『ボアールとフォーラムシアター』
世田谷パブリックシアターゼミナール2010
参加者たちが舞台芸術に関して自由に討論する場となることを目指して、世田谷パブリックシアターではシアターゼミナールを開催します。
今回のゼミナールでは、フォーラムシアターに焦点をあて、生み出された背景などについて迫ります。
日程 |
2010年6月15日(火) 19時~21時 講師:里見実(国学院大学非常勤講師) |
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内容 | 語源的にいっても演劇は「見る」ものであった。舞台と観客の分化から演劇は始まったといってもよい。この分化は遊びや儀礼という演劇の起源の場からの分離(あるいは乖離)をも意味していた。そのことが含んでいる両義性(可能性と危険性)の自覚から、ボアールをふくめたラテンアメリカの現代演劇運動は生まれている、と考えてよいのではないだろうか。ボアールと並行してサンティアゴ・ガルシアの論文集を訳しているので、両者が頭の中で混線しているのですが、その混線状態から浮んでくる問題をいくつか拾ってみたいと思います。 |
場所 | 世田谷パブリックシアター稽古場 |
講師 |
《プロフィール》 里見実(さとみみのる) 教育学専攻。中心領域は学習論、社会科教育論、開発教育論などだが、国学院大学退職後はラテンアメリカを中心にした民衆文化運動の翻訳と紹介に仕事の重点をシフトしている。著書『ラテンアメリカの新しい伝統』(晶文社)、『学ぶことを学ぶ』(太郎次郎社)、『学校でこそできることとは、なんだろうか』(同)、『タイの農村再生運動に学ぶ』(農文協)、『パウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」を読む』(太郎次郎社)ほか。訳書にボアール『被抑圧者の演劇」(共訳晶文社)、フレイレ『希望の教育学』(太郎次郎社)など。 |
参加費 |
1,500円(全1回) ※受講初日に会場にてご精算いただきます。 ※受付は15分前より開始、お申込後キャンセルの場合は必ずご連絡ください。 ========= ★「レクチャープログラム回数券」販売のお知らせ 世田谷パブリックシアターのレクチャーにお得な料金でご参加いただける2種類の回数券 を販売します。 世田谷パブリックシアターで2010年度内に開講される以下の講座(60程度)がすべてが 対象です。 ・パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座 ・世田谷パブリックシアター シアターゼミナール ・上演作品レクチャー ・世田谷アーティストトーク (1)18~24歳の方 種類:5回券 4,000円 【1講座当たり800円】 販売方法:オンライン販売(U24) (2)一般の方 種類:5回券 6,000円 【1講座当たり1,200円】 販売方法:オンライン販売 =========== |
募集人数 |
20名 ※先着順に受付いたしておりますが、万が一定員に達してご参加いただけない場合はご連絡いたします。 |
申込み方法 | 以下申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター 学芸 03-5432-1526 |
備考 |
[助成] アサヒビール芸術文化財団 平成22年度文化庁芸術拠点形成事業 |
受付は終了致しました。
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