19時30分~21時30分 戯曲【3】Suzan-Lori Parks作『In the Blood』(1999) ※各回1作品を取り扱います。 ※1回からお申込みいただけますが、連続して受講いただけることを前提に設定しています。 ※事前に戯曲(原文)を入手して、あらかじめ読んできてください。 入手が困難な場合は、劇場(03-5432-1526)までお問い合せください。 |
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内容 |
アメリカ文化において、もっとも重要な要素の一つは「人種」でしょう。主流とされた「白人文化」が常に「黒人」との関係のなかで定義されてきたことは、アフリカ系アメリカ人女性で初めてノーベル賞を受賞した作家のトニ・モリソンによっても指摘されています。本ゼミでは現代のアメリカの人種関係を照らし出す三作品、David MametのRace、Bruce NorrisのClybourne Park、Suzan-Lori ParksのIn the Bloodを読んでいきます。 三作品の考察を通して、現代日本の状況においてはどのようなことが考えうるか、どのように演劇で提示しうるかについて参加者の皆さんと議論していきたいと思います。 |
場所 |
世田谷文化生活情報センター セミナールーム (三軒茶屋駅前キャロットタワー5階) |
講師 |
《プロフィール》 外岡 尚美(とのおか なおみ) 青山学院大学教授。著書に『多文化主義で読む英米文学』(共編著、ミネルヴァ書房、1999年)、『境界を越えるアメリカ演劇――オールタナティヴな演劇の理解』(共編著、ミネルヴァ書房、2001年)、『ギリシア劇と能の再生――声と身体の諸相』(共著、水声社、2009年)。訳書に、イブ・コゾフスキー・セジウィック『クローゼットの認識論――セクシュアリティの20世紀』(青土社、1999年)。 |
参加費 |
各回1,000円 ※当日会場にてご精算いただきます。 ※ポイントカード対象レクチャーです。ポイントカードとは世田谷パブリックシアターのレクチャーを5回受講頂くと、1回無料で受講頂けるお得なカードです。 |
募集人数 |
15名程度 ※先着順に受付いたします。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。 |
申込み方法 | 以下申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
備考 | [協賛] アサヒビール株式会社/東レ株式会社 |
受付は終了致しました。
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