『演劇ワークショップで地域コミュニティーとのパートナーシップを築く』
PETA(フィリピン教育演劇協会)によるレクチャー
ワークショップ企画進行役のためのプログラム
現在、演劇ワークショップは、コミュニケーション力や創造力の育成というような効果をうたうキーワードで語られる傾向があります。この現状は、演劇ワークショップの可能性を狭めることにはならないか? 本プログラムはそのような疑問から始まりました。演劇ワークショップを、「演劇」の持つ創造性をベースに、捉え直していきたい―
現場でのワークショップの体験知からこうしたことを考えるに至った世田谷パブリックシアターは、演劇の研究のアプローチから同じような考えを持ち、2010年にPETAから講師を招聘してワークショップとレクチャーを開催した早稲田大学とともに、今回、PETA(フィリピン教育演劇協会)の進行役を招聘し、演劇のワークショップについて改めて考えていくためのワークショップとレクチャーを開催いたします。
本プログラムは、これから進行役として活動することを目指す参加者の方々が、PETAのワークショップの基本的な手法を学ぶと共に、なぜ進行役を目指すのかについて明確な意志を持ち、自らのワークショップの現場を見出すようになることも目的としています。ワークショップに魅力を感じて足を踏み入れ、そこから独自の活動を展開していきたいと思っている方々には、次へのステップへの大きな指針となるプログラムです。是非ご参加ください。
※本講座は無料でご参加いただけます。
※ワークショップ詳細はこちらから
日程 |
(1)2月8日(火)19時~21時 「PETAがめざしていること(仮)」 (2)2月13日(日)17時~19時 「演劇ワークショップで地域コミュニティとのパートナーシップを築く(仮)」 |
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内容 | 数十年フィリピンの地域社会と正面から向き合いながら演劇を創ってきたPETAが、今現在どのような問題・課題を抱えているのか、PETAの今現在の姿を探ります。また、彼らの近年の活動の中で重要視している「パートナーシップ」という存在について明らかにし、今後の日本の地域社会における演劇ワークショップの在り方について考える契機にしたいと思います。 |
場所 | 世田谷パブリックシアター 稽古場 |
講師 |
【進行役】アーニ―・クロマ(PETA)/クリス・ゴンザレス(PETA) ※通訳あり ○PETAとは PETA(Philippine Educational Theatre Association:フィリピン教育演劇協会)は、1967年の創設以来、社会変革を目標に、民衆のための演劇を生み出し続けている演劇創造集団です。 地域のコミュニティが自分を取り巻く問題に気付き、それを演劇で表現することを目的にしたワークショップ活動だけでなく、社会的な題材をテーマとした作品の創造・上演もおこなっています。 |
参加費 | 無料 |
対象 | 演劇ワークショップの進行役、コーディネーターとして今現在活動している人、また志している人 |
募集人数 | 各回30名 |
締切り | 2011年2月1日(火)必着 |
申込み方法 |
(1)名前 (2)住所 (3)電話番号 (4)年齢 (5)参加希望日 (6)進行役もしくはコーディネーターとしての今現在の活動状況を書いて、世田谷パブリックシアター「PETAによるレクチャー」係まで郵送、又はFAX(03-5432-1559)するか、以下お申込みフォームからお申込みください。 《郵送先》154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階 世田谷パブリックシアター「PETAによるレクチャー」係 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
備考 |
【主催】財団法人せたがや文化財団 早稲田大学演劇 博物館 演劇映像学連携研究拠点 テーマ研究「舞台芸術 創造とその環境 日本/世界」 【企画】世田谷パブリックシアター 早稲田大学演劇 博物館 演劇映像学連携研究拠点 テーマ研究「舞台芸術 創造とその環境 日本/世界」 【協力】PETA(フィリピン教育演劇協会) アジア演劇創造研究センター 【後援】世田谷区 平成22年度文化庁芸術拠点形成事業 |
受付は終了致しました。
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