ワークショップ・レクチャー

『地域社会と芸術―vol 4.(創造都市/横浜から持続都市/田村まで)
地域づくり構想と文化と環境』

パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座2008

専門家の方々をお招きして、それぞれの方のフィールドでの活動例や考え方をお話していただく中で、芸術が社会と結びついていくためのさまざまな関係の在り方を検討します。また、劇場やその他の地域における空間がどのように地域の魅力ある拠点、オープンスペースとなりうるのかということを考えていきます。
今年度は、魚沼市小出郷文化会館の榎本広樹さん、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」総合ディレクター北川フラムさん、「BEPPU PROJECT」の山出淳也さん、そして「クリエイティブシティ横浜」を進めている横浜市参与(東京大学)の北沢猛さんというラインナップでお送りします。

※なお、本講座は、世田谷パブリックシアターレクチャー2007の講座と、内容が重複する部分がございます。ご了承下さい。

 
 
日程 2008年12月4日(木) 19時~21時
 
 
内容 人間の創造力。そこから生まれる文化が、次世代都市を牽引し、地域社会の再生の力となる。成長の時代から非成長、そして縮小の時代に向かって、わたしたちの生活や社会は大きな変化を見せている。住みやすく魅力ある都市とは何か、未来社会の設計を考える。1970年代以降、横浜のアーバンデザインの実践に参画し、その後は日本の地方都市や中山間地において、文化と環境を軸にした再生論と構想を提案し」地域での実践を支援してきた。2004年の横浜市創造都市構想をはじめ、柏の葉国際キャンパスタウン構想、舞鶴赤れんがアートスクール構想など、自身が主宰する現在進行形の構想計画をはじめ、多くの実例を写真や図面をもとに解説。
 
 
場所 世田谷文化生活情報センター ワークショップルームA(キャロットタワー4階)
 
 
講師 北沢猛(きたざわ・たける)
アーバンデザイナー・東京大学教授(環境空間計画学)。横浜市参与・京都府参与・千葉県参与。信州塩尻市生まれ。横浜市企画調整局のアーバンデザイングループに参画。都市政策から市民参加のまちづくりを担当、都市デザイン室長を経て、東京大学(都市工学)。自治体との協働研究を、横浜市と福島県の喜多方市や田村市、京都府舞鶴市、千葉県柏市で進めている。UDCK柏の葉アーバンデザインセンター(2006)、UDCY横浜アーバンデザイン研究機構(2009)、UDCT田村地域デザインセンター(2009)、UDCKo郡山アーバンデザインセンターなどの拠点を開設してきた。グッドデザイン賞金賞(2006)や土木学会デザイン特別賞(2005)受賞。著書に「ある都市の歴史=横浜330年」(福音館書店)。編著に「未来社会の設計」(BankART)、「まちづくり読本-協働の時代-」(ぎょうせい)、「都市のデザインマネジメント」(学芸出版)、「明日の都市づくり」(慶応義塾大学出版)など。
 
 
参加費 参加費 1500円
※受講初日に会場にてご精算いただきます。
 
 
募集人数 30名
※先着順に受付いたしておりますが、万が一定員に達してご参加いただけない場合はご連絡いたします。
 
 
申込み方法 下記申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター 学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [助成] アサヒビール芸術文化財団
 
 
受付は終了致しました。
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